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学園に着いたら埋もれました

2日馬車で移動し、ついに…到着!

馬車を降りる時、足に負担がかからぬよう魔術を発動させる。

「風系統魔術ー浮遊輪廻ー弱弱」

ふわっと浮いて、地についたら即座に解除

「術式解除」

はい、完璧!

「相変わらず魔術使いまくるな〜道中使いまくってたよな」

そう、使いまくったのである。

野宿する時、襲われると嫌なので、

結界系統魔術ー強固ー強

を発動させたり、焚き火をする時、

火系統魔術ー火球痕ー小

を発動させ、薪につけたりしていたのだ。

「地味に疲れたわねぇ〜ふぁぁ」

欠伸をしながら言うミミル。

「お前は、何もしてないだろ」

「したわよ。魔物凍らせた」

「それだけかよ」

「で?なによ」

「 あ?俺は魔物ぶった切ったり、魔術とか使ったから疲れてんの」

「はいはい、おつかれおつかれ〜」

「わかってないな…」

「もーバチバチするのやめて」

私が割って入って止めさせる。

そうしたら、後ろから誰かの気配を感じ取る。

「やぁ!君が神童シャルナかい?待っていたよ〜わしは、学園長、ターリック」

神童って…

「ひっ」

咄嗟にレオンの後ろに隠れる。

そしてそっと魔術を発動させる。

風系統魔術ー隠蓑

発動させると、スっと身体が透明になる。

あとは、制御系統魔術で、付いてくるよう指示の術式を…

制御系統魔術ー指示術式展開

ササッと術式を書き換える。

よし!完璧!

「シャルナ〜何隠れてんだ?」

「…」

「神童シャルナは、恥ずかしがり屋と聞いておるでな、大丈夫じゃぞい」

「なら、ありがとうございます。俺はレオン=アステル。この透明になっている名高き神童、シャルナ=アルメリア。それで、この白狐が、白狐精霊獣の、ミミル。」

「白狐が、神童シャルナの使い魔だったかのぅ?」

「仰る通りです。」

「うむ。では、寮を案内しy…」

次の瞬間、透明化したシャルナを人が続々と囲み、シャルナは、透明なはずなのに埋もれる。

「わー本当に神童シャルナだ!」

「なるほど…制御系統魔術と風系統魔術で隠すか…やるな!」

「さすが!神童シャルナ!」

「わぁぁぁぁぁ!」

「隠れてる!可愛い♡」

予感的中…良かった…

「皆静かに!困っておるでないか!」

「はーい…」

「うむ、寮へ戻りなさい」

「はい…」

「では、寮を案内しよう」

「ありがとうございます」

「シャルナ、もう出てこい。みんな寮に戻ったぞ」

本当に?なら、

「術式解除」

ぽわっと淡い光が身体をつつみ、元に戻る。

「やっと出てきたな」

「シャルナ、さっさと行きましょ」

「うん…」

しばらく歩いた後、やっと着いたようで、学園長が立ち止まる。

「ここがシャルナの部屋だぞい」

「…アリガトウゴザイマス…」

「シャルナの部屋の隣がレオンのだ」

「ありがとうございます。」

「うむ、じゃあ準備が終わった頃に案内役を連れてくるからのぅ」

「何から何までありがとうございます」

「いいんじゃいいんじゃ、こちらとしても嬉しいからのぅ、まさか神童と名高き人物が、来るとはのぅ」

「ははは…では」

「うむ、ではまた後でな」

「はい」

部屋に入ると、そこそこ広く、勉強机に、ベッド、タンスに収納スペースまであり、結構揃ってるなと少し関心する私。

早速アタッシュケースを広げ、文房具を並べたり、片付ける。

数分後、終わって机に並べた文房具を見てうっとりする私。魔術書は、本棚にズラリと並べたので、読みたい放題!

そんなことを考えていた頃は、少し予想していたあのことが起こるとは身にも知らずなシャルナだった。

昨日は読んでくださってありがとうございました…!

たくさんの方に読んでもらえて、とても嬉しかったです…!

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― 新着の感想 ―
可愛い!逆に埋もれるの凄!なんでこんなに面白くって読みやすいんですか!神作家ですか!くぅ〜可愛さが身に染みるぅ……
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