第6話 暴走
今回も少しグロい表現があるのでそれが苦手な方はあまり見ないことをおすすめします。
「誰かいませんかー!」
炎で町が焼けている中、心は町中を走っていた。人命救助を行う為休んではいられないと息を切らしながら無理やりに身体を動かし、走る。だがここら一帯は焼け野原のため黒煙がたちのぼりそれを吸わないように右手で口と鼻を抑える。周辺を心の能力【温度を操る能力】でここら一帯の温度を低くし炎を消した。色々な所を能力で冷やし、炎を消したからなのか心はフラっとしたが何とか耐えたようである。黒煙は消え、口や鼻に置いていた右手をどけ呼吸をする。心は少し休んでいると後ろの焼き焦げた建物から物音がした。心はその物音がしたのか位置を的確に察知した。そこは建物の瓦礫の下からだった。
「くっそ、重い………な!!」
その音がした所を頼りにそこら辺にある瓦礫を心が撤去していくと何が瓦礫の塊のようなものがあった。疑問に思った心はそれを壊すために周りにあった瓦礫をハンマーのように持ちその瓦礫の塊に叩きつけいった。するとだんだんヒビのようなものが入り遂に壊れその中からは心が知っている者だった。名前は鐘有 利人である。中から出てきた時は顔を青ざめていたが心の顔を見た後はその青ざめていた顔は元に戻ったようである。
「あ……、し、心さん!」
そんなことを大声で言う利人に少し不機嫌そうに利人を見る心。
「さん付けとか敬語とか使う必要はないから言わないで欲しい……。」
その顔は呆れているのか、怒っているのか分からない感じでため息をついた。でもその後笑顔で利人にいった。
「まあでも生きててくれて嬉しいよ。今この町は想像以上にやばいからさ。」
「ああ、分かってるよ。この家もババアと一緒に暮らしてたしな。」建物が崩壊し瓦礫の山となっている家を利人は見つつ涙を流していた。
「家族がいえねぇ俺をここまで育てたババアに恩返ししたかったんだけどな。なんで死んじまうんだよ………なんで……爆発に巻き込まれて………死ぬんだよ!?クソッタレが!!」
それを見た心はあの瓦礫の塊からでてきた利人は少し目が赤くなっていたことを思い出した。それを見ていた心は家族になにかあったのかなんて甘く考えていた。だが現実はそんな甘くはなかった。ここまで酷い被害が出ていたことを再確認し、また怒りが込み上げてきた。心は腸が煮えくり返るような怒りで拳を思いっきり握り締める。
そして時間が立ち、泣き止んだ利人はぽつりと呟いた。
「俺はババアを殺したやつとあったらどうなっちまうのか分かんねぇよ」
「……そうか」
利人の今の状態は精神的に来ている状態なのだろうと心は考え、話を変えた。
「どうする?俺と一緒に町中を探して、生き残っている人達を見つけに行くか?」
「ああ、当たり前だ。」
そう言って利人は心について行った。
その場には2つの遺体、業と冥華の遺体とただそこで呆然としている翔がいた。
ここら辺は燃えきった後なのか建物は真っ黒焦げである。黒煙もここら周辺は出ていないようである。
「俺はどう……すればいいんだ……?」
今の現実を受け止めようとしても絶望や悔しさ、憎しみに押し潰されそうになりまた振り出しに戻ってしまう。完全なループ状態になっているのだ。だがそれは今変わる。後ろから足音が聞こえた。その足音は2人。
「なんだ?ガキがいんじゃねーか。」
「この場所で泣いているということはこの2人の子供でしょうか。」
「かもな鎮魂奏者。まあサブ任務だったこの神木 業と神木 冥華の暗殺をした俺から言うとこの2人はバケモンだった。さっきも言ったが後ろから殺せたのはラーサの能力のおかげで殺せたんだよ。だからこそ、こいつらの子供だった場合後々、危険だ。」
「まあそうですね捕食者。メイン任務である“核”の回収も完了しましたし、もしこの子がこの2人の子供でなくてもこの町の人間は全員殺さないといけないのです。白髪の髪と朱色の目の……確か焔 心と、近くにいた………鐘有 利人というものもまだ生きていることが確認されているらしいので後で殺しにいきましょうか。 」
「(は……?お父さん……とお母さん……を殺した?しかも……今から心や利人を……殺す?)」
翔は必死に自分の心を落ち着かせようとする。じゃなきゃ今すぐにでも自分をつなぎ止めている何かがちぎれてしまいそうだから。
でも翔の目に映ったのは担がれている女の顔。それは見間違えることがないだろう。なんせ幼なじみの……夕覇 弥里なのだから。
それを確認してしまった翔は何かがプツンと切れてしまった。自分を形成してものも跡形もなく消し去りそしてそして……。負のエネルギーが実体化し溢れ出す。
「なんだ?!この殺気!」
少し驚いたような表情で言う捕食者。
この場周辺が異様な空気に包まれる。ここだけ他の場所よりも重力が強いような、そんな感覚に。そしてその異様な空気を作り出しているのは目の前にいる子供が作り出しているのを捕食者も鎮魂奏者も気づいていた。
(「こいつの殺気はやべぇが気力の量が多くなったって訳でもねぇから不幸中の幸いではあるな。でもなんでこんな奴に恐怖を感じちまうんだ?」)
捕食者も鎮魂奏者も今、目の前にいる翔よりも強い。でも何故か恐怖を感じ全身から震えが止まらない。何かヤバいものと対峙しているようなそんな感覚に陥っているのだ。
「……」
翔の目はどす黒い感情で埋め尽くされておりただ目の前の敵を殺すためだけの存在に成り果ててしまった。翔は身を屈め足に力を込め地を蹴った。それが来たのは捕食者だった。一瞬で防御をしたが勢いを受け流せず後ろに大きく吹き飛んだ。
「なんだ今のスピード?!気力量は変わってな」
捕食者がそう言いかけると翔から禍々しいどす黒いオーラが溢れ出した。そのどす黒いオーラは全身に馴染んだのか形を変え、ビー玉ぐらいの黒い点々のようなものに変化し翔の身体の近くに浮いている。
「気力量は変わってないって言いかけたがありゃ嘘だな。今、増えた。しかも大幅に。」
苦笑いでそう言う捕食者はあることに気がついた。翔の顔に黒い紋様があった。それに気を取られていると翔の近くに浮いていた黒い球が一斉に捕食者と鎮魂奏者の所に銃弾ぐらいのスピードで飛んでいった。それを読んでいた捕食者と鎮魂奏者はそれら全てをかわした。
「これは流石にやばいですね。」
「まあ本気で戦ったら分かんねぇけど任務も全部終わったのにこんなめんどくさ過ぎるやつを相手すんのは流石にだるいな。」
2人がそう言ってるとまた一撃。今度は翔自体が来たがそれをギリギリの所でかわす捕食者。
「マジでめんどいな。アイツが出してる黒い球は触っただけでもやばい気がするしあと今更だがなんだがあの姿?おかしいだろ!!これだけのパワーアップはよ。闘気術や闘気解放でもない別の力を感じる。すげー禍々しい何かの力を。」
そう忌々しそうに翔を見る捕食者。それを横目に鎮魂奏者ははっと思い出したかのように告げる。
「確か、あの痣は6大禁術の1つ、闇堕人です!!」
「なんだ?その闇堕人つうやつ……わ!」
鎮魂奏者との会話中でも翔の黒い球を的確にかわす捕食者。
「あれは言わば負の感情の力の暴走です。その力は使用者の負の感情のエネルギーが強ければ強いほどその使用者の力も相応に強くなる禁術です。何故禁術と呼ばれるか、それは使用者は自分の負のエネルギーに飲み込まれ死ぬからです。」
「良くそんなん知ってんな。」
「組織の内部資料を見ていた時にたまたま見つけた資料で見たんですよ。あれはほっとけば自分の負のエネルギーに飲み込まれて死にます。」
「つまり、逃げれば楽ってことか。」
「ええそうです。」
2人はそんな会話をしていると今度は黒い球が集まり、大きくなった黒い球は弾け、ドス黒い光線が2人の方向へ飛んでいく。
「クソッタレが!!」
捕食者はそう叫び、左手を前に出す。
(【捕食】!!)
捕食者はそう叫ぶと左手には黒いモヤのようなものが出現し飛んできたどす黒い光線は全て飲み込んだ。だが飲み込んだあと左手には火傷のようなものができていた。
「っ………!」
少し痛そうにしている左手を右手で支える。
「その火傷……今の黒い光線のせいですか。」
鎮魂奏者は捕食者にそう聞くと何も言わず頷いた。
「もう帰ってもいいかもしれません。この町の人間が数人生き残ってしまいますが、サブ任務とメイン任務はクリアしています。一旦アジトへ帰りましょう。ラーサの回収は調節者に任していいでしょう。」
「あ……居たなそう言えば。ていうかアイツどこいんだよ。」
「調節者(モデレータは……もうアジトへ帰ってますね。」
「クソが役にたたねーやつだな!」
「いえ、ラーサはもう回収したから帰っていると連絡が来てますね。」
「あっ……そうなの。でもさっさと帰るぞじゃないとっ?!」
捕食者がそう言いかけると翔の手が捕食者の頬をかすめ、頬からは血が垂れている。
「マジで早く帰んねぇと!こいつどんどん気力量が増えてやがる?!身体能力もさっきより上がってるし!」
「それは相当やばいですね。さっさとドクターの研究所に飛びますよ。」
「分かってる!」
2人はそう言葉を交わしコートのポケットからスマホの形をしたテレポート機を持ちボタンを押そうとするがそこで鎮魂奏者は頭の中で思っていた疑問を思い出した。
「(闇堕人は“適性者”しか使えないと書いてあった。ということはこの子供、“適性者”ということか………だが“適性者”とはなんなんだ?)」
そんなこと考えていた鎮魂奏者……それは戦闘では命取りになる。
そのボタンを押そうとした瞬間翔に左腕を捕まれ、その左腕を………引きちぎられてしまった。
「っ?!?!?」
鎮魂奏者の左腕には激痛が走り言葉にはできないようだった。だがテレポートのボタンは押せたようで2人の姿は一瞬で消えた。
「アァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」
翔は顔を上に向け獣のような咆哮をするのだった。
場所:地下1Fアジト(ドクターの研究所)テレポート
「あっ……ぁぁ!!?!?!」
引きちぎられてしまった左腕を押さえ絶叫する鎮魂奏者を見て、ドクターを探しに行く捕食者。
「ドクター!!」
捕食者がそう叫ぶとダルそうに研究室から出てくるドクター。
「そんな大きな声を出さなくても聞こえて……なるほど。すぐにカプセルを開けるからそこに鎮魂奏者を入れて。」
ドクターはこの研究所で特に目立っている大きな円柱状の機械の所に行った。その大きな円柱状の機械の下にはパネルみたいなものがありそこで薄く赤い水が入ってる円柱状のカプセルを操作することが出来るようでパネルをドクターが操作すると中に入っている薄く赤い水は徐々になくなって何も入っていないカプセルになった。
「そこに鎮魂奏者を早く入れて。」
「あっはい」
苦しそうな表情をしている鎮魂奏者を捕食者が担ぎそのカプセルの中に入れた。またドクターがパネルを操作すると鎮魂奏者が入ったいるカプセルの中に薄く赤い水が満たされていく。
「まあこれで大丈夫だね。この赤い水は再生速度を急激に上昇させ、この水の中でも呼吸ができる。そんでもって副作用もない僕の実験の正規品だね。」
にこやかな笑顔で、捕食者に言うドクター。その効果は本物のようで鎮魂奏者の腕は再生されていっているのか腕がどんどんと元の原型を取り戻しつつあった。正しく化け物のようなものであった。こんなことが出来てしまうものを作ったドクターに捕食者は底知れぬ恐怖を感じたのだった。
「で、なんで鎮魂奏者は腕を引きちぎられたのか聞いていいかい?」
さっきとうってかわって真面目そうな顔つきになったドクターは鎮魂奏者の重症の理由を捕食者に聞いた。
「なんか【闇堕人】?つう禁術を使うガキがいまして油断していた所をやられてしまったんですよ。」
「!!」
捕食者がそんなことを言うとドクターは目を見開いた。
「捕食者、それは本当かい?!」
「はい、そうですけど」
「なんて馬鹿なことをしたんだ!【闇堕人】が使えるものは“適性者”つまり【器】なんだ!!」
「??!?!??」
ドクターの言った一言に捕食者はかたまってしまった。だって【器】とは組織内で【核】と同レベルで重要視されている存在なのだから。
「………はぁーまあまだ現地にいる干夜と怪莉に回収を任せるよ。」
「そう……ですか。」
とぼとぼと捕食者は研究所を後にしようとしたその時ドクターに手を掴まれた。
「どうしましたか?」
「……1つ聞きたい疑問があったんだ。なんで調節者はアジトへ帰ってきた時、ラーサを抱えたままボロボロだったんだ?」
「えっ?初耳ですけどそんなこと。」
「!知らなかったのかい?まあ調節者はもう時期カプセルから目覚めると思うから理由を聞いてみるとしようかね。」
そう言った瞬間どこかの円柱状のカプセルがぶっ壊れた音が聞こえた。
「はい?」
そんな腑抜けた声をドクターが出した。目を丸くしその壊れたカプセルを見に行き、壊した犯人である称号M 調節者に何か言ってやろうニッコニッコの笑顔で調節者を見た時ドクターは調節者が尋常じゃないほど震えていたのが確認できた。
「どうしたんだい?そんな震えて、君のような者が……。」
「ははは、絶望してるんですよ。圧倒的な力の差を見せられて……」
「それだけで折れる君じゃないと思うんだが。」
「じゃあ僕に何があったか話しましょうか?」
その調節者の目は何かに自分の自信打ち砕かれ、生気を失っているように見えた。それだけ力の差がある者と戦ったことはドクターも理解出来たし、近くにいた捕食者にも理解ができた。だがドクターは気になった。それだけの強きものが……。だがらドクターは「お願いするよ!!」と興奮気味に言うのだった。
そして調節者は話始める。どんなことがありその“強き者”と戦ったか………。
場所:雅狩町住宅街
調節者は今回、この町の生き残りを殺すのが役割である。メインやサブの任務ほど重要ではないが狂乱師団がやったということをあまり世間に公表させないように証拠隠滅をするために生き残りを殺すのである。この任務を失敗すると軍や警察が動くため組織も中々動けないことになるためこの任務も相当大事なものである。だが爆発のおかげなのか生き残りも今のところ確認できなかった。
「ハァー、暇だなー。何かねぇーかなー。ん?」
調節者が何かを発見した。白髪と朱色の目を持つ少年と
黒髪のツーブロックで黒目の少年2人を見つけた。
「生き残り……見つけた。」
調節者はそう言うとポケットから丸いガラスのようなものを握りつぶす。するとそこからモヤのようなものが出現しそのモヤは形を変え刀のような形になりそれを取ると本物の刀となった。その刀の名は龍一文字。世界でも有数の刀である。それを極限までに鍛え上げているのか、刀身は光り輝いていた。その刀を持ち、構え、遠目に映る生き残り2人を殺すために地面を蹴り上げものすごいスピードで2人に近ずき刀を首めがけて一振。だがその刀は首近くで止まってしまった。これ以上進まないのだ。
「(何故?こいつらの能力なのか)」
そう考えていたが「なっ何?!」と驚いてやっと臨戦態勢に移った。このことからもこの少年達の能力ではないと確信した。では誰からなのかそう考えていると後ろから気配。
「………」
調節者はその気配を感じた方を見ているが一向に出てこない。そう思っていると後ろから、さっき子供ではない声が聞こえた。
「中学生ぐらいの子を傷つけようとしたらダメだろ。しかもそんな凶器もって。」
後ろから殺気。しかもとんでもない量の。今まで感じてきたことの無い殺気で、心臓をキュッと握られているような感じである。
「貴方は誰ですか?」
その白髪で目の青い男性に聞いた心。
「まあ言えないね。だけど1つ言っとくと敵じゃないよ。心君。」
「!なんで俺の名前を!」
「そんな殺気立つなよ、面倒臭い(めんどくさい)。君の名前を知ってる理由は単純で花園 楓っていう子に教えてもらってんだ。その人の手助けをしてほしいって。危険な場所に行ってるから守ってあげてと言われてな。だから助けに来たってこと。で、君の名前はなんだ?」
利人の顔を見ながら言うと利人は少し嫌そうに言った。
「俺の名前は金有 利人だ。」
「分かったありがとう。」
その白髪男が言ったあと指パッチンをすると心と利人は消えた。
この光景を見ていた調節者は白髪男の能力の予想を立てていた。
「(俺の攻撃を止めたのはおそらくあいつの能力。今アイツらをテレポートさせて確信した。アイツの能力は空間系だろう。しかも中々の使い手。しかもあの殺気相当ヤバいやつかもしれない。)」
さっきまでいた心と利人は気付いていなかったが今も白髪の青年からは殺気が溢れている。そしてその男が調節者の方を振り向いた。
「君は誰だい?」
「あんたこそ誰だ?」
「俺の名前は言えないよ。そこをどいてくれたら戦わずに済むんだけどね。」
「まあ俺も名前は言えないな。あと戦闘は避けられない。お前がテレポートさせたやつを殺すのが俺の仕事なんでね。」
「そっか、じゃあ……力ずくでやるぞ。」
さっきまでと声色も表情も口調も一変した。声色はさっきより感情がこもっていないような感じになり表情もさっきのような微笑は消え真顔になり、口調も変わった。
「かかってこ」
そう言いかけた時にはもう既に後方に吹き飛ばされていた。殴られてもいないのに。
「なんか言ったか?」
「何が……おきて、まさか空間の操作……?」
「勘がいいな。まあ空間系の中でもそこそこ上の能力で、確か【空間を支配する能力】だっけな?最近使ってなかったからあまり覚えていないが……。」
「【空間支配】?空間支配って空間系の能力じゃ最上級クラスの能力だろ?そんな能力なんでてめぇが持ってんだよ!!お前は本当に何者なんだよ!」
調節者は逼迫した表情で白髪男に向かって叫んでいた。
「俺が何者か……か……言うんだとすれば世界の真実を見た人間だ。」
白髪男はそう微笑みながら告げるのだった。
今回の話も色々な展開がもりもりでしたね。主人公の暴走シーンや謎の白髪男の所は個人的な好きなシーンなのでとても楽しかったです。
あと前々からやっていた作品内に出てくる言葉を解説することをコーナー化することに決めました。今回もやりたいと思います。
山下海の解説コーナー
今回は気力と闘気術の2つについて解説したいと思います。
気力とは?
気力とは人間の身体にあるもので、動けば減り、食事や睡眠を取る事で回復します。半人者と能力者は気力が人間より何倍も多く、半人者と能力者だけ気力を具現化し光線や光弾などを作ることが出来ます。(できるように練習しないと絶対にできません。)能力使用時にも気力は消費します。
闘気術とは?
闘気術とは気力の中に含まれる体力を消費させ身体能力を大幅に向上させることが出来ます。(できるように練習しないと絶対にできません)けれど長時間使い、体内にある気力から全ての体力を消費すると気絶してしまいます。
今回の解説コーナーはこれで終わりです。次回もまたお楽しみにー