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詩集

砂のように崩れ落ちる☓☓

作者: キハ

ああどうしてなの


自身の手からすぐに


まるで砂のように


零れ落ちていく



人間決めたものさえも

たまに壊れていくこともあるからね

そんなとこ哀しいけどだから

失わないよう努力してるのかもね



ああどうしてなの


落ちていく速度は止められぬ


あれだけ決定的だったのに


砂のように崩れ落ちてく足元



どんなに優位で決定的でも

時に崩れていくこともあるからね

ねえそんなとこ儚いけどだから

失わないよう頑張るのかもね



全て全力で作り上げたモノ


そんなモノさえ砂のように


そう言ってる今もああ零れ落ちていく


ああどうしてなの



もしかすると君のモノも

すぐに崩れ落ちるかもしれないね

もしかすると私のモノも

すぐに壊れていくかもしれないね


だからそうならないように

一生懸命保っているのかもしれない

この幸せ続きますように

って死ぬ気で守るのかもね



砂のように……


崩れ落ちる……


零れ落ちてく……


止められない……



ああどうしてなの




『だから頑張るのかもね』





『その地位崩れ落ちぬよう』


『その幸せ続けられるよう』


『手にしたモノを守り抜く』





掴むまでは良かった

掴んだその後は失う怖さ襲う

砂のように崩れ落ちてしまうのではないかと……

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― 新着の感想 ―
[良い点] 夢をつかんだ後の喪失感、って感じが好きで好きです! [一言] 書いてくれてありがとう~(≧▽≦)
[良い点] 失う恐怖があるからこそ人は頑張るのでしょうね。 素敵な詩をありがとうございました!
2022/08/05 18:47 退会済み
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