前祝い
トマ代「やったわあ。大量に採取できたわ」
トマ美「SMの道具を購入して正解でしたね」
ゴムリン「こんなにたくさん、出るなんて」
キュウリ「でも、本当に効果があるの?」
そこで、四人は採取した体液を自分の顔や手の
気になる所に塗ってみることにしました。
トマ代「トマ美、ちょっと見てよ」
トマ美「ええ、きれいになってます」
ゴムリン「所長、だいぶ若返りましたよ」
キュウリ「私、鏡とティッシュ、持ってきます」
こうして、四人は液の効果が本物であることを
確信しました。その時、ボピくんは一気に体液を
抜かれたせいで疲れてしまったのか、つるされた
ままウツラウツラと眠っていました。
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トマ代「あとはこれをどんなふうに商品化するか
だわ」
トマ美「それは難しいんですか」
トマ代「いいえ。難しくないわよ」
ゴムリン「それじゃあ、おおもうけ、間違いなし
ですね」
キュウリ「所長。久しぶりに、みんなで名古屋に
繰り出して、前祝いと行きましょう」
トマ美「それがいいわ。四人で居酒屋めぐりをし
ましょうよ」
ゴムリン「もちろん、所長のおごりでね」
トマ代「よっしゃー。みんなの日頃のがんばりに
ごほうびを出すわよー」
キュウリ「いよおっ!所長、太っ腹!」
トマ代「トマ美。出かける前に、この液はちゃん
と冷蔵庫にしまっておくのよ」
トマ美「はい。わかりましたあ」
こうして、四人は意気揚々と名古屋に向かった
のです。