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リラックス

 お昼ご飯を終えたところで割りと限界が近く、食休みを挟む事なく眠りそうだ、胃にはかなりの負担となりそうだが1時間か2時間か、昼寝といこう。



 微睡みから目覚めてようやく眠気が消え去るとは言わないが少なくとも集中力を欠く程ではない、携帯を確認してみれば13時半を越えてもう少しで14時か、1時間強は眠れた事になるが疲れは残り、眠気もまだ残っているが差としては天と地だな。

 さて、もう一頑張りで大仕事も終わる、それさえ終われば残りは少しだ、掛かって3日、細々した物を作っても今月中には済むだろう。

燃え盛る炎にさらに薪を投入しつつ、かなりの熱気に言葉を失う、本当に熱いな、そして暑い、塩を舐めて水を飲んでいなければあっという間に脱水状態だな、今年は特に暑いが基準が岐阜だしな、残念ながら本当に今年は暑い夏だと言えそうにない。


 そのまま薪を補充しつつ赤々と燃える炎を見つめて時間を過ごす、そう言えば焚き火とかはリラックス効果が有るとか聞いたような覚えもあるのだが流石にこれだけ大きな火だとリラックスより恐怖が勝つな、ほとんどキャンプファイアとかの規模だし焚き火にしては大きすぎる。

 昼寝を挟んだおかげで多少は気力やら活力も戻るが残念ながら座って炎を見守る以外にやる事と言えば薪の投入と補充に灰の掻き出しくらいで向けるような類いの作業でもない。

まぁそれでも細かな部分と言うか眠たいままでは気付きそうにない点に気付く、まぁ風向きから火の粉が飛びそうな位置を確認とかその程度だが。


 そのまま数時間を過ごして漁に向かい何時ものように作業を済ませる、なんと言うか感慨も何も無くなってもはや無意識による単純作業に近いな、まぁ集中はしているしかなり気を使ってというか緊張感をもって作業はしているが。

 なんかこれ前も思った気がするな、或いは何度目かになっていそうだな、まぁ記憶の片隅に残るものが引っ掛かるだけの記憶力は持ち合わせているという悲しい事実は嫌という程理解できた、或いはこの理解も二回目かもしれないがたいていの場合思いつきなんてそんな物だ。

記憶の片隅に追いやられてふとした瞬間にだけ思い出される、そんな風な物でしかなく、重要な事として記憶の中心にいるなんてのは滅多にないし記憶にある限り俺には経験がない。


 成果は鰯とゴンスイだが量はそれほどでまだ今少し掛かりそうだな、とは言え焼き干しの入れ換えは今回で終わるだろう、時間を掛けて何度もやるような事ではないが時期が悪かった、後回しにするわけにもいかなかったとはいえ毎食焼き干しという謎の時間だったな、まぁ普段から毎食魚なんだが。

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