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プロローグ

キャット:な、なんで私なの? 私よりいろんな女性のキャラクターはたくさんいるよ! 本気でクロ:あの… おれと付き合ってください!

キャット:にゃ?

告白する時にかっこいい服装を着ている男が45度に傾け、体全体に猫みたいにつけた少女に手を差し伸べた。

夕方の輝く海で告白にピッタリに合う光景をした。

「言っちゃったよ、言っちゃったよ…」

告白してるけどここはリアルの世界ではない。今俺がいる世界はVR世界つまり現実ではなくゲームの世界に入ってる仮想世界かそうせかいって事。

フレンドリー・オンライン、略してHOと呼ばれるゲームがある。

多くの人間がこの仮想世界に接続し、全員でロールプレイングゲームをするという、MMORPGの一つだ。

最近アップデートで始まった「結婚システム」。

結婚システムは男女結婚したら結婚専用の防具や武器、アイテムが手に入るためいろんな人経ちはすぐに結婚をしている。

でも俺は結婚したいけど結婚限定のために告白をしている訳ではない。

あの日から俺はキャットさんに恋に落ち、好きになった。

キャット:付き合って…私ってこと?

クロ:はい、そうです!

キャットはこのゲームのアイドルってやつだ。可愛くてキャットの組織みたいなギルドを作っているらしい。

言っているの?

クロ:本気です。 本気で好きです。

「お願い、お願い…!」

もしこれがOKしてもらえたら俺はこのゲームの一番の幸せだ。

みんなに愛されてるまるで天使であるキャットさん。

キャット:あー、先に言うけど私…リアル男だけど

「……え?」

その言葉が聞いた瞬間、俺は一時停止になった。

え、男って…男?

まじ?

あの人気物のキャットさんが実は男って…?

告白に冗談を言っているの?

クロ:キャットさん、冗談はきついですよ。 俺は返事を聞きたかったよ

キャット:いや、ほんまだから

悪いけど本当に男だから。皆にはまだ言ってなかったけどクロさんには告白されたから本当の私を伝えたかったの。ちょっとのりで女性の姿になりたかったからネカマプレイをしたの。まさか本気で告白されるとはビックリだわ。ごめんな悪いことして。

クロ:な、何を言っているの…

否定をしようとするのだが、彼女のチャットの内容が余りにも普段のキャットさんではなく、それ以上の言葉がでてこない。

キャット:本当にごめんな。

クロ:本当に男なん?

そうだよ。マジでリアル男子だから。

俺は絶望的な心境で肩を落とした。

まさか本当に男とは。

これから俺はネトゲの女性に恋をしないと心に決めつけた。

俺はこれから先絶望になるのだろう。

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