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二部 第2話




 九十九達はすぐに王都ブリューラドの東門にある大きな建物へ入った。

 中には旅人用の様々な品物が並んでいる。持ち運びを考えた品々は見ていて飽きない。

 小さめの鍋や折り畳み式の木製フォーク。何の肉か解らないが、分厚い肉の乾物から果物の乾物。一日目、二日目までなら通常の食材を使うのが普通であるため、生鮮食品も並んでいた。

 そして、岩塩や砂糖などの調味料に唐辛子らしき赤い香辛料、用途は不明だが鮮やかな色の液体が入った小瓶。

 傷薬から包帯、野営時に使う固形燃料や火打石もある。

 料理にも使うが、自衛手段にも使えそうな小さくて分厚いナイフから、毛布もあれば暖かそうな毛皮にマントなども置いてある。

 個別に買うならば中央通りに軒を連ねる専門店が一番良い。品数も豊富だからだ。

 だが、この店は旅に必要な品をより安く提供するための店らしい。

 長期保存を目的とした食料は別だが、道具類に新品は無い。基本的に中古品のみを扱っている。

 カウンターに居る恰幅の良いおばちゃんが四種族混合部隊を見て目を丸くしていたが、商売人の笑顔を浮かべた。

「二ヶ月ほど旅に出たいのだが、見繕ってもらえるかな?」

 エルがおばちゃんに声をかけると、はいはいと手慣れた様子で色々と荷物を大きなカウンターに並べ始める。

 この店の大きな特徴は馬車を貸し出している事だ。馬単体でも貸し出しをしている。

 馬単体であれば金貨十枚前後、馬車になると金貨三十枚ほどになる。だが、これは貸し出した馬を紛失した場合の保険だ。何事も無く期間内に返せば九割くらい返金してくれる。

 レンタルという単語が九十九の頭に過ぎる。

 常に必要とする商人ならば購入した方が安いだろうが、一時的に使いたいならば高すぎる。この世界でもその部分が商売になると考えた者が居るという事だ。

「馬は必要かい?」

「そうだな……」

 顎に手を置いたエルの横から九十九が声を掛けた。

「馬車に乗ってみたいな~」

「高いぞ?」

「馬鹿から巻き上げた金はあるから大丈夫」

 理由を知るエルはそうかと頷き、その話を聞いたおばちゃんが人の良さそうな少年の物騒な言葉に少し引いていた。

 雨などの天候も考え、ちょっと値が張る二頭立ての幌付き馬車をレンタルすると、大食漢の灰猫と白竜のために食料を大量に買い込んだ。


「楽ですな~」

 ガタゴトと平和な音を聞きながら九十九は空を見上げ、雲が漂う様子を眺めていた。

 馬車は二頭の馬でゆっくりと歩く。九十九が興味本位で荷馬車用の馬では無く、豪商が使う重馬車用の魔獣ゴウバを二頭レンタルした。

 ゴウバとは魔獣の一種で馬が呪われた姿とされる。魔獣と冠されているが、馬同様に大人しい性格であるため色々と人間の生活に利用しているのだ。

 仔馬の時期は普通なのだが、成長と共に全身の筋肉が膨張し、通常の馬の数倍ほど大きくなり、それに比例してかなりの重さを難なく引く。当然、人を乗せる事は容易だが、最高速度は人間が全速力で走れば追い付ける程度。速さよりも、力に特化した魔獣の代表でもある。

 ゴウバは走れば十分に追いつく速度になるが、坂道でも重さを感じさせない力強さがあるため、歩いていてもそれなりの速度を維持し続ける。

 さらには知能も高いために地図を見せれば、ゴウバ自身の判断で行動も出来る。今は二週間ほど道なりに歩いてくれれば良いので手綱を持つ必要も無い。とても優秀なので楽なのだ。

 馬車の中で優雅に寝転ぶ九十九の腹の上で、白竜と灰猫が座って話をしていた。

 正直、眠っても良いかな~と横になったのだが、さも当然のようにレミュクリュが腹の上に降り、暇をしていたミルが話しかけ、そのまま雑談となったのだ。

 完全に眠るタイミングを逸していた。

「……ソウナノダ。昔ハコノ辺リハ戦乱ガ続イテ、空ヲ飛ンデ移動スルノガ大変ダッタ。見ツカッタラ従属サセヨウト人間ガ押シ寄セルカラナ」

 遠い昔を思い出して頷く。腕組みをして、脚を動かしているのだが、足元が九十九の腹だと覚えているのだろうか。脚の爪が腹にツンツン刺さってむず痒い。

「ボク達みたいに仲間同士集まって国を作れば良いんだよー。侵入者には容赦する必要無いしー。独自の文化って言うのかな? そゆのも出来上がって面白いと思うんだよー。仲間が居れば楽しいしねー」

 見た目が可愛い灰猫だが、意外に難しい話もこなす。腹の上で行なわれた異種族の懇談会は見ていて飽きない。

「ま、ボクはそれに飽きたから外の世界に出たんだけどねー」

 赤い帽子を取り、見つめる。それは優しい笑みだった。帽子に対する笑みでは無く、帽子を通して故郷を思い出しているようだ。

 ふと灰猫が九十九に視線を向けた。

「そういえばツクモ~。ツクモの家族はどんな人間だったの~?」

 興味津々の眼差しが四つ向けられ、御者台に座る虎の耳がこちらへ向いた。

 〝人間だった〟と過去形で質問された事に苦笑を浮かべた九十九は何を話そうかと前置きにして、ゆっくりと懐かしい日々を紡いだ……。


 ──ちょっとだけ昔の事だ。

 九十九が目を開けると柔和な顔をした女性がそばに居た。生まれた時より知っている顔で実年齢よりも若く見えると評判の女性だ。

 ご近所さんやその道の方々から最強と言われる母親である。

 武闘派ヤ○ザの事務所を単身乗り込んで潰した噂を聞いた事ある。

 街でヤク○と出会った時、お久しぶりです、という言葉と共に道を譲られた逸話を残している。

 前者の真相は知らないが、後者は実話らしい。

 その母親が寝ている九十九の頭を撫で、髪を梳いていたのだ。少し恥ずかしい。頬が火照るような気がしたので、逃れようと身体をうごか……せなかった。

「九十九。今度からはお母さんが起こしたらちゃんと起きなさいね」

 優しく諭す母親の声。九十九の鼻の頭に指をちょんと置いて言うのだ。

 恋人同士ならば仲睦まじいバカップルのように見えるだろう。

 実際は親子なので本当に仲が良い親子、と言えるはずだ。はずなのだが……。

 現実はとても残酷なのだ。

 首を動かし、視線を四方に巡らせて少しでも現状を理解しようと努める。カーテンで仕切られたベッド、遠くからは看護師を呼ぶ声が聞こえてくるのを確認し、今、九十九が居るのは病院のベッドの上だと確信する。

 視線を自分の腹部に向けると包帯が巻かれ、腕には点滴が付けられている。

 すっきりとしない気だるい眠気から醒め、隣には母親がしょうがないな~としか思っていない表情を浮かべ、笑顔で座っていたのだ。

 九十九は首を傾げるしかなかった。何がどうなったのか、まったく解らない。

 最新の記憶を探ると今朝の出来事のはずだ……。


 記憶の中で確かに一度声を掛けられた気はしていた。が、いつもよりも夜遅くまで起きていた事が祟り、油断して目を閉じた瞬間に二度寝してしまったようなのだ。

 部屋の外、階段を上がってくる足音が聞こえ、

(あぁ、母さんが来たのかな~?)

 夢うつつにそう考えていると、部屋の扉が開く。

「もぉ~。朝だから起きてって言ったでしょ~」

 耳にした言葉はこの子ったら、と言わんばかりの呆れた声だ。別段怒っている様子も感じられない。

だが、トンという踏み込んで跳ねる音と同時に

「母さんだって忙しいんだから~。早く起きなさいってッ!」

 その言葉を最後に腹部への激痛を感じて意識を手放した。


 そこまでは思い出した。

「母さん。現状の説明をしろ」

「えぇ~? 九十九なんで怒ってるの~?」

 あたふたとしている母親はともかくとして、どう考えても状況がおかしいのだ。

 二度寝して、母親の二度目になるモーニングコールを聞いたら、病院に居ました。

 大事な部分がごっそりと抜けている。特にモーニングコールと病院の間には。

「良いから早くッ!」

 強く言葉を吐き出すと腹部が痛む。

「もぉ~。落ち着きなさいよ。手術したばっかりなんだから」

 新たな単語が飛び出す。確かに腹部が痛い。それも包帯が巻かれているので間違った情報ではないだろう。

 確認のための視線が腹部へと、納得は出来ないが間違いでは無い事を確認した後に母親へと視線を移動させて先を促す。

「朝だから起こしてあげたでしょ~? でも、その後ぜんぜん起きて来ないから……」

「……から?」

「飛び後ろ回しの要領で飛んで~、母さんの美脚を頂点まで上げて~振り下ろしたの~。うふっ」

「…………」

 つまり、起きない九十九へ飛び後ろ回しかかと落としを披露したようだ。

「それでも起きないし、カニみたいに泡なんか吹いちゃって朝から甲殻類のモノマネしてるのかなぁって思ったら、意識が無いし。ベッドも二つに割れちゃって帰ったら片付けしなくちゃ。大変なのよ?」

「つまりあれか、てめぇは息子が二度寝したからって、飛び後ろ回しかかと落としなんて大技を出したってのかッ! 誰を、そして何を想定したらそんな起こし方になるんだよッ!」

「なんで怒ってるのぉ~? 母さんはこの技で数々の強敵を打ち倒して来たの。失敗なんてしないわよ~」

 もう、この子ったら~とばかりだ。

「そんな凶悪な技を自分の息子にやるのかッ! てか、強敵って誰の事だッ! そもそも誰が失敗を気にしたんだ。誰がぁぁああああああ!」

「もぉ~。九十九は術後でも元気なのね。母さんの自慢の息子よ」

 罪悪感がまるで無い満面の微笑みを浮かべ頭を撫でる。

 だめだ。目の前のイキモノは色々な方面でだめだ。

 自分の母親の異常さに頭を抱えていると、病室の扉が開いた。

 何とも面倒臭そうに果物籠を抱えた父親である。

「ん。九十九。元気そうだな」

「そのうっすい反応はなんだ? クソ親父」

 反応と同様に薄く笑いながら椅子に座ると、母親に飲み物を買ってくるように頼む。

 笑顔でパタパタと音を立てながら買いに行った母親の姿が見えなくなるのを確認すると、

「うむ。まぁなんだ。二度寝すんなって事だ」

 肩にぽんと手を置くと苦笑を浮かべた。うだつの上がらない顔している。

「まさか、親父も……」

「ハッハッハッハッ。五回ほどな……」

 力無い笑み。この境遇を五回も体験した猛者が目の前に居た。

「ちなみに……。五回も受けてなぜに普通に夫婦生活を送れるんだ?」

「なんだ。別れればいいのか? ま、そのうち九十九にも解る日が来る。こうなっても一緒に居たいって思う気持ちが……」

 窓の外を眺めているが、もっと遠くを見ている。九十九の知らない過去を見ているのだろう。

 だが、その説明を聞いて納得する九十九ではなかった。

「なぁ~にしんみりしてんだクソ親父ッ! 俺が言いたいのはこう言う事は普通じゃねぇって教育すんのが親父の仕事じゃねぇのかと言ってんだッ! 惚れた腫れたの話以前の問題だろうがッ!」

 左手が襟首を掴み、右手は腹を押さえて絶叫する。さすがに術後なので手は出せない。

 息子の様子を落ち着いて眺め、肩に手を置いて答える。

「いいか我が息子マイ・サン。世の中には言わなければならない事と言ってはならない事がある……」

「この惨状を見ても言っちゃダメなのかッ!」

「そして、世の中には言った所で変わらない事もあるのだ……」

 とても冷静に話す父親。その言葉を聞いて九十九は信じられないとばかりに絶句するしかなかった。今込められるだけの力を入れた左手が、だらりと下がる。

 母親は自分が選んだ旦那の言葉ですら聞かないという事なのか……。それは、天然を通り過ぎて、そっち系の通院を薦めなければならない状況なのかもしれないという想像が過ぎる。


「ま、五回目でやっと危険だと理解してくれてな。やめると言ってくれた時は本当に嬉しかった。ハッハッハッ」


 ……ちょっと待って欲しい。話が変だ。

お父様ふあーざー。その話が事実なら、なぜに俺がこんな状況に?」

「うむ。俺が五回もあんな目にあって、血を分けた息子が何も無いというのは不公平だろ? やはりこういう事は家族で分かち合うのが一番。母さんと相談して加減するならば良いのではという結論に至ったのだよ。

 でも、母さんも久しぶりだから加減ミスったみたいだな。ハーッハッハッハッ」

 自らの膝を叩きながら、傑作だとばかりに本当に楽しそうに笑う。これが家族の絆とでも言いたいのだろうか……。

「くっ、クソ親父ぃぃぃぃぃいいいいいい!」

 世の中には父親が相手でも、そして満身創痍だとしても拳で語り合う必要がある。それが今だと確信している。



「す、すごいね……」

「チ、チカラヅヨイ母君ダナ……」

 当然の反応だろう。普段は絶対に誰にも言わない家庭の恥ずかしい事情だ。この話をすると、ほとんどが目の前に居る灰猫と白竜と同じ反応をする。そしてその後は同情というよりも憐れみの眼差し。

 確かに《愛情》の意味を履き違えた両親の元で今の九十九が出来上がっているのは自慢になりそうだ。

「ま、それでも親は親なんだよねぇ」

 異常だと言いながらも、それが九十九を取り巻く世界だった。それが酷く懐かしい。

 目の前に居る、しゃべる灰猫と幻想生物の白竜との生活も異常だが。

「そう言えば、九十九がこちらに来た時期に何か大きな出来事が無かったのか調べたんだが……」

 手綱を握るエルが少し重くなった空気を払拭させるように口にした。

 当然、九十九は起き上がって先を促す。腹の上でまったりしていた灰猫と白竜が突然の事に対応出来ず、馬車の端へ転がって頭をぶつけた。涙目になった灰猫が拳を振り上げて抗議しているが、形だけの謝罪をしてエルの隣へ行く。

「レミュ殿に聞いたが、ツクモがこの世界に来るには魔術的な方法しかないだろうと言っていた。俺もその考えには同意している。そのツクモの言う……ぱそ…こん? に浮かび上がった言葉を考えれば魔術的な方法でしか考えられんからな。

 それで来た頃にこの近辺で魔力事件、もしくは魔術実験が行われたかどうかを調べてみたのだが、何も出なかった。

 まぁ、事件性がない限り傭兵ギルドからの情報ではそんなもんだ。

 次に魔術師ギルドに問い合わせようと思ったのだが……、あのギルドは仲間や学びたいという門徒には優しいが、それ以外には頑なでなぁ~。特に異種族を実験材料に見ている節があって、好きじゃないのだ。だから、まだそこまでは調べて無い」

「そうか……。魔術によるものなら、魔術師ギルドに問い合わせるのが一番なんだね。金にモノを言わせるか、地道に友好を得るか……」

 ふむ、と悩ませる話題だ。手がかりが無い状態からのスタートであれば当然だろう。手掛かりがあると確信出来るならば金を支払う価値はある。だが、無いかもしれないならば、ちょっと躊躇してしまう。九十九だけが生活するのであれば払うが、今は仲間との共同生活だ。否とは言わなくても遠慮はしなければ。

 問題が問題だけに、おいそれと解決出来るとも思えないし、思っていない。早く元の世界に帰りたいと願うが、すぐで無くても良いと考えている。先日の出来事も含めて、善し悪しは別にして元の世界では経験出来ない事が多くあるのだ。

 話を聞き終えた九十九が荷台に戻ると、そこには強敵と言うか、難敵が居た。

 細くなった瞳が九十九を刺し射抜く。おざなりな謝罪のために座りこんだ灰猫がそっぽを向き、白竜がよしよしと頭を撫でている。

 眼光鋭い白竜が無言の抗議をしていたのだ。

「わ……悪かったってば……」

 見た目も相まって強く言えない。小さな子供が涙目で怒っているようにも思えてしまうのだ。

 どうする。

 どうすれば……。

 色々と考えを巡らせ、身の回りで何か使えそうな物がないか視線を送り、一筋の光明を見出した。

 九十九が手を置いていた箱を開け、中から買ったばかりの二本の干し肉を出す。大量に注文したためにおばちゃんがおまけしてくれた品だ。

 安易な解決方法でさらなる怒りを買ってしまうかもしれないと思いつつ、土下座に移行しながら腕を伸ばし、ずずずぃ~と差し出すと……。

「女の機嫌を食べ物で何とかしようなんて考えて居るなら、ツクモは最低だよッ!」

「そだね、他の手を考えなきゃな」

 引っ込めようとした手を猫の手が引き止めた。

「ボクは肉で誤魔化される女じゃないからねッ!」

「我モダゾッ!」

 光速で干し肉を奪い、あぐあぐと食べている。

 一様の解決を見た九十九は肩を竦めて解ったと伝えて置く。ミルもレミュクリュも形だけの抗議でしかなかったので矛先を収めたのだ。

 小柄な灰猫と白竜が一生懸命食べている姿を見て和んだ。実際の攻撃力は無視して、見た目だけで言うならば完璧な愛玩動物にしか見えないのだ。それが両手で干し肉を掴んで一心不乱に齧り付いている姿は愛らしいという言葉しか当てはまらないだろう。

 納得したようにうんうん頷く九十九。ふと、何かに気づいたように背後を振り返ると、そぉ~っと手を伸ばして干し肉を摘んでいたエルと視線が合った。

「い、いや別にだな……」

「なんも言うてないがな……」

 のどかな旅なのだ。





週に一度の更新になりつつあります。

読者の方々に飽きられないようにがんばりますのでよろしくお願いします。



私事ですが、お気に入り登録者が現時点で99人を叩き出しておりました。

アクセス数も90、000アクセス突破しておりました。


まだまだ未熟な拙作を読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

これからも精進して行きますのでよろしくお願いします。


出来ればですが、評価、感想等を残して頂けるとテンションあがりますのでよろしくお願い致します。


次回は今回よりも短くなると思います。

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