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ぞく。かいととぼぴくん  作者: 割れせんべい
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前祝い

トマ代「やったわあ。大量に採取できたわ」

トマ美「SMの道具を購入して正解でしたね」

ゴムリン「こんなにたくさん、出るなんて」

キュウリ「でも、本当に効果があるの?」

 そこで、四人は採取した体液を自分の顔や手の

気になる所に塗ってみることにしました。

トマ代「トマ美、ちょっと見てよ」

トマ美「ええ、きれいになってます」

ゴムリン「所長、だいぶ若返りましたよ」

キュウリ「私、鏡とティッシュ、持ってきます」

 こうして、四人は液の効果が本物であることを

確信しました。その時、ボピくんは一気に体液を

抜かれたせいで疲れてしまったのか、つるされた

ままウツラウツラと眠っていました。

*******

トマ代「あとはこれをどんなふうに商品化するか

    だわ」

トマ美「それは難しいんですか」

トマ代「いいえ。難しくないわよ」

ゴムリン「それじゃあ、おおもうけ、間違いなし

     ですね」

キュウリ「所長。久しぶりに、みんなで名古屋に

     繰り出して、前祝いと行きましょう」

トマ美「それがいいわ。四人で居酒屋めぐりをし

    ましょうよ」

ゴムリン「もちろん、所長のおごりでね」

トマ代「よっしゃー。みんなの日頃のがんばりに

    ごほうびを出すわよー」

キュウリ「いよおっ!所長、太っ腹!」

トマ代「トマ美。出かける前に、この液はちゃん

    と冷蔵庫にしまっておくのよ」

トマ美「はい。わかりましたあ」

 こうして、四人は意気揚々と名古屋に向かった

のです。






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