拍手
刑事「もう一度お聞きしますが、昨夜11
時ごろ、あなたはどこにいましたか」
海斗「ですから、さっきも言いましたが、
その時にはもう自宅で寝ていました」
刑事「おかしいですね。その時刻にコン
ビニであなたを見たという人がいるんで
すがね」
海斗「きっと、似てる人と見間違えたんで
すよ。刑事さん、もう帰っていいですか」
監督「はい、カットー」
ここはテレビドラマの撮影現場です。厳
しい監督のもと、海斗くんは演技力をつけ
てきました。
監督「海斗君、段々うまくなってきたね」
海斗「あっ、ありがとうございます」
監督「よーし、10分間、休憩だ」
その時、明美さんが頬を紅潮させて海斗
くんに駆け寄って来ました。
明美「海斗くん、やったわ。新人さんに聞
く、が 今年のテレビ局組合主催のさわや
か賞に決まったのよ!」
海斗「本当に?やったー!」
二人は手を取り合って喜びました。する
と、回りにいた俳優たちも二人を祝福して
くれました。
一同「おめでとう、海斗」
一同「よかった、よかった」
一同拍手ーパチパチ、パチパチ
海斗「ありがとうございます、みなさん」
明美「ありがとうございます」
ーつづくー




