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まだまだ掛かる

 そろそろお昼ご飯にしようかという頃になって、墨巣さんも一つ小さめではあるがバケツを探し当てた。

 サイズ的に俺が見付けた物の半分程度だが間違いなく戦力になるし効力は絶大だ。

これでようやく動き出せるし加速する、さて、ここで欲を出して時間を掛けても良いが今から戻って作業を始めるとしようか具体的には残った時間から換算して石運びが妥当だろう。


 墨巣さんと共に拠点に戻り、そのまま東へと突き進み磯を抜けて砂浜を抜けて石がゴロゴロとした岩場に到着して積んだ石を一つ抱えて引き返す。流石に距離があるから息が上がるしおそらく二往復で絶え絶えだろうがとりあえず数は稼げるし時間の短縮にはなる。

 とりあえず数個は稼げたが焼け石に水と言うかもう1日かそこらは掛かるか。

それも拠点から下った位置に運ぶだけでだ、それをさらに上にとなると2日から3日、まだまだ先は長いね。


 夕食の漁を済ませて夕食の時間だ、今日はカワハギと鰯を肝合えと焼魚の夕食として、とりあえず先々の予定と状況を改めて整理してみるか。

 とりあえず明日から石運び、終わると同時に砂利運びで休憩を挟んで1週間から10日、粘土と土運びに竈の組み立てに1週間、焼き固めと屋根作りで1週間として予備日をいれて約一月ってところか、正直に言って分は悪いし時間は掛かるが先んじて済ませると決めた、幸いにして残る材料の四つは全て目処が着いているし懸念材料は粘土だが最悪の場合は砂も混ぜて嵩ましに嵩ましを重ねればなんとかなるだろうし、そもそも使用量を減らすために石や砂利を運んでいるんだ、なんとかなるだろう。



 目覚めと共に耳を済ませて状況を確認してテントの中から外を確認、ストレッチやら準備を済ませて磯へと何時もの変わらぬ朝を過ごして、食料も確保できたところで作業開始だ。

 とりあえず石運びだ、今まで運んだ分を含めれば今日で十分な量が揃うだろう。

磯を越えて砂浜も越えて石をひたすら運ぶ、と言いたいが流石に数を運べないんだよな、重さを考えると一度に二つが限度で足場の悪さを考えると1日で十回も往復できないし次の日を考えると休憩を挟んで八回ってところかね、それでも2日も続ければ限界が来るだろうが。


 お昼ご飯のために拠点に戻るついでに数個を拠点に運び込むが下には二十は積まれているんだよな、距離を考えると明日か明後日には運び終えて砂利に移れるだろうが疲労を考えると無理だろうな、休息日を設けるとして屋根用の竹とかを準備する日とすると時間の無駄にはならないだろう。

 昼食休憩を挟んでまた石を運ぶために動き出す、何度となく往復して石をひたすら運んでいく、流石に疲れもあるがまだ大丈夫、もう1日くらいならまだ大丈夫って感じだな。

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