表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
502/1539

ハッカー殲滅作戦(百三十六)ねずみ狩り

「所でさ、旦那さんとは仲良し?」

 高田部長イーグルが、朱美ミケに質問した。

 新婚の朱美ミケにしてみれば、それは『大きなお世話』以外の何物でもない。直ぐに答える。


「仲良しですよ? 朝も、昼も、夜もっ」

「朝からぁ? いや、そこまで聞いてないよっ」

 高田部長イーグルが苦笑いで言っても、朱美ミケは『フンッ』といった感じだ。


「写真持ってる?」「えっ?」

「いや、『写真』だよ写真。持ってないの?」「はい」

 まるで『持っている訳ないでしょ?』と言う感じで朱美ミケが答える。高田部長イーグルは渋い顔だ。


 しかし、それは嘘だ。ちゃーんと知っている。


 会社のロッカーに預けたスマホには、ベッドで旦那と(ヒョイ)一緒に撮った(ヒョイ)写真が、(ヒョイヒョイ)それはもう大量に、(グハァアッ)保存さ、れ、t


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ