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番外編5-3

 なんとか頂上を踏破して山小屋に入ったのは既に日が落ちてからで、ライト無かったら詰んでたな、と言うか山小屋で一泊して朝から登って降りれば良かったのではと今更ながらに思うが登山計画は基本的に昇任せだからな、素人が口を挟んで例えば明日は昼から天候が崩れるとかで早めに下山したいとかだとマズイ。

 山の天気は変わりやすいと言うし経験を積んだ昇ならある程度の予測ができても驚かない、それに蛍光反射能力チェックにもなったしレポートが少し厚くなる。

疲労はそこそこだが足に若干キテいるな、膝が笑う寸前に思えてならない。


 とりあえずメモ張に使用感やらを書き込んでしまう、下手に間を置くと忘れるからな、感じた事とかも含めて羅列だが後で思い返すには十分だしそれらを纏めるだけでおおよそ報告書にはなる。

 ついでに企画についても書いてプロットを纏めるかね、とりあえず報告書優先で合間見て企画書提出か、直属の上司がアレだから心配だが通せても半分は営業部の領分だからな、残りは広報とで折半か、まぁ俺の所属は店舗係だから別の誰かが引き継ぐだろう、理想はそのまま俺が担当で係所属を抜ける事だな、係長が変態でその下でおおよそ2年か、大学から数えてもう少しで年数が二桁に乗るな。

なんの因果かねコレは、俺は前世でどんな罪を犯したのか、そして先輩はどんな罪を犯したのか。


 アルファ米に缶詰とレトルトパック、新商品等ではなく売れ筋なんだが誰に会うか解らないし統一しようというだけで持ってきたがインスタント麺とかでいい気もする。

 まぁ味は折り紙付きだ、後は持ち込んだ酒だな、ウィスキーだと水の確保的にあれだし水割りを容れるのは雑菌とか気になるしな、結果としてカップ酒だ、缶の水割りを買うのも有りだが好きなメーカーの物が無かったんだよな、後は常温だとどうにも。

暖めてってのも有りだが面倒だ、日本酒だと常温でも飲めるからな、面倒がない。


 しかし軽いとは聞いていたがそこまでではないな、普通の靴と同じに考えるのはフェアではないが登山靴とかウェアの標準が解らないと判別が難しい、ウェアに関しては服だからある程度の判断材料にはなるが靴はな。

 トレッキングとかハイキングとか登山靴なんて触れる事が無い、最も近いのはアーミーブーツとかかね? それと比べるなら確かに軽い、歩くのにコツがいるから軽いからと言って物凄く楽って感じではないのだが、ある程度は道具で補助できるとは言えやはり技術が必要にはなるらしい。

ある程度慣れれば軽さも感じやすいのだろうが一度二度だとダメだな、これに関しては改善策がないが販売の時に従来品で最もグレードの低いのと比べてもらって凄さを見てもらうとかをするのが良い。

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