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訳だけ! 十八史略+蒙求  作者: ヘツポツ斎
01-03 西周

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01-03-07 周 宣王・幽王

 厲王《れいおう》が死ぬと、子の「宣王《せんおう》」が立つ。臣下に賢人たる「召穆公《しょうぼくこう》」「方叔《ほうしゅく》」「尹吉甫《いんきっぽ》」「仲山甫《ちゅうざんほ》」らを召し抱え、内外を整え、周《しゅう》を再興させる。


 が、その子の「幽王《ゆうおう》」が立ったとき、側妾の「襃姒《ほうじ》」に入れあげてしまう。襃姒が笑おうとしなかったので、幽王は彼女をどうにか笑わせようと手立ての限りを尽くしたが、だめだった。

 あるとき「蛮族襲来」の狼煙が上がり、これを助けるため諸侯が軍を率いて救援にやって来た。だがその狼煙は手違いによるもので、実際に蛮族の襲来があったわけではない。これを見て、褒姒が初めて大笑いした。


 幽王は正妃であった「申氏《しんし》」及び太子の「宜臼《ぎきゅう》」を廃し、襃姒を妃に、子の「伯服《はくふく》」を太子にすげ替えた。

 宜臼は母のふるさとである「申《しん》」に亡命。幽王は申氏の父「申侯《しんこう》」に宜臼を殺すよう命じたが、聞き入れられない。そのため征伐の軍を立ち上げようとした。

 それを聞き、申侯は犬戎《けんじゅう》と手を結び、幽王に攻撃を仕掛けた。幽王は「蛮族襲来」の狼煙を挙げたが、諸侯が救援に赴くことはなく、かくて幽王は「驪山《りざん》」の下で犬戎に殺された。




詩経 大雅 雲漢

https://kakuyomu.jp/works/1177354054918856069/episodes/16816700426319587771

この詩から宣王を称揚する歌が続きます。


まぁただ、宣王ってそれほど名君じゃなかったらしい、と言う話もあったりするんですよね。そういう君主をあえて「中興」で止めてる辺りに、曽先之の思想が垣間見えるのかな、なんて。

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