表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/23

バレンタイン特別編

二日遅れで執筆&投降~

作「・・・さて、今回集まってもらったのには理由がある」


ケ「そりゃ有るだろうよ」


作「・・・ラスティ、昨日が如何言う日だったかを言ってみろ」


ラ「え?僕?・・・・・・普通の日?」


作「違うッッッッッッ!断じて違うッ!」


ラ「ひいっ!なんか怖いよ作者さん!」


作「ったく、これを知らないなんて・・・お前、実は地球外生命体だろう」


ラ「違うよ!?・・・そんなに有名な行事なの?」


作「・・・当然だ」


ケ「どんな日なんだよ、俺も知らねえぞ?」


作「・・・昨日は・・・そう、だな・・・簡単に言うと・・・

”世界の半分が泣いた日”だ」


ケ「は?」


作「そう、かの

”か、勘違いしないでよね!義理なんだから!”とか言われてチョコレートを渡される日だ・・・

普通、そのイベントは俺達モテナイ組みには関係がない」


ケ「勝手に入れるな」


作「だが・・・今回は、いるだろう」


スッ、と椅子から立ち上がる作者


作「俺達の敵・・・いやむしろ全世界のモテナイ男たち共通の敵・・・

竹中 正一郎が!!」


後ろに貼って有った正一郎の写真を叩く作者


ラ「・・・いや、別に僕は―――


二人「ハーレム野郎、逝って良し!」


ぱかっ、とラスティの座っていた椅子の床が抜ける


ラ「ま、また!?またこんな扱いなのぉぉぉぉおおおお―――――!?」


そして床が閉まり、声が遮断される


作「・・・悪く思うな、ラスティ

お前の尊い犠牲は・・・皆の士気を上げるのに必要だったんだ!」


ケ「いや、今ここに俺達二人しかいないよな」


作「・・・そうだな、工作隊は三人が基本。・・・誰か呼ぶか」


ケ「そう言う意味じゃなかったんだが・・・で、誰にすんだ?」


作「・・・戦力的に、アレックスなんてどうだろう」


ケ「おお!ナイスアイディア!」


作「じゃ、呼ぶぞー」


おもむろに携帯を取り出す作者


作「・・・あ、アレックスか?ちょっと来い


・・・何?『今”人面”から逃げてるから後にしてくれ』、だあ!?

手前!美女・・・いや美少女に追いかけられるたぁいい度胸だ!

覚えてろ!・・・ちくしょー!!」


ケ「・・・ハズレっぽいな」


作「・・・くそっ・・・」


セ「面白そうな事やっておるのう」


作「せ、セノリ!よく来たな!」


セ「ふ・・・儂たちは、同士じゃろう?」


ケ「せ、セノリお前・・・」


作「よっしゃあ!これならいけるぜ!」


二人「「ああ!」」


作「作戦名、”ヴァレンタイン”・・・開始だ!」





シ「はい、正一さん」


シェディは正一郎に向かって”暗黒物質ダークマター”を渡す


正「いや・・・シェディ、何それ」


シ「ちょこれーとです!」


黒い塊を見て、胸を張るシェディ


正「・・・ちなみに、誰が作ったの?」


シ「勿論、私です!」


正「・・・こ、これが・・・世に言う、”ヘヴン状態”!?」


そりゃハーレムっぽい事してりゃあな


っと、私情が入りました、スミマセン


シ「さっそく一口どうぞ」


正「ゑ?ここで?」


シ「はい!」


正「へ、部屋で味わって食べたいなー、なんて・・・」


シ「(キラキラ)」


正「そ、そんなに目を輝かせて俺を見ないで・・・」


シ「(キラキラ)」


正「・・・今食べていい?」


シ「どうぞ!」


正「・・・ええい、ままよッ!」


パクッと齧り付く正一郎


そしてそのまま―――崩れ落ちた


シ「し、正一さん!?正一さーん!」





作「・・・既に制裁は受けてるんではなかろうか」


二人「「多分な(の)」」


作「んじゃ気にせず、次はアレックスな」


ケ「・・・セノリ、お前は良いのかよ」


セ「何がじゃ?」


ケ「いや一応息子だろ?」


セ「ああ、気にしないでよい、・・・元々懲らしめるつもりじゃったし、な」


作「じゃあ決定だな、作戦名・・・”鮮血の洗礼”、・・・開始だッ!」


二人「「ああ!」」





ア「じ、”人面”・・・お前、俺に一体どんな恨みが有って―――」


面「恨み、ですか・・・山ほど」


ア「なんで!?俺そんなに迷惑かけたっけ!?」


面「そうやって全く気がついてない人が最も迷惑なのです」


はあ、と見せつけるように溜息を吐く”人面”


面「と、言う事で―――今回の”しょくざい”は皇子自信にやってもらいましょう」


ア「・・・そのしょくざい、が贖罪なのか食材なのか分からんのだが」


面「勿論、後者です」


ア「殺す気満々か手前」


面「そ、そんなっ!私は・・・ただ、喜んでもらおうと・・・」


ア「嘘だッッッッッッッ!」


面「バレましたか」


ア「手前・・・」


面「と、言う事で・・・調理に参りましょうか」


ア「何作る気だ」


面「勿論・・・人肉入りチョコレートです。・・・シチューの方がお好みでしたか?」


ア「俺ひき肉!?だ、誰かぁぁあああ!!」





作「・・・うん、これはあれだ、スル―だ」


本日の教訓


”モテルからと言って幸せになるとは限らない”


作「・・・でもま、モテたいよなあ」


ケ「・・・末路は見えたのにな」


セ「それでも夢を追い続けるのが、男じゃ」


二人「「だな」」


そんなこんなでバレンタインは終結した―――三人の、尊い犠牲をだして


・・・カオス

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ