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日本異世界転移物語  作者: 秋津洲皇国
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閣僚会議

村上は悩んでいた。何故なら、ついさっき"どんなことが起きても切り抜けてやる”と思ったはいいものの、肝心の日本の行く末を決める幕僚会議がまるで進んでいなかったからである。

〜3時間前〜

「では、今から閣僚会議を始めます」

そう言うと、各大臣は発言権を求め一斉に手を挙げた。 

「山下国土交通大臣」

そう言って指名する。そうすれば山下国土交通大臣は話を始めた。

「現状、我々は各貿易会社から貿易船との連絡が取れないなどの連絡がある以外何もありませんが、早急に何が起こっているのかを確かめる必要があります」

「ではその為の手を打つべきだと……」

そう鍋田総務大臣が口を挟む。

「ではその具体案はあるのかね?」 

そう私が言うと鍋田総務大臣は黙ってしまった。

そして……

今この時間まで3時間もあーでもないこーでもないと話し合っているのである。

「本当に誰かいい案を出してくれないか」

そういったとき宮沢防衛大臣が

「自衛隊だ」

そういったのだ。皆わけがわからないという顔をしているし、私もそうだろう。

「どういうことだね?」

そう私は聞いた。それに宮沢防衛大臣はこう答えた。

「自衛隊を出動させて周辺の情報を集めるのだ。

そうすれば何が起こっているのかわかるし、運が良ければ何故こうなったかも分かるからな。」

それを聞いたときの大臣達の反応は2つに分かれていた。

一方は私と同じく感心し、そうしようと思ったグループ。

一方は興梠外務大臣のように絶対にしてはいけないと言っているグループ。

しかし、私が代案を示せと言ったらそれができずについに異変が起こってから初の自衛隊出動となったのだった。


次回ようやく異世界です。

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