世界は決して、キレイじゃない。
窓から見る世界は
綺麗なだけじゃなかったよ
だからね?
ボクは
カーテンに隠れて
ただ外を
眺めるだけなの
だって──
そこにいたら
ボクも
妬まれたり
疎まれたり
嫌われたり
しちゃうもん
みんなが笑顔になれば
いいと思って
みんなに
笑顔で接していたら
陰でコソコソ
言われるみたい
そんなにみんな
自分以外が
嫌いなのかな?
悲しくて
涙が出てくるからね?
まぶたを閉じて
涙の川が乾くまで
ただじっと
待つんだよ
それでもね
こわい声は届くから
耳を手で塞ぐの
そうすると──
世界はボクの
心臓の音だけになっちゃうんだ
「いきてる」
「いきてる」
「いきてる」
「大丈夫」
ボクには今日も──
世界にちゃんと──
居場所があったよ
一年に何回か、心無い言葉に傷ついてしまい、疲れてしまいます。