表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/167

貸本屋の恋愛事情1:自分に合う本

幽世の吉原編スタートです!


 冬の幽世はどこまでも静寂に包まれ、そして妖しげだ。

 あやかしたちはこぞって棲み家に引き籠もり、春に焦がれながら惰眠を貪る。煮炊きの煙が上がる時だけ誰かの気配がするけれど、それ以外は息をするのも憚るくらいに、静まり返っているのが冬の幽世。


 眠りに落ちたような幽世を照らすのは、冬特有の血のように赤い空。数多の星々が揺蕩う凍てついた空は、雪で白く染められた世界を赤く上塗りする。 


「…………ふっふふふ」


 そんな冬の日には、客がいるはずもなく。延滞金回収が一段落ついた私は、アルバイトのない日は日がな一日「積ん読」を崩すのに夢中になっていた。


「積ん読」とは――所謂、買ってはみたものの読む時間がなく、ただただ積んで置いた本のことである。小さい頃に読み、夢中になっていた中華もの長編シリーズに久々の最新刊が出たことで浮かれた私は、片っ端から似たようなジャンルの本を買い漁っていた。


 もちろん、お小遣いの範疇で、だ。それを、上から順番に読む……ああ、なんて幸せなひとときなのだろう……!


「はあ。この後どうなるの……」


 煎餅を囓りながら、夢中になって文字を追う。薬缶から吹き出る蒸気、石油ストーブから伝わる熱がなんとも心地よく、静かなことも相まって読書が捗ることこの上ない。


「……夏織くん。悪いがお茶を用意してくれないかね」


 その時、私の隣で本を読んでいた紳士がそんなことを言った。その人は、質のよさそうなスーツを着ている癖に、皺になるのも厭わずに畳の上であぐらをかいている。室内だというのにハットを被ったまま、手には革手袋を嵌めて、灰色の瞳を爛々と輝かせて手の中の物語をうっとりと追っていた。


 私は本から視線を上げることもなく、あっさりとそれを断った。


「今、最高にいいところなので、ご自分でどうぞ」


 その瞬間、紳士はどこか泣きそうな声で言った。


「夏織くんは僕に冷たすぎやしないかい。こちとら年寄りなんだ、労ってくれてもいいじゃないか! それに僕は君の雇い主だ! 少しくらい気を遣ってくれたって……!」


 私は本から嫌々視線を上げると、じとりとその人を睨みつけた。


「ここは幽世で、今は仕事中じゃないです。遠近さん、お茶ならポットに入ってますから、ご自分で淹れてくれませんか? ライバルが死ぬか生きるかの瀬戸際なんですよ!」

「むむ、それは一大事だ。よし、自分で淹れよう」


 あっさりと納得した紳士――現し世でのアルバイト先のオーナーである河童の遠近さんは、そそくさと立ち上がると台所へと向かった。


 ――初めから自分で淹れればいいのに。


 そう思っていると、台所でお茶を淹れている遠近さんの声が聞こえてきた。


「女性が淹れてくれた方が、二倍にも三倍にも美味しいに違いないんだけどねえ。可愛い夏織くんが、僕に自分でお茶を淹れるという試練を与えてくれたんだ。その仕打ちに僕は耐えてみせるよ。フッフフ、お茶も淹れられるなんて……僕は完璧だな!」


 ――なんか自分に酔ってるな……?


 クスクス笑って、台所にいる遠近さんに声をかける。


「遠近さん、今の発言、セクハラっぽいですよ!」

「なんだって。生きづらい世の中になったものだね!? ああ、思ったことを口に出来ない人生なんて、乾ききった砂みたいなものだ」


 遠近さんはさも驚いた風に言うと、どこか浮かれた足取りで戻ってきた。そして、炬燵の上に湯呑みを置くと、ウキウキと読みかけの本に手を伸ばす。彼が読んでいるのは、江戸川乱歩の「黒蜥蜴」。その連載版が載っている大衆紙「日の出」だ。黒蜥蜴は、この世のあらゆる美しいものを蒐集する女賊が主人公で、かの有名な探偵、明智小五郎が出てくる作品として知られている。


「ああ……黒蜥蜴。これほど美しく、聡明で、残酷で、狡猾な女性は彼女以外にいないよ。夢の中でもいいから、生きている彼女にお目に掛かりたいものだ。文章からにじみ出てくる婦人の色香に、胸の高鳴りが止まらない!」


 ……どうやら、黒蜥蜴の世界に入り込んでいるらしい。


 どちらかというと、普段は紳士的な振る舞いを心がけている遠近さんだが、一旦こうなると非常にめんどくさい。まるで戯曲の登場人物みたいに、大袈裟な手振り身振りで自分の世界に陶酔し始めるのだ。これは一旦、作品から気を逸らさないと。


 ため息を零しつつ、本に熱中している遠近さんに声をかける。


「それにしても、すみませんね。お待たせしてしまって」

「いやいや、いいのだよ。こうやって好きな本を読めるのだし」


 遠近さんは東雲さんの親友で読書仲間だ。その縁もあり、現し世で私を雇ってくれている。今日は東雲さんと一緒にお酒を飲む約束をしていたらしい。お互いのおすすめの本を持ち寄り、それを評論する……そんな会を、ふたりは定期的に開催していたのだ。しかし、当の東雲さんはというと――。


「うっがあ! 書けねえ!」


 居間の隣にある東雲さんの部屋から苛立った声が聞こえる。どうやら、いつもどおりに筆が進んでいないらしい。先日、ふてくされて原稿を放棄した結果、こうやって締め切りに追われているのだ。そのせいで、遠近さんがわが家で読書する羽目になっているわけだ。


「東雲と本について語り合うひとときもいいが、気まぐれに目についた本を読み漁る時間も素晴らしいものだ。一度読んだ作品であっても、版元の違う物を敢えて選んだりね。この貸本屋の蔵書の数はそこらの図書館にも負けない。いくらでも待てる気がするよ」


 しかし、そんな時間すら遠近さんからすると楽しいらしい。上機嫌で語っている。


「……よく、そんなに夢中になれるな」


 すると、呆れたような声が聞こえた。

 それは、水明のものだった。炬燵に入った彼は、私たちのように大量の本に囲まれながらも、どこか興味のなさそうな顔をしている。


「好みの本、なかった?」


 私が訊ねると、水明はパラパラと手の中の本を捲り、小さく息を吐いて閉じた。


「いまいち、面白さが分からない」

「うーん。そっか」

「……俺に合う本はどこにもないんだろうか……」


 水明はしょんぼりしている。そんな彼に私は言った。


「本に拘らなくても、映画とかドラマとか、それこそゲームとかでもいいんじゃない?」


 すると水明はふるふると首を横に振ると、「本がいい」と言った。そして、近くにあった本を手に取り、また目を通し始める。


 そんな水明の様子に、私は手もとの本を閉じて小さく息を吐いた。


『――本を読みたいんだ』


 冬のある日。水明は私にそう言った。

 水明と出会ってから、半年と少しが経った日のことだ。


 今まであまり本に興味のなさそうだった水明がそんなことを言い出したものだから、とても驚いた。話を聞くと、どうもある出来事がきっかけだったらしい。


 葡萄色の空に彩られた秋の日。幽世で、水明は死んだ母親と再会した。

 彼は母親と五歳の頃に死に別れていた。病死した母親は、幼い水明を遺して逝ったことを悔い、転生できずに魂が幽世に留まっていた。魂の休息所と呼ばれる場所で再会した親子は、ほんの数日だったが一緒の時間を過ごしたらしい。


『自分の感情を上手く表現できない俺に、母は言ったんだ。本を読め。たくさん読んで色々な感情を学べ、と』


 だから本を読みたいのだ、と水明は真摯に訴えた。


 幸い、わが家は貸本屋だった。本ならば唸るほどある。私は、水明に様々な本を読ませた。今までほぼ本を読んでこなかったという彼に、短編から数百万部売れているというベストセラーまで。しかし――。


 水明は再び本を閉じると、ため息を零した。


「これもよくわからない。……どうして主婦が探偵のようなことを……? この刑事、守秘義務という言葉を知らないのか?」

「え、エンタテインメントだから! フィクションよフィクション!」

「この間読んだ漫画……小学生なのに、殺人事件に遭遇しすぎじゃないか? 幼い頃から頻繁に死体に遭遇していたら、人格形成に支障をきたしそうだ。将来、殺人に手を染めそうな予感がしてならない」

「……っだあ! 現実に即した作品だから違和感があるのよ! じゃあファンタジーはどう。ファンタジーは!」

「このエルフとかゴブリンやらはなんだ? どこかのあやかしか?」

「トールキンの指輪物語から読まなくちゃ駄目なやつ!?」

「ゆびわ……あの分厚いやつか……? あれを、俺が読む……?」


 ――どうしてか、水明は上手く本を読むことができなかった。


 読みたい気持ちもあるし、長文を読む能力はある。しかし純粋に楽しむことができない。

 悩む私に、水明はすまなそうに言った。


「すまない。どうにも慣れなくて。なにせ、俺は物語に触れたことがない。……実際は、物心つくまえに母が読み聞かせをしていたようだが、それを知ったのは最近だ」


 水明はある意味で「純粋培養」だった。彼を育てた白井家の面々は、意図的に創作物全般に触れないように育てたらしい。だから、フィクションの意味も意義もよくわからない、と語った水明は次のように続けた。


「父や白井家の老爺たちは、あらゆるものから俺をシャットアウトしていたからな。幼い頃は真っ暗な部屋に閉じ込められていたし、学校も行っていない。生きるのに必要なことは、すべて老爺から教わった。知識、常識、祓い屋としての立ち振る舞い、武器の振るい方、あやかしの殺し方……」


 水明は顔から表情を消すと、どこか忌々しげに言った。


「アイツらにとって、情操教育なんて邪魔以外の何者でもなかったのだろう」


 水明は元祓い屋で――そして、犬神憑きの家系に生まれた犬神遣いだ。


 ――彼は、感情を持ってはならないと言われて育てられた。


 犬神の特性として、使役者が誰かを羨んだりすると、相手を傷つけたり、物を壊してしまったりするという。祓い屋として生計を立てている以上、万が一にでも依頼者を傷つけるおそれがある「感情」というものは脅威だった。それにしても感情そのものを禁止するのは過剰反応なような気もするが、もしかしたら過去になにかあったのかもしれない。


 幸いにも、今や水明はその呪縛から解き放たれている。犬神のクロとは今も一緒にいるが、呪術的な繋がりは切れていた。今はもう、ただの友人であり相棒だ。


 水明はため息をつくと、山積みになった本を眺めながら言った。


「創作にあまりにも触れてこなかった俺が、本の楽しさを知るのには時間が掛かるのかもしれないな。やはり、人間の成長過程と同じように、子ども向けの絵本から地道に読み慣れていくしかないのかもしれない」

「そっか」


 水明は、過去の自分から脱却し、新しい道を進もうとしている。

 その最初の一歩が読書によって感情を学ぶことなのだろう。


 できれば協力してあげたいと心から思う。


 ――でもなあ。無理矢理、興味のない本を読んだって仕方がないし。


「水明が楽しめそうな本……かあ。なにかないかな」


 ひとりウンウンと唸っていると、炬燵布団がモコモコと蠢き、そこからひょっこりとある人物が頭を出した。


「話を聞いていれば。いやいや、わかってないなあ」


 それは金目だった。烏天狗の双子の片割れで、私の幼馴染み。濡れ羽色の髪は炬燵の中にいたせいかやや乱れていて、普段は山伏のような恰好をしているものの、今日は白いハイネックのニットを着ていて、やけにラフな恰好だ。


 いつも双子の弟である銀目と一緒にいる金目が、なぜ貸本屋にいるのか。どうも、銀目が鞍馬山僧正坊(おししようさま)と一緒に滝行に出かけてしまったらしく、ひとりで寂しかったらしい。金目は行かなくていいのかとも思ったが、炬燵で惰眠を貪り始めたので放って置いた。どうも私たちの会話を聞いていたらしい。タレ目がちな金色の瞳を楽しげに細めて、水明に向かって言った。


「水明もさあ、年頃の男の子でしょ? 読むならやっぱりエッチな本でしょ。エッチな」

「……っな、なにを言い出すの! 金目の馬鹿!」


 真っ赤になって抗議をすると、ケラケラ笑った金目は至極真面目に言った。


「年頃の男児が性的な物に興味を持つのは、極々自然なことだと僕は思うけどね~? というかさ、疑問があるんだけど」


 そしてじっと水明を見つめると、小さく首を傾げて言った。


「なんというか……水明って、恋愛に関するあれこれってどうやって勉強したの?」

「……恋愛?」


 金目の言葉に、水明は不思議そうに首を傾げている。すると、金目は更に続けた。


「これはあくまで僕の持論なんだけどね~。恋愛って、誰かに教わることじゃないと思うんだ。例えば仲睦まじい両親の姿を見て、『愛』を知ることはできたとしても、恋愛を理解することはできない。なぜならば両親は恋愛なんて課程、とっくに過ぎているから。じゃあ、なんで学ぶんだろうって思ったら、それはきっと学校とかの集団生活の中、もしくは本とかドラマとか映画とか……創作物からじゃない?」

「あ……。そうかもね。教師や親は異性との付き合い方は教えてくれないよね。保健体育で性教育はしても、そこまではねえ」

「だろ? 人間だって動物だからね~。本能で異性に性的衝動を覚えることあるとは思う。でも、その次に起こすべき行動を選ぶ時、必ずといって人間はなにかを参考せざるを得ない。文化的で理性的ななにかをね~。だって今の世の中、好きだからって即押し倒したら捕まるだけだもん」

「金目、言いたいことはわかるけど、もうちょっとオブラートに包んで」

「え~。面倒だからやだ」


 すると、金目は水明を興味津々の様子で見つめると重ねて訊ねた。


「だから疑問だったんだ。水明の恋愛事情!」


 ――なにを聞きだそうとしているんだか……。


 若干呆れ気味に、幼馴染みを見つめる。けれど、内心は少しドキドキしていた。水明の恋愛事情なるものに、私自身も興味があったからだ。


 すると、水明は少しだけ考え込むとグッと眉根を寄せた。


「……恋愛事情、なるものはよくわからないが。俺に教育を施した老爺から、人の繁殖行為については教わった」

「繁殖行為」

「老爺が用意してくれたのは、古めかしい和綴じの本でな。筆で描かれた男女の絡み合う絵を手もとに置きながら、老爺の実体験を」

「わあああああ! 待って! 水明やめて!」


 思わず水明の口を塞ぐ。水明は迷惑そうな顔をしているけれども、それどころではない。

 なんというか……なんか、なんかいたたまれない!


「……ヒーッ……ヒヒ、ヒヒヒヒ……なん、なにそ……実体験……グフッ」


 水明の話を聞き出した当人は、お腹を抱えて声にならないくらいに大笑いしている。


 私はゆっくりと水明の口から手を離すと、ほうと息を漏らした。自分のことじゃないのに、まるで自分のことみたいに羞恥心に駆られて全身がむずがゆい。


「なにか変なことを言ったか?」


 水明自身は理不尽さを感じているらしい。普段以上にムッツリと顔を顰めると、蹲って笑っている金目を不満そうに見つめている。


「水明、気にしないでいいよ。というか、金目のいつもの悪ふざけだから」

「……気にはしていないが。まあ、つまりは恋愛なんてよくわからないということだ。そもそも、普通の人間にあるような感情の機微もわからないし」


 ため息と共に紡がれた言葉に、敏感に反応した人がいた。


「ほっほう! 興味深い」


 それは今まで黙って話を聞いていた遠近さんだ。

 ロマンスグレーなお顔をキラキラと少年みたいに輝かせた遠近さんは、ススス、と水明の隣に移動すると、どこかソワソワした様子で言った。


「つまり君は、恋愛物のお約束や心の葛藤をまったく知らないということだ。ああ! 羨ましい!」

「羨ましい……?」


 水明が首を傾げると、遠近さんはどこかうっとりとした顔で言った。


「そりゃそうだ。精神が成熟した状態で、なんの前知識もなく物語を楽しめる。過去の大作も新たに生み出された名作も、まっさらな状態で見られるのだろう? 無限の出会いが待っているのだよ? 君の前に紡がれる物語はすべてが瑞々しく、そして革新的なのだ。これが羨ましくなければなんだというんだい!」


 遠近さんは興奮気味に頬を染めると、水明の手を握って言った。


「それに金目くんの言葉も一理ある。エッチな本云々は、ここでおおっぴらに語ることではないが、君の年頃であれば異性に興味を持って当然だ。今、君が読むべきは、青春や恋愛を取り扱った作品だろう。……夏織くんが用意した本は、どれも恋愛要素が薄い物ばかりのようだし」


 遠近さんの言葉に、思わずたじろぐ。


「うっ……。私はロマンスより冒険が好きなんです!」

「いやいや、僕も冒険物は好きだよ。それが悪いとは言っていない。冒険の中で育まれる恋も尊いが、やや添え物感があるからね。ここは目先を変えて、恋愛を主題に取り扱った作品群に触れるのが適当だろう。ただ、それにも善し悪しがあるからな……。よし、恋愛物について造詣が深い知り合いを紹介してあげようじゃないか!」

「あ、ああ……」


 やや興奮気味な遠近さんに、水明は若干引き気味だ。

 私は遠近さんをじろりと睨みつけて言った。


「なにか企んでません……?」


 すると、遠近さんは不必要なほど爽やかな笑みを浮かべて私にこう言った。


「ハハハ。そんなまさか。僕はね、若人たちがジレジレもじもじしながら、徐々に距離を縮めていく様を見るのが無性に好きなだけで」

「それ、どういう趣味ですか……」

「なにか迷うことがあったら、この胸に遠慮なく飛び込んでくるがいいよ!」

「遠慮しておきます」


 そんなあ! と涙目になった遠近さんに、苦笑いを零す。

そして、冗談にもほどがあると水明に同意を求めようとして――。


「わかった。恋愛には興味がある。紹介してくれ」


 彼の言葉に、顎が外れそうになるほどに驚いてしまったのだった。

吉原もいつか書きたかったテーマなので楽しかった……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ