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ボールペン
本文の終わりに挿絵がありますが
心が清く美しい方は、絶対に見な
いでください。
四人は夜の七時ごろに研究所に着きました。ト
マ代は自分の部屋にトマ美を呼びました。
トマ代「はい。これ、あなたのボールペンよ」
トマ美「ありがとう、叔母さん。ちゃんと、とっ
ておいてくれたのね」
トマ代「当たり前でしょ。旅行で疲れたでしょう
から、今夜は早く寝るのよ」
トマ美「はーい」
トマ美はボールペンを持って自分の部屋に帰っ
て行きました。キュウリ夫人とゴムリンさんも自
分の部屋で休んでいるようです。
トマ代は自分の部屋で考えごとを始めました。
(あの体液をどういうふうに製品化すれば最も利
益が出るか、明日から研究しなくちゃね。でも、
その前に研究室を片付けておきましょう)
そう思って、トマ代は研究室の入口のドアのカ
ギを開けて中に入り、電灯のスイッチをオンにし
ました。そして、その目の前の光景を見て、ひっ
くり返りそうになったのです。そこには、自分の
ウンチとオシッコで汚れたボピくんがいました。
トマ代「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ」