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ぞく。かいととぼぴくん  作者: 割れせんべい
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新会長

 今は6月6日の正午前です。大阪のお寺

の部屋で、東京から戻って来た明美さんと

鬼沼が話をしています。

明美「会長。言われた通り、契約書に署名

 捺印してきました」

鬼沼「ありがとう。さっそく、今日の夕食

 の時に会長が代わることを全員に伝える

 よ。その後、私は警察に自首しよう」

明美「そのことなんですが、鬼沼さんは

 いったい、どんな罪を犯したんですか」

鬼沼「うん。私は妖精三名をダイナマイト

 で殺害してしまったんだ。ラジオンとい

 う妖精を爆破したのは彼が女性に乱暴し

 ようとしたのが理由だ。オレンジ山は恋

 人のミカの病気を苦にして、彼の方から

 二人そろって爆破して欲しいと頼んで来

 たんだ」

明美「そんなことがあったんですね」

鬼沼「月日が立つにつれ、自分のしたこと

 が正しかったのかわからなくなってね。

 自首すれば彼らの供養になるような気が

 するんだ」

******

 この日の夕方、鬼沼は、明日からは明美

さんが新会長になることを妖精達に伝え、

協会を去っていきました。ーつづくー



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