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1話 黄昏の時
貴族とは残虐非道で傲慢でありその癖臆病者だと恐れられていて忌まわれていた
しかし貴族であるジェニスだけは違っていた
そう、ジェニスは本当の貴族とは何なのか分かっていた
「貴族とは誇りを賭けて命を賭けるものだ…」
(俺の貴族心には何が映っている?)
ジェニスに誇りが映し出されたのは、ある日の事件からだ
~ある日の事件~
ジェニスは貴族として真っ当していた
その真っ当さは皆の目に余るものだった
そしてそれは
「素晴らしいよジェニス」
「ジェニス君は将来有望な貴族だ 誇りに思うがいい」
裏側では
「良い駒が出来上がりそうだ」
「貴族とは利用する者・利用される者がいてこそだ」
「ジェニス君は立派な利用される貴族ですな」
ジェニスはそんな裏側を知ってはいた
しかし
「俺はそんな奴らどうでもいいんだ」
英才教育を自分の名を意識する前より受けていたジェニスは
そんな中傷罵倒レベルの問題などどうでもよかった
「やぁやぁジェニス 君の英才教育ぶりには狂気する程素晴らしいよ」
年上のエレッカ こいつはジェニスによくちょっかいをかけていた
そんな言葉にすらジェニスはクールだった
それは中傷罵倒レベルの大人と同じだったからだ
「エレッカ殿も大人貴族の仲間入りですね」
エレッカは舌打ちをした
エレッカの家族の食事会に参加した




