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第1話 大好きなゲームの世界に転生だとぉ!?

ゴロゴロゴロゴロ!!






唐突に起こった雷。

それが学校に直撃した。

雨だったのもあり、すぐに学校中が感電。

皆...死んでった。






〜??side〜


転生して赤ちゃんってのは、本当にあるんだね〜。

にしても、雷の感電さ、痛いって感じるまもなくプツンって逝くんだね。

いや〜、赤ちゃんって暇だわ〜。

ん、この人が母親でこの人が父親?


母「あなた、この子、泣かないわね。」


父「赤子が泣くのは、脳が頭の大きさに合ってないかららしい。この子は身体が大人よりなのかもな。」


ん、身体の作りは転生前の引き継ぎ的な?


母「なら、この子もあなたみたいに、天才魔術師になりそうね〜。」


魔術?

ここ、異世界?

んー...なら、あのゲームの世界がいいなぁ...。






ー8ヶ月後ー


はい、転生前のこともあるのか〜、もう歩けるようになりました〜。

ハイハイはおさらば〜!!


まぁ、とりあえずは現状の確認だ。

まず、自分の名前。

サリア・グローリア。

年齢はまだ0歳。

でも、中身は17歳の現役女子高生。


それで、この世界はうちがハマってたゲームの世界っぽい。

だって、街がそうだ。

この街は、リオネードという街なのだが、ゲームの主人公が住む街だ。

主人公は勇者リオネスの弟であり、三男のユーリ。

後の勇者だ。

正直言って、ヒロインのルアの成り代わりでもないうちから見たら、関係ないですっと。


あ、そういえば。

この街では、赤子が立ったら、祝福と共に、ステータスを見られるんだって。

それで、使えなかったら捨てるって家族もいるらしい。

捨てないでね...?


父「ということだ。教祖様、頼んでいいか?」


教祖「はい、わかりました。では、リーズ様、リリス様の子サリア様の鑑定を...!」


うちの家族はどうやらリが多い。

()ーズ、リリ(・・)ア、サ()ア...。

うーん、凄い。

てか、リーズってどこかで...。


教祖「これは...!?」


父「どうしたんだ?」


教祖「いや、サリア様は、魔力に恵まれていますし、全適性は持っています。」


母「やっぱり、流石あなたと血が繋がってるだけあるわね。」


父「そうだな。」


教祖の話も聞いてやって〜。


教祖「あの...珍しい称号がありまして。」


称号。

それは、条件を満たすと手に入る肩書。

生まれつき恵まれてる人は、赤ん坊から持ってる。

それ以外は、自分で手に入れる。

もしくは、誰かが死んだ時に移される。

勇者や魔王は死んだら次に移される。

ちなみに、称号は、ステータスの増加やスキルを手に入れたりとかも出来る。


父「なんだ?」


教祖「『見習い錬金術師』というのです。」


”錬金術師”。

それは、あのゲームでは、主人公の家族の次男のレイトしか持っていない称号。

正直言って、錬金術は凄い。

回復薬から、爆弾まで、なんでも作れる。

見習いじゃなくなると、装備も作れるんだって。

これはレイトしか出来ないと思うがな...。


母「あら〜、勇者様の弟さんの職業だったわよね?」


教祖「はい、そうですね。」


父「...弟子入れに行くか。」


ん?

この調子だと、主人公に関わりそうだが?

だって主人公の兄だぞ?


父「父親とは昔の中だ!俺だって勇者パーティーの一員だったし、あいつの家族に頼むなら任せろ!!」


思い出したぁ!!

勇者リオネスに移る前の勇者、リオネスの父の勇者パーティーにいたわ、ノータイム魔術師。

あいつ、魔力がどうなってるかは知らんが、ノータイムでガンガン撃つんだよ...。

で、そいつの子ってことは、もう主人公と関わるの確定ってこと?

勇者パーティーに入るかもってこと?


...すぅ〜。






ヤダぁぁぁぁぁぁ!!!!!

入りたくない!!

入りたくないぃぃ!!

どうにかしてでも、錬金術師の道を進んで、入らないように頑張るぞー!!

えいえいおー!!

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