自慢の妹紹介します①
「兄様どうされたんですか、そんなに見つめて。照れてしまいます。」
オレのことを兄様と呼ぶこの女性は『アツコ・グロースクスタ』。
設定上は長女だ。
ハッキリとした目鼻立ちと男性ほどの長身、長い手足を持った美女で、胸ほどまである茶色の髪は後ろで束ねられている。
妹達のまとめ役的な存在で、冷静かつやや冷酷な判断力と強いリーダーシップを持っているが、兄であるオレには滅法弱いという設定になっている…なんか自分で言ってて恥ずかしくなってくるな。
種族はドラゴンで、本来は刃のような2本の角を持っているが、常時発動型スキルにより見えないようになっているため、人間そのものの容貌だ。
ちなみに、モデルにしたのは中学二年生の時に教育実習生としてオレのクラスに来た大学生で、容姿や声は彼女をそのままモチーフにしている…まぁ思い出補正として実際に当時一緒に撮った写真や動画からは大幅に美化されてはいるが、本人が見れば若い時の自分をモデルにしたキャラだと気づくかもしれない。
彼女…当時は少しかっこつけながら、なるべく緊張しているのを悟られないようアツコ先生と呼んでいたが、実際の性格は明るく天真爛漫でゲーム上の妹としてのアツコとは正反対の性格になっている。ただ授業の時は若干厳しめ塩対応で、授業が終わって自由に話す時は朗らかな表情を見せてくれる二面性は、ゲームのアツコそのものだ。
たまたま妹と名前が一緒だからという薄すぎる理由で頑張って話しかけに行ったよな…今の自分からすると信じられないアグレッシブさだ。なんというか、若さだよな。
初恋の相手ということで長女としているが、よくよく冷静になって考えると少しだけ、ほんの少しだけオレは気持ち悪いことをしているような気もしないでもない…でも、男なら少なくとも半分はこっそりと同じ事をやっていると思うから、オレのキモさ偏差値は多めに見積もっても55だと思う、多分!!
「兄さん、お加減はいかがですか?」
アツコに続いて小鳥のような柔らかな声色で語りかけるのは『ナナセ・オストヒューゲル』。
設定上は次女にあたる。
どことなく小動物を思わせる愛らしさを持つ黒髪ボブの美少女で、やや高めの身長に雪のように白い肌が印象的だ。
性格は誠実で温厚だが『賭博神ジーガジース参号』を信仰するギャンブル狂のアサシン忍者という属性の闇鍋状態となっており、それを表すように薄い身体を黒みがかったタイトな装束で覆っている。
種族はウェアキャットで頭には黒い猫耳がついている。
ちなみにこの猫耳は隠していない。
理由はもちろん可愛いから!!
各種属性が自由に盛れるミッドガルドにあって猫耳は必ずしも主流派ではないが、ロマンがあれば人生を賭けてでもディテールを追求する、それが漢のあるべき姿なのだ!!
なお、ナナセのモデルはオレが社会人になってから、ファンとして握手会やミーグリに参加していた推しのアイドルだ。
もうアイドルグループは卒業してしまっているが、テレビでも活躍していて、それこそ素材となる資料はいくらでもある状態なため、かなり再現度は高いと自負している。
自主規制でデータ取り込みに著作権、肖像権上問題のある画像や動画は使えないという建前ではあるが、出来上がったキャラを亜人にして耳などを少し変えればOK判定というガバガバ審査だからな…改めてよく潰されないなと感心してしまう。
ナナセの性格はかなりモデルとなった女性アイドルに寄せていて、恥ずかしがりで目立つのが嫌いな所を忍者というクラスに反映させたのは、我ながら良い着眼点だと思っている。
また握手会などを通じて彼女の趣味は知り尽くしており、お兄さんが競馬好きだというキッカケから深夜番組のMCまで務めることになった競馬という趣味を元に、ギャンブル狂キャラも加えてみた。
お兄さんを慕うあまりアイドルに似つかわしくない競馬を勉強する辺り、本当に家族好きの良い子なんだよな。




