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招待状
今は7月1日の午後7時です。浜杉市のアパー
トではボピくんが夕食を作って海斗くんの帰りを
待っていました。すると、海斗くんが息を切らし
て部屋に入ってきました。
海斗「ただいまあ」
ボピ「お帰りなちゃい」
海斗「ボピくん。いいニュースだよ」
ボピ「えっ?何でちゅか?」
海斗「今日、僕が働いているガソリンスタンドに
明美さんから手紙が来たんだ」
ボピ「何て書いてあったんでちゅか?」
海斗「それによると、明美さんは今、大相撲妖精
協会で会長をしているんだ」
ボピ「ええっ!どうちてでちゅかあ?」
海斗「うん。秋丘芸能事務所から出向しているん
だって」
ボピ「へえ。そうなんでちゅね」
海斗「それで、次の日曜日に浜杉アリーナで興行
をやるんだって。そのチケットを二枚同封
してくれたんだ」
ボピ「一枚はボクの分でちゅかあ?」
海斗「うん。実は、さっき彼女に電話したんだ。
仲直りしたいから、ぜひ見に来てくれって
言ってたよ」
ボピ「クピイー!うれちいでちゅう」




