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無くて七癖

 のんびりと罠を編みつつ思い出すように手のタコを撫でる、これも癖になって久しいが何故か触ってしまうんだよな、師匠とかもたまに触ってるし、移ったのかね? それともタコを持つ奴はそういう癖を持つのかね、そうなるとペンダコ持ちの漫画家とかも同じ癖を持つのか、少し面白いが同時に下らない、なんだこの二律背反は。

 どうにも手が進んでくれない、気もそぞろと言うか本来なら何も考えずとも勝手に動く筈の手が止まってしまう、なんとも歯痒いが幸いにして虫の知らせのソレではない、集中がどうとか言うのはこの作業だと関係無いから何かしらの要因も有るのだろうがしかし検討は全くだ、起こっている問題の対処ができないともう気持ちを無理矢理にでも切り替えるという後味の悪さを残す手かこのまま続けるかはたまた止めにするかの三択だぞ。


 深呼吸して意識を切り替えてはみたがどうにも効果が薄い、スランプって感じじゃないし一度座禅でも組んで落ち着いてみるかね。

 心を鎮めて無の境地に至るのも手慣れて五分と少しか、間違いなく悟りの境地からは遠いな、無我の境地に慣れるか、これを理由に悟りが開けてるとか(のたま)った日にはお釈迦様辺りが聞いたら三度を待たず全力ビンタだろう。

問題はお釈迦様の腕が何本かだな、片腕でも一杯有るならば割りと洒落にならないくらい多段ヒットだ、それはそれで見てみたいと言うかギャグとして受け止められるんだが己が身となるとゴメンだな。

しかし格ゲーとかで見れそうではある、全ガードからのカウンターとか決まったら気持ちいい瞬間だろうな、或いはガード読みキャンセルからの投げ技とか、格ゲーってのは読み合いと反射が基本、後はもう持ちキャラの特性をどれだけ生かせるかだ、昇とか飛び道具連打だから与し易かった、対空処理が甘いんだよなアイツは取り敢えず飛び道具、無敵時間利用して距離積めてタコ殴り余裕だし上手くいくとお手玉余裕、逆に先輩なんかはその辺り上手いからスライディングとかで上手く避けないとジャンプに対空ブチ込まれる、まぁスライディングに合わせて下キックも有ったりするが。


 少し心も落ち着いたところで再び罠だが進み具合はソレなりだがモヤモヤ感は薄い、まぁこんな日も有るかと割りきるしかないだろう、気分転換にしても今作っている分が完成するまでは落ち着けないし次の彫刻のモチーフも決まってない、なんと言うかここのところタイミングを外しまくっているな。

 そういう時期なのかね、或いは形を大きく変えたリバウンドか、まぁトラブルの要因は考えないといけない部分と考えても仕方がない部分とが両立する、今回は後者というだけかね。

むしろ下手に考え込んで土壺とか嫌だ、マイナスの流れは断ち切るに限る、これで負のスパイラルとか全く笑えなくなるからな、プラスにプラスに考えないとだ。

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