1. はじめに
2020年、新たな伝染病が日本に上陸して以来、私達の生活は一変し、これまで当たり前のように出来ていたことが色々出来なくなってしまいました。
これは世界の国々も同様で、ニュースでは連日、新たな感染者の数が発表されるようになりました。
そして、ロックダウンや他の地域へ移動の自粛をはじめとする外出制限が行われ、学校やお店が閉まってしまうケースもありました。
医療現場では目を覆いたくなる程の現実が報道され、これまで経験したこともない日々を私達は経験してきました。
また、僕自身の日々もかなり変わりました。
まず、遠くに住んでいる友人や、カラオケ仲間になかなか会えなくなりました。
さらに、宿泊を伴う旅行もなかなか出来なくなりました。
飲食店での飲食も、緊急事態の期間中は自粛しており、感染が落ち着いた後も、あまりしなくなってしまいました。
これらの行動に後悔はしていませんが、これまで僕自身が度々利用していた旅行会社や飲食店が閉鎖となってしまったことはさすがにショックを受けました。
その飲食店に関しては、僕1人の努力で閉店を回避することは不可能でしたでしょうけれど、今となってはもっと行っておけばよかったと思っています。
最初の頃は、感染症に対して対策もなかったために、人々の接触を避けるしか方法がありませんでした。
そのため、色々な場所が閉鎖となってしまい、日本中が、いや世界中が大混乱となってしまいました。
しかし、時間が経つにつれて、具体的な対策が色々紹介されるようになりました。
そのおかげで、今では色々な対策をしながらほぼ日常生活に近い日々を送れるようになりました。
書店では、感染症対策に関する本がたくさん並ぶようになりました。
その中で僕は免疫力について興味を持ち、元々自分の得意分野でもあったことから、色々勉強しました。
現在はすでにワクチン接種を済ませていることもあり、以前よりも感染症にかかりにくい体になっているのは間違いありません。
しかし、ワクチンで100%感染しなくなるというわけではないので、対策は続けていかなければなりません。
私達が普段の生活で出来る対策としては、密集を避けること、屋内ではマスクを付けること、手や身の回りの物をこまめに消毒することなどがあります。
そして、病原体に感染しにくくする、仮に感染したとしてもできるだけ素早く治すために、免疫力を上げておくといったことが挙げられます。
その方法は決して難しいことではありません。
普段の生活で実践できることはたくさんありますし、実践すれば、私達の体はしっかりとそれに応えてくれます。
すでに僕自身もこの作品の中で挙げたことは色々実践しています。
皆様も免疫力を上げて病気になりにくい体にし、毎日を前向きに過ごしていきましょう。
なお、僕は理科の分野について英語で話し合う機会があるため、作中の専門用語で、ぜひ知っておいた方が良いと判断したものに英単語を併記しています。
あらかじめご了承ください。