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ぞく。かいととぼぴくん  作者: 割れせんべい
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完全セルフ

明美「(新人さんに聞く)がテレビ局組合が主催

   するテレビ賞のさわやか部門の候補に入っ

   ているんだって」

海斗「えっ、本当かい」

(新人さんに聞く)というのは海斗くんがリポー

ターになって色んな職場に出向き、そこの新人に

インタビューをするという番組なのです。

明美「本当よ。社会に明るい話題を届け、若者に

   元気を与えたと評価されているのよ」

海斗「もし、受賞できたらすごいことだね」

明美「そうよ。だから、がんばりましょう」

海斗「うん。俺、絶対受賞してみせるよ」

*****

 再びここはボピくんのいる岐阜県高山市です。

朝食の片付けをすませたボピくんは漫画でも買お

うとお寺の門を出ました。町には薄く雪が積もっ

ていて時刻は午前10時です。ここから午後3時

まで料理係は昼休みなのです。

 ボピくんはたまたま見かけたコンビニに入りま

した。すると、そこは店員のいない完全セルフの

コンビニでした。

(うわ~。店員さんが一人もいないなんて、ちゅ

 ごい店でちゅね。万引きされないのかな~?)

レジかごを手にとるとボピくんは雑誌コーナーに

向かいました。そして、八丁目の夕日という漫画

をレジかごに入れました。その時です。背後から

声がしたのです。

「やあ、ボピくん」


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