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よりを増やせば

 昼までにまた少しか、そろそろ完成まで持っていけそうな感が有るが片羽が二桁はまだ近いようで遠い、まだまだ堪えてタイミングを待つしかないな。

 とにもかくにも数を揃えてか、まるで戦いに挑むが如くだな、それも現代の様なミサイルかでなければネットの世界ではなく初代喜一の時代、槍や刀や鉄砲で戦ってた頃のソレだ、とにかく数で押す、質も糞もなく人数で圧倒するという戦法だな。

まぁ戦いってのは古今東西、相手に対してよりが多ければ大抵勝てる、相手より多い兵士、より高い練度、より強力な武器、より長い射程、より多い兵糧、より多い資金、より高い地力、より大きな国力、これら兼ね備えて負けるとするならば完全に油断した頃に電撃作戦で首都や大都市、主要な基地を同時に抑えられるとかくらいだろう。


 どれ程の大国だろうと身動きが取れなければ第三者が介入しない限りはどうしようもない、自国でなんとかできるとするならば他の場所に派遣している軍が体勢を整えて戻るのを待つしかない、だからまぁ先程の例えで言うならばより諜報をシッカリとを加えて万事危うからずだろう。

 敵を知り己を知れば百戦危うからず、敵をよく知らなければ思わぬ反撃を受けるし己を知らなければ思わぬ所で何かが足りなくなる、敵も己も知らなければ百も万も戦って勝てる道理は無しだ、すなわち無謀で無茶で無理だろう。

さてならば現状どうだ、己の事は未熟を含めて知っている、敵もまた知っている、なんなら周りの状況まで知っている、ならばこの戦いは勝ったも同然だな。それが灯籠作りで無ければと悔やまれるがしかし喧嘩もロクにの俺が戦いなんぞできる筈もない、それがギャンブルなら持ち前の運でどうにかはなるが殴り合い殺し合いと来ればサンドバッグが良いところだろう。


 しかし敵か、この場合の敵を完成とするならばそれは回り回って自分自身の心と言っても過言ではないだろう、己と戦い、己と勝敗を着け、勝とうが負けようが己がボロボロになる、なんだこれ喜劇にしてもシュール過ぎて理解が及ばない。

 自分で自分殴り、自分で自分を責め立て、自分で自分を賞賛する一人劇、どこにニーズ有るのかと問いたいが意外と面白いかもだな、まぁ演者の実力と台詞回しが物凄く試されるが。そして見る者の忍耐もまた試されるだろう、俺なら終わりを待たずに寝るか帰るな。

観劇はそれなりに好きだし大学では演劇サークルからチケット買って常連となっていた、他にも歌舞伎やら能、文楽や人形劇、オペラ辺りも見に行ったが合わなかったりした物は大抵途中で寝てしまうか見るのも苦痛になって申し訳ないが帰ったりだ。

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