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誕生! 俺は同人ファイターだ! その二

 描王は、目にもとまらぬスピードで移動しながら構造解析で死角を割り出し、隠れてから自身の体を地球人そっくりに変化させたのだった。もちろん、服も適当に似せて作っていた。その後は「怪物に怯えて逃げる一般人」を装って悠々と逃走したというわけだ。

 そして考える。あの人間――歩のことだ――を殺すには、どうしたらいいのかを。


 ――再び無差別に描力を集めても、すぐにあの人間がやってくるだろう。いたちごっこにしかならない。


 ――策を練る間、隠れる場所が必要だ。


 ――部下も、もっと強力なのが必要だし、数で攻めると質が落ちる……


 そんな風に今後の作戦を考えつつ、人類を観察し始めた。今まではエネルギー源程度にしか考えていなかった人類を利用できないかと考えだしたのだ。

 そしてすぐに捉えた。カツアゲをしているいわゆる不良――悪そうな奴――を。


 ――人間でありながら人間に害をなす不思議な連中もいるのだな。


 その不良は、目的の金品が手に入ると、相手をすぐに解放した。


 ――殺して奪えばいいのに……あの程度の悪では利用しにくいだろうが、他にもっと都合のいい連中がいるかもしれない……


 描王は、描力探知能力を発動した。外見からはわからないが、あたり一帯の個々の描力の強さや性質を測ることができる。


 ――悪い人間の描力とは、こういう波長なのか。心地よいな。


 すぐにでも描力を奪いたい衝動にかられながら、描王はそれがもっと濃い場所を探した。悪極まりない人間を、自分に協力してきそうな、自分が利用できそうな人間を探したのだ。

 そして、見つけた。


     □     □


 全員に描力を分け終わった歩は描我転身を解いた。

 東京ジャンボサイトに到着した救急車たちによって、一度昏睡した人々が病院へ次々に運ばれている。エイミィによれば、描力は自力で戻るものの、描我転身した人間による治療は世界初なので、体や精神に異常がないか、念のため調べた方がいいということだ。

 それを少し見送ってから、歩はエイミィと共に、応援で来た警察官のパトカーによって警察署へ移動した。

 歩とエイミィはそれぞれ別の取調室に通され、事情聴取が始まった。



「道本歩くん、今回、事情聴取を担当することになった、剛本典也です。よろしく」


 そう名乗った警察官は、見たところ五十代と言ったところ。かなりがっしりとした体つきだが、背はそれほど高くない。


「早速だが、現場で歩くんが見聞きしたこと、それとやったことを教えてくれるかね」


「最初はいつも通りの即売会だったんですが……」


 歩は、エイミィが現れたこと、怪物たちが現れたこととグローブを渡されたこと、そして戦ったことを説明した。


 しかし、さすがに「本当に変身した」ことは理解されなかったため、取調室でもう一度描我転身をして見せた。剛本は驚き、自分が幻覚を見ているのではないかと言い出し、別の警察官も三人ほど呼び、確認をとった。

 そうして、ようやく信じてもらえたのであった。


 そこからはスピーディに進んだが、それからは警官たちはみな難しい顔をしていた。歩の言っていることが本当なら、本物の怪物が日本に紛れ込み、活動していることになってしまうし、警察官の装備ではとても対応できないだろうと思われるからだ。

 実際には例え自衛隊が出動しても描王たちを止めることなどできないのだが、まだ彼らにはわからないことだった。

 そして描力と呼ばれるエネルギーを抜かれたから倒れた人々に、逆に描力を分け与えて蘇生したことまで話した。


「……ところで歩くん、なぜ君はこんなにも協力的なのだ? 私が言うのも何だが、普通警察に関わるのは嫌がるものだろう」


「……親父も、警官だったんです。だからできることはしたい」


「だった、とは?」


「俺が子どもの頃、殉職しました」


「……そうか……」


 それから何も言わず、剛本は別室の警察官と連絡を取った。


     □     □


 剛本は歩をさらに別室へと案内した。そこにはすでにエイミィと、もう一人警察官がいた。エイミィから事情聴取していた人だろう。年はかなり若く、二十代だろうか。細身の長身である。

 剛本は歩を奥の席へ座るよう促し、自分は入り口近くの席に座った。歩が座ると、剛本はエイミィに自己紹介をした。その後、若い警察官も興奮気味に歩に語りかけた。


「自分は松山涼太と言いまっす。……本物の変身ヒーローに会えるなんて、感激だなあ~~。握手しよう、握手」


 質実剛健な印象の剛本と違い、松山はかなりラフな印象を歩に与えたが、いやな感じはしない。おそらく素直に感動しているのだろう。歩は言われるがままに握手をした。


「変身は確かにしてますけど、ヒーローではありません」


 歩がそう返すと、松山は一転、真面目な顔つきになった。


「いや、ヒーローだよ。君は命を懸けて市民を守ったんだ。これをヒーローと言わずして何と呼ぶって言うんだい?」


「それは……そうですね、その通りです。ただ無我夢中だったもので、実感がないんです」


 歩が肯定すると、剛本も頷いた。


「松山の言うとおりだ」


「ところで、なぜ二人一緒に? もう話すことは話したと思うのですが……」


 普通、事情聴取される側は一人ずつのはずだ。そう歩が疑問を呈す。


「松山がブリーズさんから聞き、確かめたところによると、ブリーズさんは宇宙人らしい」


「初耳です!」


 歩は驚き、目を見開いた。


「だが、地球上の科学では再現できない現象を、そのブリーズさんの白いグローブが起こしたんだ。バリヤーなんて、まだ不可能なはずだ」


 歩がエイミィを見ると、エイミィはプロトグローブの半球体を外に向けた。


「軽く殴ってみてください」


 言われるままに歩が小突くと、空中に手ごたえがあった。


「確かに」


「ただしこのバリヤーは描王の本気の攻撃には耐えられません。私の描力容量が小さいのが理由ですが……」


「いや、戦いは俺に任せてくれ」


 悔しそうなエイミィに、歩は安心させるように言った。


「いや、それはちょっと待ってほしい」


 剛本がさえぎった。


「君たちの話してくれたことは一致しているし、現実に描王や描我転身というものがあることもわかった。

 鑑識の報告によれば、歩くんが倒した黒い怪物も偽物などではなく、また、何もしていないのに自然に収縮しているそうだ」


「制御を失った描力……エネルギーが放出されているのでしょう」


 補足したエイミィに、そうなのか、報告しておく、という剛本。


「……怪物が実際にいる。これは大変な脅威だ……しかし、いつまでも一般市民に戦ってもらう必要はない。我々がいる」


「ブリーズさんは、歩くんにしか変身できないって言うんだけどね、それもまだ我々は鵜吞みにするわけにはいかないんだ。申し訳ないけどね。とりあえず、我々が変身できないか試してみたいんだ」


 エイミィは、微笑を浮かべた。


「いえ、賢明な判断だと思います」


 剛本は頷いた。


「そういってもらえるとありがたい。……歩くん、その汎用決戦グローブと言うのを貸してくれるかい? あと、同人誌という本も……」


 歩が素直に応じ、汎用決戦グローブと同人誌を渡すと、剛本はそれをさらに松山に渡した。


「こいつは特撮オタクでね……だから私よりも適性があるのではないかと思ってね。

 それにしても、こいつの趣味が役に立つ日が来るとはなあ」


「もう~~、やめてくださいよぉ~~」


 松山は照れながらグローブを装着し、真剣な顔で同人誌を掲げた。


「描我転身!」


 しかし、何も起きなかった。


「う~~ん、叫び方が下手なのかな?

 描我ッ転身ッ!」


 試行錯誤しても、何も起こらない。


 どこからか、カラスの鳴き声が聞こえてきた。


 うなだれる松山に剛本は自分に試させるよう言ったが、それも無駄に終わる。その後署の警察官全員で描我転身大会が行われたが、一人も成功する者はいなかった。また、エイミィのプロトグローブで試しても、駆動する描力の波長がエイミィに完全に合わせてあるために不可能で、バリヤーすらできなかった。


 エイミィによれば、天性の描力容量が、ある一定の値――しきい値を超えていなければ汎用決戦グローブでの描我転身は行えないという。そしてそれを超えた適合者が歩なのだと。


「くそっ……我々にはどうしようもないのか?!」


 警官たちは、こんな時に戦えないことが悔しかった。


     □     □


 その後、歩とエイミィは解放された。外に出ると、既に暗くなっていた。


「歩くん」


 警察署の入り口で、剛本が呼び止める。


「こんなことを言うのは心苦しいし、わかっているかもしれないんだが……

 このまま命を懸けて戦わなければならないのなら、死んだときのことも考えてくれ。

 我々はそうしている」


「…………はい、わかりました」


 長い沈黙の後、歩は答えた。


「歩! テレビで見ていたのよ、無事だった?!」


 気が付くと、連絡しておいた歩の母親と、母方の祖父母が、迎えに来ていた。


「おう、大丈夫だよ、おふくろ、じいちゃん、ばあちゃん」


「あの、皆さん」


 それを羨ましそうに見ていたエイミィが、口を開いた。

 歩が引き継いだ。


「あっ、紹介するぜ。宇宙人のエイミィ・ブリーズだ。このグローブをくれた」


「ああ、テレビに少し映っていた……歩がお世話になりました」


 歩の母が頭を下げると、エイミィも頭を下げた。そうするのがマナーだと悟ったらしい。


「初めまして、惑星ブルーシから来た、エイミィ・ブリーズと言います。

 その、ご迷惑かもしれませんが、描王を倒すまで、歩さんの近くにいたいんです。

 お住いの近くに、野宿できるところはありませんか?」


「バカもん、野宿なんぞ女子のすることではない。そういうことなら、部屋が余ってるからうちに来い」


 歩の祖父が、怒ったように言った。


「そうねえ、うちでよかったら、来なさいな」


 祖母もにこやかに誘う。


「それがいいんじゃねえか?」


「うちは、空手道場もやってるから、広いわよ。遠慮しないで」


 満場一致の提案に、エイミィも頷く。


「ありがとうございます……! おじいさん、おばあさん、お姉さん、歩さん」


「おじいさんではない、正太郎じゃ。道本正太郎。わかるか?」


 歩の父は婿養子に入っているので、歩は祖父母とも同じ名字なのだ。


「あっ、すみません、正太郎さん」


 満足げに頷く正太郎に、他の二人も続く。


「正太郎の妻の、文美です」


「お姉さんだなんて、そんなに若く見えるかしら……私は歩の母で、道本清美よ」


 エイミィは、みんなを見た。


「はいっ、文美さん、清美さん、よろしくお願いします!」


     □     □


 そのころ描王は、千葉県末戸市の住宅街まで移動していた。描力探知能力で見つけた「協力者」に接触し、仲間にするためである。


「……ここだな」


 見るからに古く汚い一軒家の中に、多くの「人間に害を及ぼす描力反応」があった。量はそれほどでもないものの、質としては都から探知できるほど強力なものだ。

 描王はドアを開けるボタンだと思って、チャイムのボタンを押した。惑星ブルーシではそういったドアも多いのだ。


 ピンポーン。チャイムが鳴り響いた。


「……音、だけか?」


 困惑する描王をよそに、幾ばくかの間の後、ドアが開いた。


「……丹波か?」


 別の人物と勘違いされたらしい。

 気を取り直した描王は平静を装って告げた。


「私の名は、描王だ。君たちと手を組みたい」


 顔面だけを元の怪物に戻して、描王は笑みを浮かべた。

 ドアを開けた人間は一瞬驚いたものの、


「……中に入れ」


 描王を通した。



 描王が驚いたことに、ドアを開けた人物はこの集団――悪政粉砕団――のリーダーだった。冷泉と名乗るそのリーダーは「王が動かなければ周囲もついてこない」という考えのもと、たまに雑用をやっているとのことだった。それなりのカリスマはあるらしい。たまに、と言うあたり何かおかしい気もするが、利用できればそれでいい描王は気にも留めなかった。

 描王はリビングに通された。そこには冷泉を含めて四人のメンバーがいた。


「みんな、喜べ! 今いろはテレビをはじめニュースで話題の怪物さん――描王さんが手を貸してくれることになった」


 しかし他のメンバーはあまりうれしそうではない……中には明らかに怯えているものもいる。

 描王は一歩前へ出た。


「紹介にあずかった描王だ。遠く離れた惑星ブルーシを滅ぼし、この星にやってきた」


 怯えていたメンバーが顔面蒼白になった。他のものも警戒をあらわにする。

 冷泉も笑っていない目で描王を見た。


「……しかし、この星を滅ぼそうとは思っていない。

 私の望みは、私のための王国を作ることだ。

 ブルーシでは歯向かう者しかいなかったから結果滅んだが……。

 手を組んで世界を変えるのだ! 君たちとならそれができると信じている」


「世界を変える」がキーワードとなり、描王を受け入れる空気が広がった。

 悪政粉砕団は、暴力で国、ひいては世界を変えることを目的とした団体なのだ。もっとも、まだ武器の調達などは大々的にはしておらず、構成員を増やす段階ではあったが。

 自らの思想と符合する者は味方――、構成員たちはそんな安直な考えだった。しかしリーダーの冷泉だけは唯一、描王を利用するだけのつもりだった。描王が使えれば、武器や兵器の調達が要らなくなるから渡りに船というわけだ。


 その内、丹波というメンバーも帰ってきたので、面通しの後、彼らは描王の歓迎会を開くことにした。

 その中で描王は、用が済めばこいつらも描力を頂いて殺そう、とほくそ笑むのであった。


     □     □


 歩たちは、清美の運転で千葉県五十川市須賀野にある家に帰りついた。


「わぁーー、大きいですね!」


 エイミィが驚くのも無理はない。母屋も中々の大きさだが、渡り廊下からいける空手道場もかなり大きい。

 それに、建物は古いが、手入れが行き届いている。


「先祖代々、継いできた家だから部屋が多いんじゃよ」


「エイミィちゃんの部屋は後で準備するとして、まずはお茶にしましょうか」


 文美が先だって歩き、一同は居間へ移動した。


「歩くん、体は大丈夫なの?」


 居間には、歩の母の妹――叔母さんとその一家がいた。叔母さん夫婦と、その幼い息子一人だ。八月十四日はお盆の真っ最中なので、里帰りしているのだった。


「多少ダメージはありますが……なんだか治りが早いです」


「汎用決戦グローブの効果です。常時身につけていてください」


 そこでようやく叔母さんはエイミィに気が付き、耳を見て驚いた。


「……エルフさんなの?」


「いえ、違います。ブルーシ人、平たく言うと宇宙人のエイミィと申します」


「……!?」


「わぁ~~、きれいなお姉ちゃん! 宇宙船で来たの?! 僕も乗せてよ!」


 言葉を失う叔母とは対照的に、その幼い息子はぐいぐいと食いついた。こういう時、やんちゃな子どもは壁を作らない。


「そ、そうですか? ありがとうございます。宇宙船じゃなくて、テレポーテーションで来たんですよ」


 エイミィは、顔を真っ赤にしながら話した。照れ屋なのだ。


「まじかよ、すげー!」


 それから、エイミィは全員に向かって頭を下げた。


「歩さんを巻き込んでしまってすみません、でもほかに手がないんです」


「手がないとは、どういうことじゃ。そりゃあいきなり襲われたときは現場の人間が何とかすることもあるじゃろうが、わかってしまえば警察だってなんだっているし、何ならうちの若いのでも戦えるのではないか?」


 うちの若いの、とは空手道場に通う門下生のことだ。


「それは……」


 エイミィと歩は、適合者でなければ描我転身できず、太刀打ちできないということを説明した。


「くっ……! 歩一人に戦わせなければならないのか! なんということじゃ!」


 その時、テレビの番組が急に切り替わった。


『警視庁からの緊急発表が始まります。現場から中継します』


『本日いろはテレビにて報道されました、コミックバザール襲撃事件の犯人が現在も逃走中です。描王と名乗ったこの人物は、宇宙からやってきた怪物であり、人間のエネルギーを奪うことができることが判明しています。皆さん、不要不急の外出は避け――』


「ふようふきゅうって、なあに?」


「要らないときと、急いでない時、って意味よ。武ちゃんも外に出ちゃ、ダメよ」


「はぁい」


 テレビでは、各取材班から質問が行われていた。


『怪物とは、どういうことでしょうか?!』


『怪物としか、言いようがないのです! あの報道は、特撮などではないのです』


 それを見た歩は、なぜか暗い顔をしていた。


「……歩さん?」


 エイミィがそれに気が付き、歩に声をかける。


「い、いや、何でもねえ。大丈夫だ」


「さて!」


 文美が手を叩いた。


「エイミィちゃん、いらっしゃい。部屋に案内するわ。まだ何もないけど……何か必要なものはある?」


「普通の人間と同じだと思ってください。それと……もしできたら、絵を描くための道具を頂けませんか?」


「それなら、予備のネーム用のスケッチブックと鉛筆があるぜ。後で持ってく」


「ありがとうございます!」


 エイミィは文美に連れられて去っていった。


 歩がふとスマホを見ると、CORDに三通ほどメッセージが届いていた。岩木、高田、雪美からだ。美花はまだ病院なのだろう。


「みんなも無事だったんだな……」


 蘇生させた中にいなかったから無事だと思ってはいたのだが、こうして確認できると安心する。

 歩は三人にそれぞれ、自分も無事だとメッセージを返した。


「歩にーちゃん、同人ファイターの絵、描いてよ!」


 自分のスケッチブックを手に、武がすり寄ってきていた。


「いや、あれはマグナム――まあ、どっちでもいいのか。よーし、かっこいいの一つな」


 心に暗い影を落としながら、表面上明るくふるまう歩であった。

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