何処だぁぁぁぁぁ!
「リアン様…やめてください!いや、やめろぉやゴラァァァ!」
「ルイトぉぉぉぉ!今兄ちゃんが行くからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「禁忌は犯してはなりません!!!」
「禁忌など気にいしていられるかぁぁぁ!!!」
「禁忌を犯す馬鹿王子がどこにいんだよ!やめろやゴルァァァ!!!それやればこの学園吹っ飛ぶぞ!そろそろ学園長が倒れる!」
「ルイトが消えたという現実の方が辛いわぁぁぁぁ!」
「わざわざやめろっってんだよ!!馬鹿!」
「誰が馬鹿だ!というか隣国の王子様に何言ってんだよ!」
「隣国は隣国じゃい!」
「隣国でも王子だろぉぉ!」
「王子の中でも第2だろぉぉ!」
兎に角!!!この召喚魔術を使うにはかわりない!!!
僕の最愛の弟であるルイトが何処に行ったか分からないのに使わないわけないだろォォォ!何か危険な目に合ってないか…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「だからやめろってんだよ!」
バチンッ
と僕の頬を思いっきり叩くヤミル。
「痛っっってーな!馬鹿!」
「馬鹿はどっちだゴラ!」
「馬鹿じゃねー!」
「喧嘩売ってんのか?ゴラァ!」
「やんのか?やんのか?」
「あぁん?じゃあやんじゃねーか!」
「中庭集合…の前に…ルイトぉぉぉぉ!今助けるからなぁぁぁ!」
一方、ミミルは…
「滅多にキレないというか…凛々しいヤミルがブチギレてるわね…地球滅亡危機?!そんなわけないわ…」
といった何となく複雑な心情なのであった…
今回は、ルイトとシャルナがいないだけで学園がここまで混乱するのか……と読者が思わず笑いながら心配になるほどの大騒ぎ回でした。リアンの「弟を探すためなら禁忌でも何でもやる!」という暴走ぶりは、彼の愛情の深さと同時に“王族としての危うさ”も見えて、ただのギャグでは終わらない迫力があります。
ヤミルが珍しく本気でキレてリアンを止める場面は、普段冷静な彼だからこそインパクトが強く、学園長が倒れそうというツッコミも含めて、学園全体の緊張感が一気に伝わってきました。
そしてミミルの「地球滅亡危機?!」という冷静なのかズレているのか分からない心の声が、混乱の中でも作品らしい軽さを添えてくれています。
異世界側は完全に“限界”に達していて、誰もがルイトとシャルナの不在を痛感している状態。現代側で事件が進む一方、異世界側の混乱もピークに近づき、物語全体が大きな転換点へ向かっているのが感じられる回でしたね。
本日の土曜サービスは、これで終了です!お疲れさまでした!明日もあるし、スピンオフの方もあるのでよろしくお願いします!




