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ザーシャ、ザーシャ
ボピくんは左手でオ〇ン〇ンをしごきながら、
右手の指で空中に四角を描いて
「ザーシャ、ザーシャ」と言って前田さんに何か
頼んでいるようです。前田さんがしばらく考えて
「そうか。ボピくん。エッチな雑誌や写真が欲し
いのか?」と言うと、ボピくんは
「フーヒ、フーヒ」と言ってうなずきました。
「すまんな、ボピくん。ここにはそういうものは
置いてないんじゃ」と前田さんが言うと、ボピ
くんは何とかしてオカズ無しでも出そうと、
「フニ、フニ、フニー」と言いながら、がんばり
ました。そして、ようやく溜まっていたものが出
たので、「ウヘ、ウヘヘ」と笑いました。
しかし、長い時間パンツをはかずにシゴいてい
たので、今度はおなかが冷えてしまいました。
「アジャ、アジャジャ、フンゴビイーー」
そう言ってボピくんはウンチをもらしてしまっ
たのです。前田さんは困ったなあという顔で言い
ました。
「わしも、もう90歳じゃからなあ。いつまでボ
ピくんの世話をできるかわからん。早く、元の
ボピくんに戻ってくれんかのお」