表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冤罪をかけられた隣の男子、強すぎ。  作者: @TxT_AOI


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/39

なるべく、早く  side?

「なあ、松村って本当にミチカの事いじめてたんかな」


どうして?


「だってミチカずっと否定してんねんもん。いじめられてなんかないって」


あの子は我慢したがるから。


「そうやんな…皆に心配をかけたくなくて言ってるんやんな」


そうだよ。貴女がちゃんとあの子を守らないと、松村君に壊されちゃう。


「…せや、私が、守らないと」






「……ミチカ遊んでくれなかった、もしかして私のこと嫌いになっちゃったのかな…?」


いや、そんな訳ない。きっと何か用事があっただけ。 


「……でも、松村君と居た所を知り合いがみたっていってたし……」


松村君としなきゃいけない用事があったのかな。


「……そんなの思い付かない……」


何をしてたんだろうね。二人でなんて、許されない。


「………もっと頑張らなきゃ…」








「何故、先生はあんなに大人しくなったと思いますか」


分からないよ。けど大人しくなったならチャンスなんじゃない。


「そうですね、ずっと邪魔でしたから」


きっとあの子は今油断してる。


「僕は今すぐ行動をするようなやつではありませんよ」


でも、先生のような邪魔者がまた増えちゃうよ。


「どうして貴女はそこまで彼女を早く襲って欲しいんですか」


……


「分かりました。僕は貴女に協力した身ですから…考えてみます」








「最近イライラするんだ。早く発散したくて身体が疼くぐらいなぁ!」


なら、ちょうどいいサンドバッグが居るよ。


「あ?誰のことだ?」


殴れる口実もあって弱そうな子だよ、ほら。


「あぁ、松村の事か…確かにな?都合がいいぜ」


うん。なるべく早い方がいいよ。逃げられる前にね。


「…ふん。そうだな…楽しみだぜ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ