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身綺麗に

 流石に今から曲げても時間が余りまくって仕方がない、先に壁でも張りにいこう。

 本日二度目の建築現場に到着して早速作業に取り掛かる、昨日の途中からの再開となるが昼までで二面目も終わるだろう、流石に三面目には手が届きそうにないが。

ひたすら壁板と言うか竹を張り付けていく、とりあえずこれで雨は防げるとは思うのだがどこまで効果があるのかね? まぁ最低限はある筈か、少なくとも防げるならマシだし、最低限でも現状だと最大限だろう。


 壁を張り終えたところでまだ時間はあるが一足早く切り上げて拠点に戻る、サクサク曲げを片付けて食事にしよう。

失敗しているとはいうものの基準とはなる竹を指標に曲げていく、基準よりほんの少しだけ曲げる、後は試してみてになるが、やはりこれが最後だな、そろそろ側溝を完全させてしまわないと時間的に大問題だしな。


 キッチリ曲げて、そのまま魚を焼いていく、そろそろ墨巣さんも戻ってくるだろうし、お昼にはやや早いが水浴びもしたいからな、別に明日でも良いのだが塗れタオルで拭う程度ではサッパリしない、やはりここは若干のロスを覚悟で気分を変えておこう。

 間違いなくそっちの方が身も引き締まるだろうし、どうしようかと悩まないから集中もできる筈だ。

食事を終えてすぐさま準備を済ます、腹が満たされた状態で水浴びというのはやや問題だが薪が勿体無いしな、さっさとスッキリしよう。


 とりあえず川へ向かい、そのまま服を脱ぎ捨てて川に身を投じる、とりあえず頭まで浸かり、一度川辺に移動してシャンプーをしてしまう、流石に一度で汚れが取れず脂が少し落ちた程度だ、二度目でようやく泡立って汚れが落ちる、と言うか若干以上に髪が延びてるせいでまだサッパリしないな、夕方にでもハサミで適当に切るか。

 体も洗ってサッパリしたところで一度拠点に戻って体を焚き火で温める、流石に川の水はまだ冷たいな、まぁ暑くなってきたらそっちの方が気持ちいいかもしれないが、その頃には作業も相当進んでると信じよう。

墨巣さんの方は食休みを終えて今から作業か、残る薪は元の量の約四割半、明日には運び終えるかね? まぁ体力の消耗もあるだろうから多少はズレるだろうし、その事に文句を言える筈もない。俺は俺で作業を進めるだけだ。


 体がある程度温まったところで、竹を持って建築現場を目指す、曲げた分はさて、使える部分だけカットして壁板にしてしまおう。

 さっそく側溝にセット、まだ若干、本当に若干のガタつきがあるが使用には耐えるレベルに持ち込めた、後は残る二面、受け付きの側溝造りと言うか竹の加工を残すだけだな。

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