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21話 釈迦世界

~釈迦世界~


ジェニス

「釈迦しかいないな」


見渡すばかりに釈迦しか存在しない

他の人間の姿は無く釈迦だけしか存在しない


釈迦

「俺らはクモイトビジネスに乗っかった連中さ

そうして、そのクモイトビジネスは成功に終わった


クモイトビジネスはねずみ講で終わるものだが

分配システムが優秀でね…HAHAHA、これでもう分かるだろう?」


全員釈迦なのは参加条件で外見を変えられている

刻印のようなものだ 別人なのかは顔のバーコードのアカウントで決められているという


ジェニス

「まさか…井戸の住人がねずみ講の最下層という事か?」


釈迦

「正解!(笑)

奴らは最後尾に参加した奴らさ


俺らはまだ先行者だったのさ

遅く参加したと思ったが…よっしゃああああ!って思ったぜ」


釈迦は笑いながら井戸の中をテレビの中を見せびらかしていた

様々な機器や物の中に鏡の世界を作り出し

そこで最後尾にクモイトビジネスに参加した参加者を強制稼働させている


釈迦

「どうだ?最高だろ?

俺は釈迦様に感謝しているぜ?だって俺ら楽しいからよぉ!」


釈迦は大麻を吸いながら笑っていた




ジェニス

「こいつらはもう駄目だな 何を言おうと

この罪の吸い殻を吸い続ける事になるのだろう」


ジェニスは釈迦のクモイトビジネスで吊るされている住人を見ていった

芋づる式に参加者の優遇の差が存在していた


その特徴を見破り、そして果てにある蜘蛛を見つけた




ジェニス

「おい釈迦!いるのだろう!出てこい!クモイトビジネスで稼働している住人を解放しろ!」


釈迦

「何だね君は

クモイトビジネスに参加していたのだから仕方が無いだろう


合法的だから何も問題は無い

それともあれかね?私を殺すのかね?そうすればこの世界の全員がお前を殺そうとするだろう」


ジェニス

「釈迦の甘い蜜を吸い続けているからな

解放して、世界をよくしたいのだ 協力しろ」


釈迦

「はいそうですか 言うとでも思うのか?

クモイトビジネスを主催した頃、私はとてもひもじい思いをし続けた

もうあの頃には戻りたくはないのだよ


ペンペン草も生えなかったあの頃には戻りとうない」


ペンペン草が呪刑

ペンペン草を触ると、最後尾の参加者が召喚される


釈迦

「こいつを殺す事で貴様らは解放させてやろう」


血の涙を流しながら参加者が走ってきた

しかしジェニスは足払いしてこけさせる


ジェニス

「よえ」


釈迦

「だろ?(笑)」


ジェニス

「お前もな」


釈迦

「え?」


釈迦は首を切断されていた

瞬間、涙を流した


ペンペン草も生えない状況に釈迦は後悔をしたが時は遅かった




ジェニス

「クモイトビジネスの主催者を殺したのはいいが、

釈迦世界はどう稼働するのだ」


釈迦

「あぁそれは大丈夫大丈夫

先行者利益として主催者が死んだ場合は

俺が貰う事になってっから」


釈迦はそう言って生首から

自分のバーコードの頬と同じ部位の皮膚をもぎ取ると

それを自分のバーコードの上に上乗せする


釈迦

「俺、主催者なっから!」


ジェニス

「勝手になってろよ」


ジェニスは流石に突っ込んだ

しかしジェニスはこれまでの歴史を振り返った


ジェニス

「我は魔女狩り時代に生きていたが

別の国に魔女狩り国を核爆弾で消滅させられて


それから我は何故か、参加者となっていたのだが

我は参加していないぞ」


釈迦

「ははは、だよねー(笑)」


笑っている釈迦は見事に怪しかった


ジェニス

「貴様は、伯爵に模型を売った奴だな」


釈迦はにんまり笑顔で肯定した


釈迦

「だねー(笑)

ジェニスの存在は予知していたよ


運命殺し(デスティニーブレイカー)に聞いたからな」


ジェニス

「運命殺しとは何だ?

我は輪廻貴族だが、その名は聞いた事ないぞ メビウスの輪でもな」


釈迦

「最近、外部の世界から脱出してきたっていうよ

何故か、ジェニスの事を知っていたんだよねー 輪廻貴族って事もさー」


釈迦世界は

魔女狩り時代と同じ時代だ

そして、運命殺しに輪廻貴族の存在を知ったこの釈迦は

クモイトビジネスでの主催者となる為に

先行者利益で得ていた金で模型と模型の中の核搭載で計画を立てていたのだ




ジェニス

「我でも知らないとは…一体どこからだ?外部の世界…か

まさか、幻想箱庭で何かが生まれたのか?」


釈迦

「運命殺しで、運命を殺してくれるからねー

予知を教えてもらったから、直ぐに運命を殺して変えれたよ」


ジェニスはそのまま釈迦の生首を切断した

と思ったが、釈迦はけろっとしていた


釈迦

「何で死んでないかって?

これが運命殺しの凄い所


運命を殺せるのさ」


ジェニスは思った

それなら、運命殺しで何でも叶えられるだろうと


ジェニス

「呪刑限定の能力か…」


呪刑限定だからこそジェニスにしか通用しない

だからこそジェニスはその計画に参加させられていたのだ


釈迦

「大丈夫 俺にはそんなに望みはない

頂点に立ってみたかったのさ


世界の頂点 最高だろ?

ジェニスは輪廻貴族っていう最高のポジションにいるからわかんねーんだよ

な?ウィンウィンでいこうぜ?運命殺しに辿り着きてぇんだろ?」


釈迦はジェニスの脳内に運命殺しはいるという


ジェニス

「何もするなよ?」


釈迦

「大丈夫だって!心配すんじゃねぇよおら!」


鏡を割る


ジェニス

「やめろ!参加者が死ぬだろ?」


釈迦

「クモイトビジネスの参加者が一体いくらいると思ってんだ?(笑)

そして何で魔女狩りみてぇな時代が蔓延してたと思ってんだ?


金で何でも出来る時代に突入してたって言っただろ?

クモイトビジネスはこの世界での基盤なんだよ


そしてクモイトビジネスに参加出来なかった人間は何を望むんだ?

HAHAHA、それはもう魔法に決まってるだろ?

魔法が無かったら?魔法が欲しかったら?魔女狩りで炙り出すしかねぇだろ?


ぎゃははははは!」


ジェニス

「天下統一の時代で王女を殺したのが仇になったのか

カードを失った世界ではこうも時代が終焉的に向かうとはな」


釈迦

「もうクモイトビジネス無しでは生きられないのさっ!

HAHAHA!だから俺はさいっこうにパーフェクトな主催者エンジョイできるぜぇ?

大麻も全て吸い放題さ!ぎゃはははは!!」


釈迦はもう狂いに狂っていた

世界をいくら狂った勢いで生きていようが

クモイトビジネスが基盤となってしまった世界では釈迦世界で全て罷り通る


ジェニス

「幻想箱庭に行って運命殺しに直接聞いてやるさ」


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