爆発しました…
「ふんふふふん♪」
朝、私は今自室にてハードケースに荷物を詰めている。
学園は、寮制なので、パッキング中なのである。
「楽しそうだな。あれほど行かないと言ってたのに」
「それがシャルナよ…ハムッ」
「感情の変化早…」
「ムグムグ…ふぉへはひゃるはほ」
「食べながら言うな〜ってそれピーランの実、何個目だよ」
「ひゃっこへはほ?」
「100?食べ過ぎだろ。それ一応魔術で発酵させた果実だぞ」
「ほへはへっへふ」
「爆発しても知らないぞ?っていうかあんまり手に長々と持ってると、そっち爆発するぞ?」
「はいほーふ」
「爆発しても俺を責めるなよ」
「はひはひ」
次の瞬間、ピカっと光って何かが爆発した。
そう、ピーランの実が爆発したのである。
「あああー!私のシャイノートぉ〜!何してくれるのよ!ミミル〜!」
私のノートがピーランの実でベチャベチャ…もうヤダ…
「ほら、言ったろ?ミミル。爆発するだろ?」
「初めて知った」
「初めてって…777年生きてたんじゃないのか?」
「ピーランの実にハマったのも68年前だし。知るはずないじゃない!」
「染み取れない〜!」
必死で揺らしたタオルで拭いている私。
「新しいの買ってきたらどうだ?」
「賛成〜私もピーランの実買ってこよ」
「お前しばらくピーランの実禁止」
「え?普通に無理なんですけど」
「金は渡さないからな?」
「え〜!酷ッ!」
「私のノートぉ…」
涙目で、鼻が赤くなり、眉が垂れ下がっているシャルナを見て2人は
「元気出せよ…また買ってくるから」
「そんな落ち込む程なの?」
「落ち込むって…これ肌触り良かったのにぃ〜」
「これ、謝った方がいいぞ?ミミル」
「?ゴメンゴメン」
「は?ごめんは1回。気持ちこもってないぞ」
「うぅ〜」
「じゃあ、買いに行くぞ」
「…ハイ…」
「完全に落ち込んだな」
「まぁ、いい経験でしょ」
「お前がな。ミミル。教訓になったな?なら禁止だ」
「なんでそうなるのよ」
「最初っからお前が悪かったしな」
「はぁ?」
こうして、また文房具屋へ行き、シャルナの文房具のこだわり戦が始まったのは、想定内である。
そして、翌日魔術書店へ行ったら…シャルナが大興奮したのは言うまでもない。




