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キミのための詩

世界は決して、キレイじゃない。

作者: ひな月雨音

窓から見る世界は

綺麗なだけじゃなかったよ


だからね?

ボクは

カーテンに隠れて

ただ外を

眺めるだけなの


だって──

そこにいたら

ボクも

妬まれたり

疎まれたり

嫌われたり

しちゃうもん


みんなが笑顔になれば

いいと思って

みんなに

笑顔で接していたら

陰でコソコソ

言われるみたい


そんなにみんな

自分以外が

嫌いなのかな?


悲しくて

涙が出てくるからね?

まぶたを閉じて

涙の川が乾くまで

ただじっと

待つんだよ


それでもね

こわい声は届くから

耳を手で塞ぐの


そうすると──


世界はボクの

心臓の音だけになっちゃうんだ


「いきてる」

「いきてる」

「いきてる」


「大丈夫」


ボクには今日も──

世界にちゃんと──

居場所があったよ


一年に何回か、心無い言葉に傷ついてしまい、疲れてしまいます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] すげぇー、こう辛い方の気持ちが上手く表現されてると思いました! [気になる点] ないです! [一言] 耳を塞ぐ所から安心に持ってくる展開が良いと思います!
[一言] 人付き合いは疲れますが、 それでもどうか笑顔でいて下さい。
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