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幽影の旅路  作者: ysk
36/37

ー都帰還編ー

登場人物紹介 ― 都帰還編 ―


晴明せいめい


陰陽寮の長。

静かな眼差しの奥に、常にことわりの流れを見ている。

芽羽と根巫の理を見届けた後、**「理は神のものではなく、人の手に戻るべきだ」**と悟る。

都に戻ってからは、理の歪みと人の祈りの均衡を探り、封印よりも“共存”を模索する立場を取る。

その決意が、次なる異変への導火線となる。



透牙とうが


かつて理の力に抗い、“命を赦す理”を芽羽と共に見届けた青年。

真っ直ぐな意志と感情で、誰よりも命の重みを信じている。

都に戻った後は、**「生と死の境界が曖昧になる現象」**に強く反発するが、

やがて“赦しの理”がもたらした新たな命の形に向き合うことになる。



ゆい


筆を携え、理と命の記録を刻む少女。

芽羽の祈りを“記す者”として受け継いだ。

都で起きる「夢に現れる死人」の現象に深く関わり、

夢の中で“芽羽に似た少女”と出会うことで、

「理は祈りを宿す場所」という真理に近づいていく。


芽羽がう


“命の赦し”を祈り、祠と一体化した少女。

今はもう姿を持たないが、都に流れ込む“命の理”として生き続けている。

人々の夢や記憶に現れ、時に優しく、時に痛みを伴う声として語りかける。

「命は選ばれぬ、巡るもの」――その祈りは、今も都の風に残る。



陰陽寮おんみょうりょう


都の理を司る組織。

芽羽の理の影響で「死人の声」「夢還の現象」などが報告され、混乱の渦中にある。

封印部署と研究部署の間で方針が割れ、

**「理を再び封じるべきか」「人が理を受け入れるべきか」**という根本的な議論が巻き起こる。



◆ 理の歪み(ことわりのゆがみ)


芽羽の祈りが生んだ副作用。

“選ばれなかった命”や“記録されなかった存在”たちが、

夢やうつつの中で形を取り、語りかけてくる。

それは怨嗟ではなく、“まだ名前を呼ばれていない命の声”。

透牙と結はその声に、初めて“赦し”という形で答えることになる。



◆ 若き陰陽師たち


芽羽の理を「秩序を乱す異端」として恐れ、封印を主張する者たち。

一方で、芽羽の祈りを理解しようとする新たな世代も現れ始め、

陰陽寮は“古き理”と“新しき理”の狭間で揺れ動いている。



世界観の位置づけ


本章「都帰還編」は、“祠”という場を離れた後の物語。

理はもはや封じられる対象ではなく、人の記憶・夢・日常に染み込む形で存在している。

命の祈りが“現実”を動かし始めたとき、

晴明たちは改めて問う――


「命とは、理に導かれるものか。

それとも、理を導くものか。」

あらすじ


大地の赦しを経て、晴明・透牙・結たちは久方ぶりに都へと帰還する。

しかし、かつて賑わっていた都はどこか沈黙していた。

風が止み、街路の灯は早くに消え、陰陽寮には奇妙な報告が相次いでいた。


「死人が歩く」

「夢の中で命を返す声がする」


――それは祠を越え、理が人の世へと溢れ出した証。


芽羽が残した“命の赦し”の祈りは、

もはや神域にとどまらず、人の命の境界をも揺るがしていた。


死と生、祈りと記憶。

都は今、静かに“命の理の歪み”を孕み始めていた。


第一章 帰都


 長い旅の果てに、ようやく都の門が見えた。

 門前には行商人の列ができ、子どもたちが駆け回っている――はずだった。

 しかし、そこに広がっていたのは、どこか息を潜めたような静けさだった。


 風は止まり、旗も揺れぬ。

 誰もが何かを恐れて、声を潜めている。


 透牙は眉をひそめ、空を仰いだ。

 空は薄く曇り、陽が差しているのに冷たい。


「……変だな。都は、もっと賑やかだったはずだ。」


 隣で結が歩みを止め、筆を握りしめる。

 彼女の瞳が、門をくぐる前からずっと曇っていた。


「懐かしいのに、空気が重いね。」


 その声に、晴明が静かに頷いた。

 彼の白衣は、旅の土で少しだけくすんでいたが、眼差しは鋭い。


「この都も、“理”の影に触れたのだろう。」


 三人は陰陽寮へと向かった。

 石畳の上には落ち葉が散り、人気のない通りを抜けるたびに、遠くから鐘の音が虚ろに響いた。


 かつて、夜を守るために灯されていた結界の火も、いくつか消えている。

 都が“眠り”に入っているようだった。


 陰陽寮に入ると、若い陰陽師たちが慌ただしく紙束を抱えて走り回っていた。

 机の上には、乱れた筆跡で書かれた報告書が積み重なっていた。


「亡くなったはずの者が夢に現れ、“生き返りたい”と泣いているんです!」


 青ざめた若者が、晴明たちの前で叫ぶように言った。

 手にしている紙には、夢の内容や出現した者の名が細かく記されている。


「それも、一人や二人ではありません。同じ夜に、都中で……。」


 透牙の目がわずかに揺れた。

 彼は拳を握りしめ、歯を食いしばる。


「……芽羽の祈りが、こんな形で……?」


 晴明は報告書を手に取り、静かに目を通した。

 墨がにじみ、文字の形がわずかに崩れている。

 それはまるで、命の境界が滲み出しているようだった。


「土の理が、都に流れ込んでいる。」


 彼の声は低く、しかし確信に満ちていた。


「理は、善にも悪にもならぬ。人の心が、それを歪める。」


 結は筆を取り出し、そっと記した。

 その筆先が震えている。


「“命の赦し”が、誰かの望みを呼び起こしてしまったのかもしれない……。」


 沈黙が落ちた。

 障子の外では、風も音もなく、ただ夜が降りていた。


 そのとき――陰陽寮の庭の方から、微かな光が差し込んだ。

 透牙が振り向くと、土の中から小さな芽が顔を出していた。

 白い、名もなき花だった。


 花弁がわずかに震え、淡い光を放つ。

 その光の中に、一瞬、少女の面影が見えた気がした。


「……芽羽。」


 結が囁く。


 晴明は目を閉じ、わずかに微笑んだ。


「命は巡る。祈りもまた、留まらぬ。

 だが――この都がそれを“受け止められる”とは限らぬ。」


 外では、遠くで犬の鳴く声がした。

 まるで、眠りから覚めた都が、静かに息を吹き返そうとしているかのようだった。


第二章 記憶の墓場


 夜の都は、息を潜めたように静まり返っていた。

 だが、その外れ――荒れ果てた無縁塚だけが、奇妙に光っていた。


 草も生えぬ土の上、誰が置いたとも知れぬ灯が、風もないのに揺らめいている。

 白い煙が立ちのぼり、淡い影が地面を這うように漂っていた。


「ここが……報告にあった場所か。」

 透牙が懐の符を構え、慎重に歩を進める。


 結は筆を握り、背後の静寂を確かめるように息を呑んだ。

「……灯、消えてない。誰かが“ここ”を覚えてる。」


 無縁塚――名も知られぬ者たちの墓。

 葬られぬ骨、語られぬ命。

 かつて都が栄華を誇ったころ、理に見放された命たちは、この地に積み重ねられた。


 その中央、黒ずんだ石塔の前で、透牙が足を止めた。

 灯がひときわ強く揺れ、声が響く。


「――芽吹くはずだった命を、見捨てたのは誰……?」


 透牙の背筋に、冷たいものが走った。

 声は風でも、人でもなかった。

 土の奥から、幾千もの囁きが重なっている。


「……この声、都の者じゃない。」

 結が筆を握り直す。

 墨がにじみ、筆先から淡い光が滲み出す。


 光は空気を震わせ、地面に吸い込まれていく。

 すると、土の中から、透き通った手がゆっくりと伸び上がった。


 それは人の形をしていたが、形を保てない。

 淡い光の粒が、結の筆先に引かれるように宙を漂う。


「芽吹けなかった……命の残り香……」


 結の声が震えた。

 筆が勝手に動く。

 地面に、誰かの名を刻むように、次々と文字が浮かび上がった。


 アサヒ、ヨミ、ツバキ――

 どれも、都の戸籍には存在しない名前。


「理が……届かなかった命たち。」

 透牙が呟く。

 その瞬間、塚の灯が一斉に燃え上がった。


 光は赤く、悲鳴のように唸りながら夜空を裂く。

 幻のように、子どもの笑い声、女の泣き声、男の呻きが交じり合った。


「赦された命があるなら……赦されなかった命もある。」

 透牙の言葉に、結が顔を上げる。

 その瞳には、筆の光が映り込んでいた。


「芽羽の祈り……届かなかったんだね。」


 静かな沈黙。

 その中で、透牙は膝をつき、手で土を掬った。


 温かい。

 それは、土の祠で感じた命のぬくもりと同じだった。

 けれど、今はその温もりが、痛みに変わっていた。


「――結。」

 透牙が顔を上げる。


「芽羽の理が、都を変え始めている。

 だが、それは“救い”だけじゃない。

 このままじゃ、命の境界が……壊れる。」


 結は筆を止め、息を呑んだ。

「晴明に知らせよう。……これは、もう夢の出来事じゃない。」


 夜が明け始めていた。

 無縁塚の灯が消え、地面に残ったのは淡く光る筆跡だけ。

 そこには、一行の言葉が刻まれていた。


 『命は選ばれぬ。けれど、記されぬ命は、消えぬ。』


 風が吹き、塚の上を白い花弁がひとひら舞った。

 まるで、芽羽の祈りがまだ、この地に息づいているかのように。


第三章 陰陽寮の影


 陰陽寮――都の理と秩序を司る場所。

 その朝、静寂の中に異様なざわめきが満ちていた。


 巻物が乱れ、符が散り、若い陰陽師たちが慌ただしく駆け回る。

 祈祷の場からは呻き声のようなものが漏れ、符の光が赤く瞬いていた。


「また“夢還ゆめかえ”が出た!」

 走り寄った若い陰陽師が叫ぶ。

「夜のうちに、三人が“死者”の名を呼んで目を覚ましたと!」


 晴明は静かにその報告を聞き、目を閉じた。

 胸の奥に、重く湿った気配が沈む。


「……命の理が、夢にまで滲んでいるか。」

 彼の呟きに、透牙が眉を寄せた。

「理が“祈り”から離れて、勝手に動き始めた……?」


 結は机の上に古い記録を広げる。

 そこには、芽羽が祠で記した“命の赦し”の符文が写されていた。

 墨の線が微かに光り、まるで呼吸をしているかのようだった。


「……これ、まだ生きてる。」

 結の声に、部屋の空気がぴたりと止まった。


 周囲に集まっていた陰陽師たちが一斉にざわつく。

「理を封じ直すべきです!」

「芽羽という存在が“死”を揺るがせている!」

「命が溢れれば、秩序が崩れる!」


 その声の渦の中で、晴明はゆっくりと立ち上がった。

 その瞳には、土の祠で見た芽羽の微笑みが映っていた。


「――秩序を保つために、命を閉ざすのか?」


 その言葉が、雷のように広間を打った。

 誰も返せなかった。

 理を守るために命を削ってきた者たちが、その問いに答えられずにいた。


「命は本来、理の下ではなく、理を映す鏡である。」

 晴明の声は低く、しかし確かに響いた。

「芽羽はそれを思い出させただけだ。」


「ですが!」

 一人の若き陰陽師が叫ぶ。

「“赦された命”が蘇れば、何が生者で何が死者かわからなくなる!

 都そのものが……壊れる!」


 晴明はその若者の目をまっすぐ見た。

「壊れるのは、都か。人の心か。」


 沈黙。

 その瞬間、広間の灯が揺らぎ、風が通り抜けた。


 ひとりの女の声が、微かに届いた。

 ――「命は、まだここにいる。」


 透牙が息を呑む。

「今の声……芽羽、か?」


 晴明は目を細め、微笑んだ。

「いや……あれは、“理”そのものだ。」


 夜。

 晴明は一人、陰陽寮の屋上に立っていた。

 月が雲の間から覗き、静かな光を落とす。


 遠く、都の灯がちらついている。

 生と死の境が、ゆっくりと溶け合うように。


「理とは、神と人のどちらのものなのだろうな……。」


 風が答えるように吹き抜け、袖を揺らした。

 晴明は空を仰ぎ、静かに目を閉じた。

 ――芽羽の祈りが、まだどこかで息づいているのを感じながら。


第四章 芽の声


 夜明け前の都は、薄い靄に包まれていた。

 人々がまだ眠りにつくその時刻、都の外れ――無縁塚だけがかすかに光を宿していた。

 土の下から漏れる淡い光は、まるで誰かが息をしているように、ゆっくりと明滅を繰り返していた。


 結は筆を手に、静かに跪く。

 その指先は震えていた。けれど、彼女の目は迷いを含まない。


「……また、呼んでる。」


 墨の香が漂う。

 筆先が紙ではなく、地面の上をなぞるたびに、光が滲む。

 それは祈りというより、応答だった。

 誰かが、確かにそこにいると感じていた。


 風のない夜に、声が響く。


「芽吹くはずだった命を、見捨てたのは誰……?」


 それはひとりの声ではなかった。

 老若男女の区別も、悲しみも怒りも混じり合い、ただ一つの願いとして結の胸を叩く。

 ――生きたかった。

 その言葉が、どこまでも静かに、深く沈んでいった。


 背後で、透牙が拳を握りしめる。

 その目は闇よりも鋭く、揺れる光をまっすぐに見据えていた。


「なら、名前をつけてやるよ。」


 結が息を呑む。透牙は一歩、光へと踏み出した。

 塚の中心に立ち、空を仰ぐ。

 夜の雲が割れ、ひと筋の月光が彼の肩を照らした。


「――お前たちは、命だ。」


 その瞬間、地が脈打った。

 光が一面に広がり、塚を包み込む。

 無数の淡い手が土の下から伸び、空を掴むように漂い、そして静かに消えていった。

 泣き声も、叫びも、やがて穏やかな息へと変わる。


 結の頬に、光の粒が流れた。

 涙か、それとも命の欠片か。彼女にはもう分からなかった。

 ただ、その温もりだけが確かに残った。


 ――鐘の音が響いた。

 遠く、陰陽寮の方角から。封印部署が、理の再封を始めた合図だ。


 晴明はその音を聞きながら、空を見上げていた。

 薄明の空に、まだ星がひとつだけ残っている。


晴明「……命を閉ざしても、理は消えぬ。ならば、我らがどう受け止めるか――それだけのことだ。」


 風が彼の袖を揺らした。

 その目に映るのは、夜と朝のあわい――生と死の境に似た時間。


 そのころ、結は夢を見ていた。

 柔らかな光に満ちた野原の中、ひとりの少女が立っていた。

 白い衣を纏い、瞳は澄みきっている。

 どこかで見た顔。いや、忘れられない顔。


少女「私は芽。あなたが呼ぶ声で、ようやくここに立てたの。」


 少女の手から、一片の花弁が舞い落ちる。

 それは結の掌に触れた瞬間、現と夢の境を越えて、温もりを残した。


 目を覚ましたとき、結の頬には小さな花びらがひとひら、貼りついていた。

 夜明けの光に透かすと、それは淡い命の色をしていた。


終章 祈りの行方


 夜が、静かに終わりを告げていた。

 都の屋根の端から、淡い朝の光が差し込み始める。

 霧は薄れ、石畳の上に落ちる光が、まるで新しい命のように震えていた。


 陰陽寮の門前。

 晴明はゆっくりと歩み寄り、懐から一枚の符を取り出した。

 その紙は白く、しかしどこか温もりを帯びている。

 墨を含ませた筆先が、静かに符の上を走った。


晴明「――命、裁くにあらず。祈り、封ずるにあらず。」


 その言葉は風に乗り、門を抜け、朝の空へと溶けていった。

 符が貼られた瞬間、淡い光がひとすじ立ちのぼる。

 陰陽寮の門は、まるで息を吹き返したかのように、音もなく震えた。


 透牙が静かに息をつく。

 結は両手を胸に当て、空を見上げた。

 夜明けの色の中に、かすかに芽羽の笑みが見えた気がした。


結「芽羽の祈り……ちゃんと届いてる。」


 その声は、朝の光に溶けていった。

 都の屋根の上で、鳥が鳴いた。

 人々の家々から、ゆっくりと火が灯り、生活の気配が戻っていく。


 芽羽が残した祈りは、もう“封じられた理”ではない。

 それは人々の息づかいの中に、日々の祈りの中に、形を変えて生きていた。


 晴明は門の前で振り返り、仲間たちを見る。

 透牙が背の荷を整え、結は筆を握りしめていた。

 どこか遠くへ向かう旅人の目をしている。


晴明「行こう。理はまだ、旅の途中だ。」


 朝の風が彼らの衣を揺らす。

 花の香が混じったその風の中に、誰かの声が重なった。


芽羽(声)「ありがとう。

 みんなの命が、めぐりめぐって、また会えるように――。」


 光が差し込む。

 都の塔の影が長く伸び、彼らの背を包むように寄り添う。

 歩み出す足音は、まるで大地が応えるように静かに響いた。


 命の理は、祠を離れ、人の心の中へと宿っていく。

 芽羽の祈りは、風でも土でもなく、“生きる者の息”として、どこまでも巡り続けた。

― あとがき ―


「命芽ぐる祠」から続く物語は、ここでひとつの区切りを迎えました。

土の祠で芽羽が示した“赦しの理”は、もはや神域に留まらず、都という“人の暮らし”へと流れ出しました。

それは祝福であり、同時に新たな問いでもあります。


命を赦すとは、誰のための祈りか。

命が巡るとは、何を意味するのか。


都帰還編では、“理”というものが神聖なものではなく、

人の心や記憶、そして選び取る意志の中に宿る――

そんな視点を描きたくて筆をとりました。


芽羽の祈りはもう、祠の中だけのものではありません。

彼女の声は、透牙の決意に、結の筆に、晴明の静かな眼差しに受け継がれています。

その“命の音”が、都の中で、あるいはあなたの心のどこかで、

微かに響いているなら――それだけでこの章は意味を持つのだと思います。


次に描かれるのは、理が人の内側に芽吹く章です。

夢と現が交わり、記憶が形を持ち始める場所。

そこではもう、祠も封印もいらない。

ただ人と理が、互いを赦し、見つめ合うだけの世界が広がるでしょう。


――命は、選ばれず。

――理は、授からず。

――祈りは、ただ、巡る。


この言葉を胸に、また次の物語へと歩みを進めます。


                     筆者

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