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第7話:イヴォの戦力

「君って...イヴォって名前か?」


俺がそう聞くと、その男は驚いた顔になった。隣にいるアリシアもその名前を聞いて、驚きの表情になる。


「おまえ、なんで知ってんだよ...俺のファンだってことか?そろそろ有名になってきたんだな」


「ぜんぜん違うけど...やっぱりそうだったんだ...」


俺は...わかってしまった。

俺は...前世にプレイしていたゲーム、ルナティックファンタジーの世界に...

どうやら転生してしまったようだ。


ヴォオオオ!!!


その時、大きな咆哮がこの部屋を響かせた。

音を発する正体はゴーレムマンで、時間経過によって1層の守護者が復活してしまったようだ。


「まずは最初に倒さないといけないね」


アリシアそう口にして真っ先にゴーレムマンに向かって走り出す。

すると、アリシアを見たゴーレムマンは、アリシアを固く大きい剛腕な腕で殴りかかる。

すると、アリシアの身体と剣がいくつにも増えて...いや、あまりに速いスピードによって残像が作られている。

ゴーレムマンの大きな腕はアリシアがいたはずの地点へ振るう。

ただし、その腕はアリシアには当たらず、虚空を切ってしまう。


「ミラージュ・スラッシュ」


アリシアはいくつも残像を作りながらも、ゴーレムマンの右腕を斬り、腕は地面へ落下した。ゴーレムマンは苦しそうな声を発声する。

美しく、凄い斬撃だと俺は思いつつも、アリシアの加担へ向か...おうとしていた。だが...そんな必要はどうやらいらなかったようだ。

なぜなら。


「お前ら!結構強いんだなぁ!!!」


ゴーレムマンの頭上からイヴォが落ちてくる。その拳には、ナックルダスターをつけていた。

ゴーレムマンの腹部に直撃...


「ライトニングクロー」


その瞬間、イヴォが落ちたところに小さな閃光...いや、ゴーレムマンへ拳のパンチと電撃によって光が生まれる。

その衝撃によって、ゴーレムマンの胴体は一気に崩れ落ちた。

おお。すげえ威力だ...

イヴォは王立学園で校内順位で最高3位をとった正真正銘の化け物で、冒険者ランクB2を取得している。これは冒険者全体の中でも上位0.5%の実力とも言われている。

だが、主人公たちが入学すると、その後に歴代最高峰の実力を持つ主人公やヒロイン達、上級貴族の新入生がたくさん出てくるから印象は少しだけ落ちていってしまう。

それでも、学園内では常に最高峰何だったんけどね。


「う〜ん、正直ここじゃあ俺の練習相手にはならないな...そのまま突っ走って6層くらいまで行ってもいいかもしれんな。じゃあ、また会えたら会おうか」


そう言って階層の次の層へ進んで行ってしまった。


「あの人ってイヴォ・ライサクってひとだよね?最年少で王立学園3位になっているっていうあの...」


「そうだね.....」


王立学園3位にもうなっている...主人公がもう入学しているのか...それとも...

いや、そんな事を考えても仕方がないな。王立学園の入試試験でできるだけ高めの成績を取ることが、今の最優先だ。


「あんな人になれるように、頑張って入れるようになろう」


「私はちょっと...あの人は勇ましすぎだよ」


「だね」


あの人は、ゲームの中でも性格がガッツだったからな...と思いつつ、俺達は第1層をあとにする。



そして、入試試験の当日がやって来た。俺達は、移動するために伯爵家のロビーにいる。帰るところがないので、ファナックさんが俺を客人として留めてくれた。

(ファナックさんはアリシアの父親)

俺達はこの日のために宗教を覚え、社会も少し知って...全然試験に臨めるようにした。

わかった試験の内容は、最初は筆記試験で、次に才能値のステータス、現状のステータス、技術スキル、固有スキル等の確認、最後にに得意分野でのレベル確認だ。


「あと3時間で試験なのかぁ...ちょっと不安だなぁ...」


アリシアが少し不安そうにしていたので、俺はアリシアの肩に手を置く。


「大丈夫だよ。俺達はこの3週間の間であそこのダンジョンの5層まで行けたんだからこれってDランクとかCランクのレベルなんだから」


「そうだよね...流石に合格はできるよね...」


アリシアは俺の話を聞いて、少し表情が緩くなった。

これならきっと下らへんだろうけど、入学位はできるはずだ。きっと大丈夫だ。


「アリシアお嬢様。リオ様...馬車の準備が終わりましたので、ご乗車できます」


「ありがとう。セバス。じゃあ、いきましょう!リオっ!」


「うん」


俺達は、馬車に乗り席につく。

そして、日が昇っていく中、馬車は中央地区へ、王立学園のある方へと進んでいった。

この朝日を見ていると、ワクワクしてくる。なんか理由なんてあるか。20年ぶりの学校だぞ。やっほ〜い。




うっ....ワクワクしていろいろな方を向いていたら車酔いした............


学園にむかう最中に俺は吐いた......

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