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異world旅行記  作者: 恥々 搾り
ネクロマンサー編
5/5

SUNlight〜生魂〜


 彼が歌っているのはカラオケボックスではなく、地下鉄のホームだ。

 

 そこは、まるで歌のライブ。

 

 彼の声はまるでライム。

 

 彼の声はとろとろスライム。

 

 「よし今日はこのくらいにするか」

 

 彼は横笛を鞄にしまうと帰路についた。

 

 彼の下僕、横笛の名は、彼の腕にも彫ってある

 

  「SUN light 〜生魂〜」

 

 彼が裏路地を歩いていると不良集団にかこまれてしまった。

 

 彼は、腕をまくり横笛を出して歌いだした。

 

 しかし、不良達は横笛を奪い取り、“生魂”を“性魂”に書き換えてしまったのだ。

 

  SUNlight〜性魂〜

 

 その瞬間素晴らしいメロディが頭に流れ込んだ。

 

 テーマは“性”

 

 強引に笛を取り返し、吹き始めた。

 

 一撃必殺!!

 

 

 

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