使用
砂利を数回運び込んでとりあえず砂利は足りる、次は石だがまた磯の辺りまで持ち込んで溜める所からになるが今日だけでは無理だろうな、なんというかようやく一つ片付いたと思ったらまた一つか、まぁ暇よりはマシかもしれないし何時かはくる余暇の時間を先伸ばしにはできる。
だからと言って無意味に作業を増やすつもりもないが増えること自体はドンと来いだ、改善にも繋がるし時間的には別としてマイナスにはならないからな。
砂浜を越えて岩場に到着して手頃な石を抱えて磯まで移動してその場に放置、また岩場にとひたすら行き来する、久々と言うほど久々でもないがかなり辛いな、またタイミングを見て休暇が必要になりそうだ。
とりあえず夕方まで時間を使ってそれでも六個が限界か、まぁ無理だとは解っていたが半分には程遠くまだまだ時間を必要としそうだな。
一度拠点に戻り準備を済まして磯へと向かう、さて今日は少しばかり一手を打つとしようか、以前はダメだったが最近の流れなら違った成果になる可能性もある。
とりあえず何時ものようにホースをセットしての漁でタコとハゼを少々に子アジを少々、やはりこの感じなら行けるかね。
久々にテントから引っ張り出してきた竹筒と竹籠にロープを通してブイと結んで海に沈める、さてさて最近のタコ祭りから言って何かしらの変化は有ると思うがどうなるかね。
ブイから繋がったロープを磯を越えて森の木に結び付けておく、これで明日の朝には何かが入ってくれていると良いのだが、最悪でも3日くらいは様子見だな、念のためにハゼを数尾捌いて竹筒と籠の中に入れておいたが上手くいって欲しいものだ。
まぁ失敗したとしてもそれはそれで仕方がないと言うか、此処では一度と言わずに失敗している、最近の流れがあってもダメで元々、それでも期待は持っておこう。
拠点に戻りとりあえず竈でご飯を炊くかね、この暑さでかなり乾いているし使えるだろ。
何時ものように土鍋に米と水を入れて竈に火を入れる、さて火力はともかくとして煙突が上手くいくかどうかだな。
土鍋を五徳にセットして火加減を見つつ薪を調整すると普段より早く鍋が沸々と音を立てている。
どうやら熱効率は良いらしいな、まぁ石組みの簡易竈よりは優れていないと困るのだがこうして実感すると感動もひとしおだな。
燃え盛る炎を薪で調整しつつ確認してみれば鉄パイプの先から煙が立ち上ぼり、通路部分からも微妙に漏れ出ていたりする、どうやらもう少し混合物で固めた方が良い部分もあるらしいな、それでも五徳部分と言うか、土鍋の隙間からはほとんど煙は姿を見せず、空気は煙突へと流れてくれているらしい。




