卑麻和リン
鬼沼「事務員は近くのビジネスホテルで仕
事をしているんですよ。」
明美「あ、そうなんですね」
鬼沼「あなたの荷物がお寺の事務室に届い
てますから、それを持って私の車に乗っ
てください」
鬼沼は自分の車に明美さんを乗せて、寺の
近くのビジネスホテルに行きました。
ーーーーーー
ホテルに着いて車から降りると、鬼沼が
明美さんに言いました。
鬼沼「明美さん。あなたの部屋は501号
室ですので、そこに行って荷物を置いて
ください。私は602号室に行っていま
すので、荷物を置いたら来てください」
彼女は鬼沼に言われた通りにして、602
号室のドアの前に行きました。ドアをノッ
クして中に入ると、机の前でヒマワリの妖
精がパソコンを打っていて、その横の椅子
に鬼沼が腰掛けていました。
明美「失礼します」
鬼沼「えー、こちらは事務員の卑麻和リン
さんだ。ヒマワリの妖精だよ」
明美「初めまして。木下明美といいます。
えーと、人間です」
リン「卑麻和リンです。リンと呼んでくだ
さい」
卑麻和リンは高さ140センチほどのヒマ
ワリの幹に両手が生えていて、花の中に目
鼻口がある妖精でした。
ー下に挿絵がありますー




