合流
ダンジョンから出ると、レオン達がいた。
レオンは、私を見つけるなり走って抱きついてくる。やめてやめて…地味に苦しい…
「レオン、やめてやったらどうだ?シャルナ顔が笑ってないぞ?」
「?!あ…ご…ごめん」
「べ、別にいいy」
「ところでシャルナ!さっきの大規模上位魔術放ったのシャルナか?!」
「え?そうだけど」
「言ったろ?シャルナだって…」
レオンの言葉を耳にせず、私に質問攻めしてくるルイト。
「やっぱりやっぱり!あれの術式が理解できなかったんだけれど教えてくれないか?!構造どうなってるんだ?!火水風土の合成大規模上位魔術か?!」
「わかったわかったちょっと休ませて…」
「そう言わずさ〜教えてくれよ〜シャルナ〜」
「しつこいなら教えない」
「承知致しました」
「そこまでなれとは言ってない」
「わかりました」
「そこまでしなくていい」
「わかったよ美しきシャルナ姫」
「もうダメだ…」
「シャルナが珍しく諦めてる…」
って!姫って何よ…美しくもないって…
「で、シャルナ。話戻すぞ?その後何してたんだ?放った後」
「え?魔石を」
「だろうな」
「なんでわかるのよ」
「シャルナならついでとか言ってやるだろうなってな」
「予想が見事的中で嬉しいわけ?」
「半分正解半分不正解」
「何よ」
「まぁ、無事でよかった」
「えっ?」
「では帰りましょうか」
「てかミミルついてこなくて良かったんじゃないか?酔ったままだし」
「…」
「じゃあ精神干渉と神経干渉魔術やっとくね」
ということでミミルの酔いが覚めてきた頃に、浮遊輪廻で爆速で帰ったのである。
第28話まで読んでくださりありがとうございます!
今回は、シャルナがダンジョンから帰ってきた瞬間にレオンが抱きつき、ルイトが質問攻めし、シャルナが疲れ、ミミルは酔い、シグルはうるさいという、いつものカオスが全力で炸裂しました。
なお、シャルナは“美しきシャルナ姫”と呼ばれた瞬間に精神的ダメージを受けて諦めました。ルイトは今日も元気に魔術オタクです。
「教えてくれよ〜シャルナ〜」の圧が強すぎて、 シャルナのMPが先に尽きそうですw。
ミミルは酔って気絶してましたが、最後は精神干渉と神経干渉で強制的に復活しました。 (※一般的には危険です。シャルナだから何故かOKです。)次回は少しシリアスなのですが、よかったらまた読みに来てください!




