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3話 自分の実力

最高神って明らかに神様の中でも一番上の存在だよな。

だけどこのunknownっていうのが何なのか分からない。ていうかなんで俺がそんな存在になってるんだ。

うーん、考えれば考えるほど分からない事が増えるな

「どうかしましたか。何か問題でもありましたか?」

ノエルが心配になったのか声をかけてきたので俺のステータスに関する話をした。

「多分それは私のせいかもしれませんね。」

「俺になんかしたのか?特に何かされたって感じはないぞ。ただギフトを渡されただけなんだが。」

「多分それが原因だと思います。」

うん?どうしてそこに原因があるんだ?

「なにが原因なんだ?特に可笑しいことはないと思うけど。もしそうなら毎回何かしら起きそうだと思うんだが。」

「確かにそうですが今回は特別だったんです。」

「今回が特別だったっていつもはこうじゃないのか。」

「はい。まず一つ目の理由ですが、いつもは担当の人に任せていた転生の件を創造神である私が行ったことです。」

「主にこの様な仕事を行っているのは下級神などですのでこれ程の力を生み出すことが出来ないのです。」

つまり元々の力量が違うという事か・・・そりゃそうか世界を作れる力を持ってるんだもんな。

「次に私がいざという時の為に貯めこんできた力を全て悠斗さんに授けましたから中々の力になったんだと思います。」

「その力はもしもの時様なんだろ残しとかなくてもいいのか?」

「大丈夫ですよ。そもそも私の魔力を操れる神は居ないので残しても意味がないんですよ。」

そんな神様が妻とか人生…いや、神生何があるか分からないな。

「そういえば職業以降は見ていないんですか。」

「そういえば最高神が衝撃的でそこからは見てなかったな。」

改めて俺の本当のステータスを確認しよう。

――――――――

 ユウト シノザキ  男  17歳

職業 最高神(神格序列.unknown)

魔力  SSS

攻撃力 SSS

防御力 SSS

素早さ SSS

知力  SSS

スキル なし(空きスキル50)

  特殊スキル スキル模倣LV.MAX、スキル強化LV.MAX、スキル取捨LV.MAX、スキル順応LV.MAX、全知全能LV.MAX、全耐性LV.MAX

戦闘スキル 神薙(かんなぎ)流一斬豪技剣術(空きスキル29)

魔法スキル クルシェラ流多動連技魔法(空きスキル29)

称号 新たなる神、下界に降りた神、神の頂に立つもの

加護 なし

表ステータスへ

――――――――

流石に可笑しいとは思うがやはり俺は立派な神様の一人になった様だ。

それも最強と呼ばれる類の・・・

だがその分スキルが少ないように思えるがスキルってついているスキルが軒並みLVが最高だし、空きスキルっていうのがあるみたいだから大丈夫そうだ。

だがそのスキルの一つにやばそうなのがあるんだが……

「おれの普通のスキルが一つもないんだが、スキルに関する特殊スキルがあるからどっこいどっこいかな。」

「一回何らかのスキルを試しに使ってみてはどうですか。」

言われてみたらそうだな、使ったことのないスキルを咄嗟に使えるはずがないからな。

試しに今一番気になっているスキルを使ってみよう。

そのスキルの名前は《スキル模倣》、模倣というと真似するという感じの意味があった気がするがこれはどういう効果なんだろう。

頭の中で《スキル模倣》を使うと念じてみた。

すると頭の中に沢山のスキルが浮かび上がっていった。

一通り見て見ると剣術のような初級で取れるものから最高位剣術の様な強力そうなものまでと、ピンからキリまで山のようにあった。これから使っていくのが楽しみだ。

それで何を取ろうかと思ってノエルに聞いてみると「何かしらの戦う術を取った方いいと思います。」と言っていた。

どうしようかなと考えているとリストの中に面白そうなスキルを見つけたのでそれを模倣してみる事にした。

『《スキル模倣》・選択・《武具創造》・発動』

模倣したのは《武具創造》と言って[創造神]…ノエルの持っていると思われるスキルである。

いうなれば鍛冶などとは違い材料などを加工せずにそのまま武具を生み出すスキルらしい。

鍛冶系スキルとは違い魔力の消費量が多いが魔力量がSSSな俺には些細な話だ。

俺は反りの緩い黒を基調とした太刀をイメージしているがどんなのが出来るか楽しみだ。

すると手の平に魔法陣が出てきたと思ったらスキル《武具創造》を持ってもいないのにも関わらず俺が考えた形と同じように見えて少し違う刀が手の上に現れた。

じっくりと眺めてみると握りの部分から鞘の端にいたるまでつやのある黒で染められているが鍔や石突などの黒鉄と柄や鞘に巻かれている白い紐が良いアクセントになっていてとても綺麗な太刀だった。

ヤバい!中二病が蘇りそうだ。

鞘から抜くと黒鉄を鍛え上げた美しい刀身が現れ、その黒鉄の刀身が僅かに反射させる部屋の明かりがその美しさを際立たせていた。

まさか簡単にこんなにも素晴らしい武器が作れるとは。

試しに家の外に出て何回か素振りをしてみると凄い手になじんでまるで自分の手足のように振るうことが出来た。

近くに生えていた大木を切ってみたが一振りで簡単に切れてしまった。

そんな芸当をしたのに刀身に少しも傷がなかった。

どうやら俺のスキルで作ったこの刀の強さはヤバ過ぎるみたいだ。



……自重しないとな


《神薙流一斬豪技剣術》は(かんなぎりゅうひとぎりごうぎけんじゅつ)と読みます。

頑張って中二病の様な名前を付けてみました。

何か物足りないので後で書き直します。

2019/2/18 内容の変更

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