2話 歪んだ時間
色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも。
無理矢理繫げようとした結果。
そるとのチップとミニガンを拾った部屋から出てすぐ向かい側の扉に向かった。しかしそこにはレンガの壁があり扉ではなかった。接着部分が見当たらないほど強く設置されたその壁から、この先に絶対に通さないという意志を感じた。
「どーしようかな…あっそうだ」
ふと思いついた俺はミニガンにそるとチップをはめた。ミニガンの威力が上がり、ブレ、反動も小さくなった。その状態で放ったミニガンの弾はレンガの壁を粉々に砕き、ようやくその先に進むことが出来るようになった。その先は虹色の空間で鑑定するとテレポーターと出たが転移先は新しいようでどのような空間なのかが分からなかった。仕方なくそこに入るとその先は断崖絶壁だった。底には大きな時計のようなものが見えた。しかし周りを囲うようにある岩の絶壁の中間くらいの位置に俺は出てきてしまったようで、その恐らく行くべきであろう大きな時計に行く方法に頭を悩ませた。
「いつもの俺なら降れる…今は無理」
力が戻っていない俺にとって飛び込むのは自殺行為に等しい。そう考えた俺はまた方法を探った。すると時計から人が出てきた。皇帝の目で見てみるとその人物はウォッチだった。
「ウォッチ?…なんか急にアイツへの殺意が湧いてきたな。殺すか」
「ふぅ…なんとかなったな…」
あいつがオリジナルと話し合いをしているお陰で出られたけど、どうしようか…ん?なんか空からなにか落ちる音が…
「うおおおおおおおー!!死ねー!!」
「何やってんだよお前ー!?」
「お前を殺して俺は死ぬ!」
「グラビティ・ストップ!」
地面ギリギリで重力を止めたことで突然現れたショウは一命を取り留めた。ただ…
「助けてくれたことは感謝する。だが貴様をまだ殺していない!」
「待て待て待て待て」
しばらくして…
「落ち着いた?」
「おう」
「俺はオリジナルじゃないから八つ当たりは御免だ。俺は妄想のウォッチ。また別の物語のウォッチさ」
「それで?」
「実はさ~この中でヤバいウォッチが暴れていて…そのせいで他のウォッチが大量虐殺に…まだ何人か中で息を潜めている感じ。今はオリジナルがそのウォッチと話し合ってくれたからその虐殺が一旦収まったって感じ」
「なるほどな。ところでチップは持ってないか?」
「チップ?お前は店員じゃないだろ。海外じゃああるまいし」
「そっちじゃねぇ。小さなカセットみたいなヤツ」
「それならオリジナルが持ってた気が…」
その言葉を聞いた瞬間にショウは後ろの大きな時計に目にも止まらぬ速さで入っていった。
「…忠告はしたから良いよな?一応」
時計の中は全体的にキレイな真鍮で出来ていた。巨大化した時計の仕掛けが空間を狭めていたせいで、回転する歯車の中をギリギリで進んで行くしか方法は無かった。途中何人かのウォッチと遭遇したが全員怯えており、所々大きく破壊された箇所が目立った。そのウォッチがどれだけの恐怖をもたらしたのかが一目で分かった。そして遂にその現場に到着した。
「それでなこのキャラはなどのくらい強いかって言うと凄くてデバフ解除して攻撃力を上げるからな凄いだろああそうだいつも使ってるからなそのお陰でそろそろ世界ランクにのりそうなんだ。スゥー…!(深呼吸)」
「…こいつは何を言っているんだ?」
「わ、分かんない…」
オリジナルのウォッチがお気に入りのゲームの魅力を恐らく暴れていたであろう別のウォッチに少し距離を取って伝えていた。オリジナルのウォッチの後ろに女の子がおりそいつもウォッチだと分かった。二人で生き残るためにこんな行動にでたのかと思うと認めたくはないが尊敬するレベルだ。
「よう、ウォッチ」
「えショウ!?どうやってここに?」
俺の出現にウォッチは話を中断した。後ろのウォッチはオリジナルの後ろに隠れ、距離を取ったウォッチは興味津々にこちらを見た。
「気づいたらワープして色々あってなんかここに来た。そしてお前を殺しに来た」
「なんでだよ」
「物騒…!ウウウォッチ、この人は味方なの…?」
「そうだ…」
「死ねー!」
バババババッ!
俺は強い殺意でミニガンをウォッチに放った。ウォッチは放たれることを察してすぐに障害物の後ろに後ろのウォッチと一緒に隠れた。そのせいでウォッチは蜂の巣にはならなかった。
「ほほほ、本当に味方…!?」
「当たり前だろ!」
「あんな狂った人が味方で欲しくないよ…!」
「あ、殺す前にチップ…ウォッチ、チップねぇか?」
「ん?これのこと?「これか?」」
オリジナルと別のウォッチが同時に声を上げた。そのことに違和感を持ち二人に来るように伝えた。
「俺のチップと…」
「…エナのチップ」
「お前はなんで持ってんの?」
「さあな。あいつの世界がないからじゃないか?」
「お前ら、それをよこせ」
「い、良いけど…」
オリジナルはすんなり渡してくれたが、別のウォッチはエナのチップを取ろうとした瞬間、それをすぐポッケに突っ込んだ。
「忘れるところだった…俺は強くならなければならないんだった」
「それくれたら強いヤツがいるところ教えてあげるよ」
「これをやろう」
ということで一気に二つのチップを回収した。エナのチップで物理攻撃力が上がり、これで近接戦闘が出来るようになったのを確認した。ウォッチのチップは存在しない記憶を見ることができた。しかしその記憶は八卦路の隙間という隙間にお菓子を詰め込まれる記憶だった。
「よーしウォッチ。殺すぞ」
「え?」
「それで強いヤツというのは?」
「ああ、塩っていうやつが今戦っている…」
「分かった。行って来る」
やつは既に持っていた鎌で次元を切り裂きワープの準備をしていた。
「あ、あと言っておくことがある。俺のせいで時間が歪んでいる。今回は運が良いことにほとんどの全員が集合出来ているようだな。そしてお前は絶対に殺す。オリジナル、あとそこの女。俺の温情で殺すのは後にしてやる。行くぞ」
「…行こうか!」
「ええ…!?い、行くのぉ…」
そうしてウォッチ一行は去って行った…
「あ、ウォッチ俺まだ殺してない…」
しばらくして…
「どうやって行こうかな…」
帰り方が分からなくなった俺。どうしようか考えていた。壁はよじ登れないし、何も出来ない。完全に詰みの状態。
「俺が送ろうか?」
「妄想ウォッチ…お前何かに何が出来るんだ」
「ひど。じゃなくて送ってやる」
そのウォッチが時計を取り出した。
「グラビティ・ストップ」
そう言うと重力が無くなり無重力になった。
「ありがとうな!あとくたばれ」
そうして妄想ウォッチの嫌悪感満載の顔を眺めて無事戻ることができた。
ウォッチのチップが記憶だけの理由は前回が原因。スキルだけのはずが足の速度もアゲチャッタ…




