7話.勉強&スキル 鑑定習得(2018/05/29修正)
家に戻ってからは、家庭教師のエルマ・ニーチェから勉強を教えてもらっていた。
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エルマ・ニーチェ
戦闘は一般人並みにしかできないが、驚くべきところは禁書や教会関係者以外見れないもの等を除く全てのことを知っている頭脳だ。そのとんでもない頭脳の理由は何でも、スキル 完全記憶をもっているからだそうだ。国内を問わず国外からも就職しないかと誘われているらしい。
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俺はそんなすごい人から教えてもらっている。
何故、教えてもらっているかは、昔、父さんが冒険者の時に助けてもらって、恩を感じていたそうだ。それで、恩返しのために俺の家庭教師を引き受けたそうだ。
教えてもらったことは、
貴族の爵位と貨幣の種類、計算、読み書き、スキルの習得方法だ。スキル 溶解液のことも、エルマ先生から教えてもらった。何でもスキル 溶解液を使えたら戦争に勝てるんじゃないかと考えた人がいたそうだ。先生は俺にこのような無茶なスキル習得方法は試すなということを教えるために話したらしい。
さて、話が逸れたがまず、貴族の爵位についてだ。
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貴族は、王族→公爵→侯爵→辺境伯→伯爵→子爵→男爵→準男爵→騎士爵だ。
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次に貨幣の価値だが、
貨幣は大大陸貨→大陸貨→小大陸貨→大白金貨→白金貨→小白金貨→大金貨→金貨→小金貨→大銀貨→銀貨→小銀貨→大銅貨→銅貨→小銅貨だ。
普通に生活していたら小金貨以上なんて使わない。
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俺が元いた世界の金額に直すと、
大大陸貨1000兆円
大陸貨100兆円
小大陸貨10兆円
大白金貨1兆円
白金貨1000億円
小白金貨100億円
大金貨10億円
金貨1億円
小金貨1000万円
大銀貨100万円
銀貨10万円
小銀貨1万円
大銅貨1000円
銅貨100円
小銅貨10円
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計算は…四則演算だけだからとても簡単だった。お陰で、エルマ先生から驚かれたがとてもほめられた。
読み書きも、簡単だったから、またエルマ先生に褒められた。
スキル習得の勉強はとても楽しくて俺はこれが好きだ。この日はスキル 鑑定を勉強した。習得方法は、知りたいものをもっと知りたいと思うことだった。…まさかの根性論。…まぁ、それもそうか。
「では、今日の学習はこれまで。お疲れ様でした。」
「はい。エルマ先生ありがとうございました。」
そう言って俺は部屋を出て行く。俺の頭の中は既にスキル 鑑定を習得したいという思いで一杯だった。部屋に戻ってからはひたすら物をじっっと見つめて知りたい知りたいと思っていた。
数分後。
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スキル 鑑定レベル1を習得しました。
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よっっっしゃーーー！！！！！！と叫びたいのをこらえて、スキルを習得した歓喜にうち震えていた。早速、鑑定を使ってみよう。俺は(心の中で)鑑定と唱えた。
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モンスター図鑑
モンスターのことが載っている図鑑。
スキル 鑑定のレベルが低いため表示されません。
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…まぁレベル1だったらそうなるか。でも、鑑定を手に入れたことはとても嬉しい！俺は変なテンションのまま、片っ端から鑑定を唱えた。
数分後。
疲れて床に倒れて眠る俺がいた。眠る前に
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スキル 鑑定がレベル2に上がりました。
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というのを聞いて俺は眠りについた。
やっと、シズナにスキル 鑑定を習得させれた。
