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ぞく。かいととぼぴくん  作者: 割れせんべい
117/224

ザーシャ、ザーシャ

 ボピくんは左手でオ〇ン〇ンをしごきながら、

右手の指で空中に四角を描いて

「ザーシャ、ザーシャ」と言って前田さんに何か

頼んでいるようです。前田さんがしばらく考えて

「そうか。ボピくん。エッチな雑誌や写真が欲し

 いのか?」と言うと、ボピくんは

「フーヒ、フーヒ」と言ってうなずきました。

「すまんな、ボピくん。ここにはそういうものは

 置いてないんじゃ」と前田さんが言うと、ボピ

くんは何とかしてオカズ無しでも出そうと、

「フニ、フニ、フニー」と言いながら、がんばり

ました。そして、ようやく溜まっていたものが出

たので、「ウヘ、ウヘヘ」と笑いました。

 しかし、長い時間パンツをはかずにシゴいてい

たので、今度はおなかが冷えてしまいました。

「アジャ、アジャジャ、フンゴビイーー」

 そう言ってボピくんはウンチをもらしてしまっ

たのです。前田さんは困ったなあという顔で言い

ました。

「わしも、もう90歳じゃからなあ。いつまでボ

 ピくんの世話をできるかわからん。早く、元の

 ボピくんに戻ってくれんかのお」


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