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第9話 初めてのパーティーバトル……憎いあんちきしょう!

「さて、諸君! レアクエストは無事に受けられた。しかし、いま私たちには、圧倒的に不足しているものがある。それは何か、わかるかな?」


「わうん?」


「はい、はーちゃん先生!」



 リンが元気良くハルカに向かって手を上げる。



「では、リン君、答えて見なさい」



 ハルカがリンをビシッと指差し、答えを促す。



「ズバリ、ドッグフードです」


「ブッブ~、リン-10ポイント」


「え~」


「わうん……」



 リンの不正解にコタロウも残念がる。

 


「というか、ロボットなのにドッグフード食べられるの⁈」


「食べられるよねコタロウ? この間発売された禁断のチョコレート味! ゲーム内にないかな~」


「イヤイヤイヤ! 犬にチョコレート味って愛犬を殺すつもり? 大量摂取でコタロウが死んじゃうわよ!」


「やだなあ、いくら私だって犬に食べさせちゃいけない食べ物くらい知ってるよ。チョコレート味って言っても、味が似てるだけで、カカオは入ってないんだよ」


「そっか、ごめんね。マカデミアンナッツとチョコレートを、コタロウに与えて殺しかけたリンにいわれて不安になったわ」


「わ、わう……」



 なにかを思い出し、コタロウは震え出す。目は青く発光し何かに恐怖していた。



「言わないではーちゃん、あれはついウッカリ……」


「リン……いくら何でもバレンタインにマカデミアンナッツ入りのチョコレートを食べさせるって、完全にコタロウを殺しにいってたからね」


「はーちゃん、それは言わない約束だよ、ヨヨヨ」


「ちなみに-100ポイントで、次のお泊まり勉強会でのタクアン持ち込みは禁止にします!」


「酷い、はーちゃんの鬼~!」



 リンの大好物であるタクアンが禁止され、意気消沈するリンにハルカが追加のご褒美を提案する。



「だがしかし! もし正解して+100ポイントを達成した暁には……先日、お母さんの友達からお土産で貰った、最高級タクアンセットがプレゼントされます」


「さ、最高級……はい! はーちゃん先生、早く次の問題を出して下さい」


「うむ、うむ。頑張りたまえ」


「わんわん」



 コタロウは足元を駆け回り、リンを応援する。



「とりあえず、私たちには足りないもの……正解はレベルとお金です!」


「レベルとお金?」


「そう、リンと色んなとこで遊びたいのは山々なんだけどね。レベル2では、せいぜい町の周辺しか遊べないわ」


「つまり遊ぶために、レベルを上げる必要があるんだね」


「正解! リン君に、+20ポイント!」


「わ~い♪」


「そして効率よくレベル上げをするには、高レベルの敵を倒すか、低レベルの雑魚敵を大量にサクサク倒すかのどちらかになるのです。リンは召喚士だから消耗アイテムはないと思うけど、私の職であるガンナーは、強力な攻撃ができる代わりに弾丸を消費するのよ。」


「弾丸の消費?」


「そう。NPCから買うこともできるけど、一発で300ゴルもするのよね。こんなの雑魚敵に、バンバン撃ってたらお金がいくらあってもたりないわ」


「そっか~、でも、はーちゃんなら接近戦もできるから、撃たなくても戦えるんじゃ?」



 リンはチャラ男二人と戦うハルカの勇姿を思い出していた。



「いや、銃打スキルで近接戦闘はできるけど、やっぱり銃撃の威力には劣るわね。雑魚なら銃打でもいいけど、強敵には銃撃する必要があるわ。だから、弾丸は節約しないと……」


「ん~? 他に弾を手に入れる方法はないの?」


「ガンナーのスキルに、MPを消費して弾丸を作るスキルがあるんだけど、MP消費が一番少ない弾丸をつくるのに、一発でMPを五も使うのよ」


「はーちゃん、MP少ない?」


「パーティーを組めば、私のステータスがリンにも見れるから見てみい」



 するとハルカがメニュー画面を操作して、リンにパーティー申請を素早く送る。



【プレイヤー、ハルカからパーティー申請がありました。パーティーに参加しますか? YES / NO】



 迷わずYESをタップし、パーティーに参加したリンは早速ハルカのステータスを確認すると……。



 名前 ハルカ 

 職業 ガンナー LV2


 HP 80/80

 MP 13/13


 STR 31 (+10)

 VIT 1

 AGI 36

 DEX 11(+15)

 INT 1

 LUK 1


 ステータスポイント残り0


 所持スキル 銃打

       弾丸作成

 


「あれ? はーちゃん私と同じレベルとINTなのに、私よりMPが少ないね?」


「たぶん職業補正が掛かっているんだと思うわ。リンの職業は魔法職だから、素でMPが高いのよ。私のガンナーは接近職もこなすから、代わりにHPが高いのかな?」


「確かに私のHPは55だから、はーちゃんのほうが、HP高いね」


「HPは置いていて、問題はこのMPの最大値なのよ。弾丸を作るのに一発でMPを五も消費していたら、いくら予備の弾を作っても、一瞬で撃ち尽くしちゃうわ」


「だからレベルを上げて、MPの最大値を上げる?」


「正解! +20ポイント!」


「やった! でも、レベルはわかったけど、なんでお金が必要なの? 弾丸を買うため?」


「うん。お金を必要とする理由……それはズバリ! 美味しいものを食べたり遊ぶのに必要だからです。稼がざるもの遊ぶべからずよ!」


「はーちゃん……ここってゲームの中だよね? 私たち遊んでいるんだよね?」


「リン、ゲームを楽しむために、リアルの時間を削って金策に勤しむ姿を……私は否定しないわ!」



 ゲーマー女子高生ハルカ……筋金入りの廃人だった。



「は、はーちゃん、リアルの息抜きに遊んでいるのに、リアルの時間を削ってちゃダメだよ」


「リン……もしコタロウが散歩したがっていたら、どうする?」


「え? もちろん、一緒に散歩にいくよ?」


「じゃあ、明日が中間試験のテスト日で勉強しなくちゃいけないのに、コタロウに散歩をせがまれたら?」


「もちろん、散歩にいくよ!」


「それと一緒よ!」



 謎理論を自信満々でハルカは語り――



「……そっか~、うん! それなら仕方ないよね」



――リンは仕方ないの一言で、納得してしまった。



「でしょう! これは仕方ないのよ」


「わう~ん」



 リンとハルカの二人はウンウンと首を縦に振り合い、納得する姿を見たコタロウは……『そうはならないよね?』と、ツッコミを入れるのだった。



「というわけで、まずはレベル上げを頑張ろう♪」


「お~♪」


「わう♪」



 意気揚々とはじまりの街から、フィールドへと移動する二人と一匹。


 やってきたのは、はじまりの街周辺に広がる草原地帯。見渡す限りの草原と森、そして地平線を見てリンとコタロウは、はしゃぎまくる。

 

「アハハハハハハ、ひっろ~い!」


「わんわん!」

 


 するとリンは、草原の道端に落ちていた木の棒を手に持つと……。


「ほら、コタロウ……いい? これを投げるから取ってくるんだよ? それ!」


「わう!」



 リンが投げた木の棒が宙を舞い、前方にあった背の高い茂みの中へ投げ込んでしまう。コタロウは木の棒を夢中に追い掛け、草むらの中へ消えていった。



「リン~、レベル上げするんだから、遊ぶのは、ほどほどにね」


「うん! 久しぶりだから嬉しくて、コタロウが戻ってきたらレベル上げをガンバルよ。コタロウ帰ってきて~!」


「わん!」



 すると前方の茂みがガサゴソと動き、木の棒を加えたコタロウの顔が『ヌッ』と出る。



「ん? コタロウどうしたの? 戻っておいで」


「わう~」


 だが、コタロウは頭を横に振り、茂みから出てこようとしない


「どうしたのリン? コタロウが帰ってこないけど?」


「ん~、わからない。いつもなら言うことを聞いてくれるのに? 何かやっちゃったのかな? 怒られると思って動かないのかも……コタロウ怒らないから帰っておいで~」


「わう♪」



 リンの言葉に、茂みからコタロウが抜け出ると……。



「え? ええ! コ、コタロウ! 痛くないの?」


「イヤイヤイヤイヤイヤ! それはないから! 普通そんなことにならないから!」


 茂みから抜けでた愛犬の体に――数匹の狼が噛み付いていた。


 後ろ足に一匹、お尻にもう一匹……そして、コタロウの首筋にガッチリと喰いつく三匹目!


 だが、コタロウは何事もないかのように、三頭の狼を引きずりながら、リンの元へノシノシ歩いていく。


 狼たちは、まるで親の仇に出会ったかのような、憎しみの形相を浮かべ、コタロウから決して口を離さない。


 

「わう!」



 コタロウがリンに拾ってきた木の枝を渡すと、お座りして待機モードに入る。しかし狼たちは相変わらず噛みついたままでる。



「一体どんだけコタロウが憎いのよ! 私たちを無視して噛みつくなんて……」


「はわ~、コタロウモテモテだね!」


「イヤ、モテてないからね! あの狼の顔は、ライクじゃなくヘイトの方だから! 何をすればアソコまで憎まれるのよ! って……ヘイト? あっ!」



 ハルカが何かを思いつき、手をポンと叩く。



「どうしたの、はーちゃん?」


「わかった気がするわ。なんでコタロウがこんな状態なのか……これ、ヘイトコントロールできるスキルを、コタロウが持っているのかも」


「はい! はーちゃん先生! ヘイトコントロールッてなんですか?」


「うむ! ヘイトとは憎しみのことね。敵になにかをするとこのヘイト値が上がり、1番ヘイトを稼いだ人に攻撃が集中します。このヘイトを意図的にコントロールする行為を、ヘイトコントロールと言うの。MMOでは割とポピュラーなシステムね」


「へ~、じゃあコタロウがいれば、攻撃は全部コタロウに?」


「私たちが、コタロウよりもヘイトを稼がなければね。でもこのままじゃ、ずっとコタロウにかじりついたままかも……とりあえず引っ剥がそっか」


「引っ剥がす?」


「そう、こんな風に!」



 ハルカが腰に差したデザートイーグルを手に持つと、銃のグリップ底で足に噛みついていた狼の頭を、思いっきり殴りつけた!


 殴り飛ばされた狼は、声を上げて痛みで地面をのたうち回る。やがて、立ち上がった狼は、痛みが引かないままハルカに向かって駆け出す。


 ハルカはタイミングを合わせてカウンターを喰らわせようと構えるが……狼はハルカを無視して再びコタロウに噛みついた!


「イヤ、コタロウ……どんだけヘイトを稼いでるのよ。まあ楽で、いいけどね」


 再びハルカが痛烈な打撃を狼に打ち込むと、再び殴り飛ばされる狼……だが、次は立ち上がる事が出来ず、その場で動かなくなると体から光りの粒子を霧散してしまう。。消えた狼のいた場所には、毛皮と肉が置かれていた。


「お? このゲームは素材ドロップ系か~、解体の手間がなくて楽だけど、拾う手間が大変かな~」


 ハルカがドロップアイテムを手にすると、開いたアイテムメニューの中へ放り込む。

 

「どれどれ経験値はっと……うん! 入ってるね。リンも経験値が入ってるか見て」


「ん? どうすればいいの?」


「ステータス欄にある職業レベルをタップすると表示されるよ」


「こうかな? えい!」



 リンが無駄に力を入れてタッチすると、職業レベルの横に数値が浮かび上がった。


【現在の経験値/次のLVまで 8/40】


「今、経験値が8で40まで貯めるとレベルが上がるのかな?」


「正解! +30ポイント!」


「やった~、あと40ポイントで高級たくあんセットだ~!」


「パーティーを組むと獲得経験値が20%減ってしまうけど、パーティー全員に経験値が入るから、パーティーを組む方が断然お得ね」


「一人より二人、二人より+一匹だね」


「そういうこと。リンも攻撃してみよう」


「うん。でも私はーちゃんみたく武器を持ってないよ? 素手で戦う? 任せて! こう見えてもお母さんに付き合わされて、通信教育のボクシングを習ったから! はーちゃん見てて! シュッ! シュッ!」


「いや、リン……『シュッ!』って、拳が風を切る擬音だからね! 自分でいっちゃ駄目だから!」


 ワンツーを狼に打ち込むリン……だが、あまりにも力の入っていないパンチは、狼にダメージを与えられない。


「あれ~? 当たっているのになあ?」


 リンのパンチが当たっているのに、平然としている狼……STR 1 の非力なパンチでは、狼にとって蚊に刺されたようなものだった。


「リン、武器を装備しようか。STR 1 でも武器の補正効果でダメージが入るはずだから。初期装備のナイフがアイテム欄に入ってない?」


「待って~……あっ! あった」


 アイテム欄に表示されたナイフをリンがタップすると、装備の項目が現れ、リンが装備メニューを押すと……装備欄が開き右手に初心者の短剣が装備された。



 装備

 頭 【空欄】

 体 【初心者の服】

 右手 【初心者の短剣】

 左手 【空欄】

 足 【初心者の靴】

 装飾品 【従魔の指輪】【空欄】【空欄】【空欄】



 リンの手に、いつの間にかナイフが握られていた。


 鉄から作られた鋭利なナイフ……重さがリアルで、リンは片手とはいえ、思わず取り落としそうになり、慌てて両手でナイフをしっかりと持つ。


「よし! リン……そのナイフでグサッと刺すのよ! グサッと!」


 ハルカの容赦ない言葉に、リンの顔が引きつる。

 仮想世界の生き物と言え、やはり殺すには抵抗があった。



「は、はーちゃん……殺さないとダメ?」


「リン……よく見なさい! あの狼たちはコタロウを食べようと執拗にかじりついているのよ? 食うか食われるかの弱肉強食の世界に情けは禁物! やらなければコタロウがやられちゃうよ? いいの?」


「そ、それは駄目~、オオカミさん……ごめんね! グサッ!」


 ナイフが刺さる擬音を叫びながら、リンのナイフがコタロウの首に喰いついていた狼の背中に突き刺さる!



【クリティカルヒット!】



 リンの振り下ろしたナイフが赤く光り、一撃で狼を光の粒子に変えてしまうと、アイテムがドロップした。


「お、クリティカルヒット! 流石ラッキーガール」


「クリティカルヒット?」


「確率で防御力無視、武器のATK依存で最高ダメージを叩き出すアクションだよ。非力なリンでもクリティカルヒットが出れば、かなりのダメージが期待できるわね」


「へ~、じゃあクリティカルヒットを狙っていけばいいのかな?」


「ん~、クリティカルヒットは狙って出せるものじゃないからな~。LUKを上げれば確率が上がるけど、100%クリティカルヒットを出すとなるとLUK200は必要だから、無理ね。どんな頑張っても、そこまでステータスは上がらないみたいだし」


「そっか、攻撃が全部必殺になるなら、カッコいいと思ったけど、残念だね」

 

「わう!」


 コタロウは、『そろそろ足元の狼をどうにかして』と、言いたそうに吠えた。



「あ、ごめんねコタロウ。はーちゃん」


「わかってる。よいしょ!」


 再びハルカは、銃のグリップ底で狼の顔を殴り飛ばす。たが、吹き飛ばされた狼は、すぐに立ち上がり再びコタロウへ噛みつこうと飛び掛かっていた。



「グゥゥゥワン!」



 コタロウが唸り吠えると、空中を跳ぶ狼の首筋に素早く噛みついた!

 鋼鉄の牙が突き刺さり、コタロウが首を縦に振ると、狼は投げ飛ばされ、地面に叩きつけられてしまう。


 すると最後の狼も、身体を光らせながらアイテムを撒き散らし、その姿を消してしまった。



「わふ!」



 『見てみて!』と、褒めてもらうため、コタロウはリンの足元に駆け寄る



「コタロウ、つよ~い。 よしよし♪」



 リンは鋼鉄の頭をなでて褒めると、コタロウは目を赤く点滅させていた。



「リン、経験値はいくつ貯まった?」


「えと……24貯まってるよ」


「私と同じね。とするとコタロウが倒した敵も、経験値として分配されるってことか……これはイケるかも!」


「イケる?」


「わう?」


「コタロウをタンク役にすれば、レベル上げを効率よくできるかもしれない。あとリンの攻撃力を、コタロウでカバーできそう。リン試しにもう一回、木の棒を茂みに投げて、コタロウに取って来させて」


「うん、いいよ。さあ、コタロウ~、この木の棒を取って来るんだよお。いい? ソレ!」


「わう~ん♪」



 リンの投げた棒は、別の少し背の高い茂みの中へ投げ入れられた。それをおって、再びコタロウは茂みの中へと消えてしまう。


「これでまた、コタロウに狼が喰いついていれば、楽に倒せて効率良くレベル上げできるわ」


「なるほど~、楽チンだね。コタロウ、頑張れ~」



 リンは、愛犬にエールを送りしばらくすると……『ガサガサ!』と音が鳴り、木の棒を咥えたコタロウの頭が『ピョコン』と茂みから現れた。



「お! キタキタ! 今度は何匹、喰いついているかな~」


「コタロウ、大丈夫? 早くコッチにおいで~♪」



 リンは中腰に座り、手招きをしてコタロウを迎える。


 そして茂みのから動き出すコタロウ……だが次の瞬間! コタロウの頭は、急に茂みの高さを超え、頭上高くにまで持ち上げられた。



「コ、コタロウ!」



 リンがその光景を見て愛犬の名を叫んでいた。

 少女の目には、巨大なクマがコタロウを口に咥え、二本足で立ち上がる姿が映っていた。


 それを見たハルカは――



「イヤイヤイヤイヤ! ない、ない、それはないから! なんで熊に食いつかれてるのよ。しかも下半身食べられてるから! むしろアレを食べようとする、熊もどうなの? どう考えても食べれないでしょ!」



――ツッコミまくっていた。



 二mを超える長身……厚い筋肉に覆われた強靭な肉体。針金みたいに硬い毛皮に覆われ、コタロウの下半身を丸呑みした赤毛のクマ……ファイヤーベアーが現れた。


…… To be continued 『ご主人様のピンチを救え、ナイトコタロウ推参」

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