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Prologue
初めての投稿です。
間違いとか文句とかあったらバッチコイです。
その日、一人の青年が死んだ。
その魂は正しい流れに乗らず、幸か不幸かもう一つの世界へと流れつく。
そこで彼は生まれ、成長し、やがてある国で騎士となった。
――――西暦1927年 八月十日。
騎士にも拘らず怠惰な生活をしていた彼は、戦場の最前線へと送られる。
そこで同盟国の裏切りに会い、最前線で戦っていた騎士団は窮地に立たされる。
その時、彼は自分の身を犠牲に騎士団団長を含む総勢九百八名を逃がし、自身は追手を防ぐために戦場へと残った。
戦争が終わった後、彼の死体は見つからず、今だ行方不明のままである。
終わった。