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壮大っぽい

 夕飯を終えて片付けやら明日の用意やらだ、まぁ漁と一刀彫りだから漁具と刃物チェックくらいだが、漁具はまぁホースとか予備の篭とかだから良いのだが刃物は研ぎは無理だしな、砥石とか落ちてないし落ちてたとしても見分けが付くか不明だ。

 有るなら研げるがしかしナイフってどっちだ、洋包丁も和包丁も研げるがやはり洋包丁の感じで良いのかね? と言うかゴツいサバイバル系のナイフと包丁同じにして良いのかすら謎だ、背の部分に鋸っぽいのないだけで映画で傭兵上がりとかが持ってそうだ。

こんな物の扱いに慣れるってお巡りさんが寄ってきそうな事件性たっぷり感が凄いな、まぁ街中で振り回しているわけでもないしサバイバル中以外で、と言うか今後の人生で持ち歩くような事はない、有るとしてもキャンプとかだろうがその場合はその場合で包丁持っていくしな、こんなゴツいナイフなんぞ普段の生活で使う機会がおそらくほぼない、竹工ですら基本はデザインナイフだしな、後は彫刻刀か、竹を割るのは専門の道具使うし自分で切り出す場合は鋸だが基本的に買ってくるからな。



 やや曇りだが暖かい、放射冷却が無いからか春の気配か、気象予報士でも雲の形だけだと判断は難しいかね? 上空の気温だとか気圧配置、雲の流れ、風向き、その他もろもろひっくるめたデータ集めても正当率は80%が良いところだろう、それも翌日でだ、これが二日先一週間先となると大きく正当率は下がる。

 それこそ当日でさえ100%は無理だからな、局地的かつ数時間単位でなら高い数値は望めるだろうがゲリラ豪雨とかイレギュラーは当たり前だからな。

ラニーニャだのエルニーニョだのラテン系の名前の現象も毎年のようにだからな、たまには山田現象とか田中現象とか有るのか知らないが和風なの来ても良いと思うのだが。


 漁を済ませるがまだまだリバウンドは抜けないか、まぁ当然と言えば当然だが早く薫製が作りたい。

 もう少し早く作っていたならだがタラレバを言っても仕方がない、後悔は先に立たず、そして悔いなく生きるのは不可能だ、どうしたってあの時こうしていればなんてのは出てくる、例え幸運だろうがそこは変わらない真理の一つだな。

まぁこんな下らないと言えば語弊が有るが薫製がどうこうで騒ぐのはどうかと思うというのが大きいのだが、食料事情はかなり大きな問題だが足りている現状だと嗜好品でしかないからな、究極的には無くても生活ができてしまうのだから優先順位は下がるし予想が外れてもダメージとしてはかなり小さい。


 チマチマと心を彫ると言うと何か壮大と言うか凄い事をしている風に聞こえるかもだが現実的に漢字の心を彫っているだけだ、比喩的に見ても心は込めて真摯に向き合ってはいるがこんな事を考える時点で気もそぞろなのは誤魔化しようもなくだな。

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