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調査
二月の下旬、大相撲妖精協会の一行が高
山市を去った日の翌日、河原を二人の男が
歩いていました。
この河原でダイナマイトが許可なく使用
されたのでは、という通報があったので高
山市の河川課の職員と警察官が調査に来た
のです。
職員「何かが焦げたような跡があります」
警官「ええ。それから、みかんのようなニ
オイがしますね」
職員「あっ、ここに指輪が落ちています」
警官「今回の事件と関係があるかもしれま
せん。証拠物件として保管しましょう」
~二人が現場を去ると小鳥たちがあたりに
広がっているみかんの種やオレンジの汁を
ついばみに集まってきました。
みかん妖精もオレンジ妖精も人間の胴体
に果実の頭をつけた姿をしていましたが、
胴体の部分も中身はみかんやオレンジで出
来ていたのです。ーつづくー




