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遺書3
遺書のつづき
私がショックで起き上がれずにいるとボピ先輩は
「できの悪い新人を指導するのは大変でちゅう」
と言って、「ワハハハハハ。ガハハハハハハ」と
笑いながら、部屋から出ていきました。
私はスイカーンさんと結婚するのを夢見てここ
に就職したのに、これではボピの子供が生まれて
しまいます。もう私は生きる希望が持てません。
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明美「この遺書を自宅に残しスイ美さんは海に身
を投げたのよ」
スイカーン「ウワー。何てかわいそうなんだあ」
明美「あなたを慕って就職した子がこんなひどい
ことをされたのよ。黙っていていいの?」
スイカ「仕返ししてやりたいけど、俺はボピが今
どこにいるかわかりません」
明美「それなら大丈夫よ。私がボピをおびきだし
てやるから」
*****
奇しくも、協会の次の興行地は海斗とボピくんが
暮らす浜杉市だったのです。




