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ウィッチエアクラフト 〜魔女は空飛ぶ法機に乗る〜  作者: 朱坂卿
第五翔 円卓第十三席争奪聖杯 
96/193

#95 女王と姫君

「あら……可愛いお方ね。」

「お初にお目にかかる……と、言いたいところではあるけど。既に何度か、こちらは目にしてるのよ。」


 ダークウェブの女王アラクネと、ダークウェブの姫君アリアドネ。


 似たような立場といえば似たような立場なのだが、二人はここで初めて本格的に相見えていた。


「アリアドネさん、と言ったかしら……まずあなた、私たちの何?」

「もちろん……いうまでもなくこれよ!」

「! hccps://arachne.wac/、セレクト アトランダムデッキ! 王獣の守護(ファラオガーディアン) エグゼキュート!」


 アリアドネは、はっきり言ってアラクネが投げかけて来た愚問に手より光線を放つ形で答え。


 アラクネはやはりと言わんばかりに、その防御の力を発動し攻撃を防ぐ。


「ふっ! あらまあ、挨拶ついでに初見殺しと行きたかったのに……」

「あらあら……それは残念だったわね!」

「アラクネさん!」

「ひ、姫君!」

「アリアタン。」


 さらりと恐ろしいことを言いつつ、アリアドネはアラクネを睨んでいる。


「なるほど姫君……私と逆でありながら同じ者、私をせき止める者ね!」

「はあ? まあいいわ……」


 アラクネの、やや不可解な言い方にアリアドネは首を傾げるが。


 すぐさま、タランチュラとアルカナを見る。


「私の王、そしてアルカナ! ここは……撤退いたしましょう。」

「! 姫君!」

「オオ……ワカッタ。」

「お、王よ!」


 他ならぬアリアドネの進言に、タランチュラは反対などするはずもなく了承する。


「あら、まさかまだ戦えるとでもいいたいのアルカナ? その体たらくで?」

「そ、それは」

「キサマ……アリアタンニサカラウノカ!」

「い、いえ! 我らが王、滅相もございません……」


 アルカナは無駄と知りつつも躊躇うが。

 王と姫君からの言葉とあっては無論、逆らうことなどできるはずもなかった。


「……ソウイン、テッタイスル!」


 タランチュラの呼びかけと共に、それまで戦場を静観していた魔男艦隊が動き始める。


◆◇


「! わ、私は何を……ん!?」


 タランチュラの枷から解き放たれた魔男の艦隊のうち。


 掌握されていた意識が他の騎士団長や騎士と共に戻った虎男の騎士団長レーヴェブルク側近アルシン・リオルだが。


 その座乗艦たる、幻獣機飛行艦クリプティッドチャリオットの窓よりふと目に止まったものに、目を見開き。


「あ、あれはまさか……す、スフィンクスか!?」


 その目に止まったもの――愛三のスフィンクス艦に、釘付けになる。


 何故なら――


「我が王獣の戦車スフィンクシーズチャリオット――ひいては幻獣機スフィンクスと同じくスフィンクスを象るものか。これは……私への、ひいては任をお与え下さったレーヴェブルク騎士団長への冒涜以外の何者でもない! おのれ、ただで済むと思うまいな!」


 リオルは自身の幻獣機飛行艦クリプティッドチャリオット及びその駄獣を為す幻獣機へのプライドから、スフィンクス艦に強い敵愾心を向ける。


 そのまま自艦の構成機群に、発進指令を出そうとし――


「リオル。詳細不明、しかし撤退開始。」

「!? れ、レーヴェブルク騎士団長!」


 て、それを遮ったのは。

 騎士団長レーヴェブルクだった。


「し、しかし! ご覧くださいあの敵艦を、あれは」

「要至急状況把握。情報精査、撤退最適解也」

「! は、ははあ……」


食い下がるリオルであるが有無を言わさぬ様子のレーヴェブルクに、諦めて周りを見れば。


 何が起きたかは分からないが、自騎士団も他騎士団も保有艦の構成機群を多数やられており。


 とてもではないが戦闘続行は不可能だった。


「……総員、撤退!」


◆◇


「ええ……はっ!」

「! hccps://arachne.wac/、セレクト アトランダムデッキ! 王獣の守護(ファラオガーディアン) エグゼキュート!」

「くっ!」

「くう、アラクネ姐様!」


 そうして魔男の艦隊撤退開始の刹那、アリアドネが右手を魔女たちに突き出して広げ。


 そこからクモの巣状に展開される光線を、アラクネが防ぐ。


 目が眩むほどの光である――


「いずれ、この社会は私の王の下にひれ伏すわ……せいぜいその時を待っていなさい!」

「! へえ、面白いじゃないの……」


 そんな中。

 アリアドネとアラクネの、捨て台詞の交わし合いが聞こえた――


 ◆◇


「……! くっ、姿が!」

「! か、艦隊も……王も、マージン・アルカナもいない!?」


 ようやく皆目を開けた時には、アルカナもタランチュラもアリアドネも。


 魔男艦隊も、皆姿を消していた。


「姐様!」

「赤音……ありがとう、私の策に協力してくれて。」

「! お、お易い御用や、姐様の為なら!」

「ふふふ!」


 心配し駆けつけた赤音に、アラクネは笑いかけた。

 かくして、争奪聖杯は幕を閉じたのだった。


 ◆◇


 それから、一か月後。


「自衛隊の皆様は今後、どうされるのですか!?」

「はい、しばらく法機は凍結されます。今後は米軍とも連携しながら、国の平和を……」

「しかし! 国民からは米軍の介入を許していいのかと批判が」

「ではこれで、記者会見を終わりにします。」

「ちょ、ちょっと! 逃げるんですか!」


 会見に臨んだ自衛隊幹部は、頭を下げると。

 記者からの容赦ない質問から、逃げるようにその場を去る。





「……まあ、結局は米軍に力を借りるより他なくなったんじゃなくって?」

「そうね……」

「うむ……」

「ミリア……」

「……雷魔さん。」


 縦浜の魔法塔華院別邸にて。


 自衛隊幹部による会見のテレビ中継を、凸凹飛行隊は見ていた。


 テレビを消しつつため息を漏らしながら言うマリアナの言葉に、珍しく法使夏が反応せず。


 マリアナは、法使夏に少し苛立つ。


「ミリア……大丈夫かな」

「……雷魔さん!」

「!? は、はいマリアナ様!」

「は、はい、じゃなくってよ! 雷魔さん、わたくしの話を聞いていないとはどういうつもりであって?」

「も、申し訳ございません!」


 マリアナの怒声に、はっとした法使夏は。

 慌てて彼女に謝る。


「ま、まあ大丈夫よ雷魔法使夏! 魔女辺赤音やメアリーさんも一緒だし、形式的な質問ばかりだろうし」

「さあて、それはどうであってかしらね。」

「ま、魔法塔華院マリアナ! も、もっと空気を!」


 青夢はそんな法使夏を慰めようとするが、マリアナは追い討ちのごとく言い青夢を慌てさせる。


 あの戦いの直後。

 赤音とミリア、メアリーは警察に拘束され。


 一度は魔女社会を裏切った者として、今取り調べを受けている。


「ああら、その通りじゃなくって? まああのアラクネさんの命令もあってとはいえ、わたくしたちを――この魔女社会を自分たちのために売るような真似をしてしまったことは事実じゃないの。」

「そ、それはそうだけど!」


 マリアナは尚も続け。

 青夢はそれに、突っかかる。


「それに……わたくしはあのアラクネさんも信用できなくなってよ魔女木さん。どんな理由があったのであれ、わたくしたちを騙すような真似を」

「う、それは……」


 しかしこのマリアナの言葉には。

 青夢は、何も言えなくなる。


 と、その時である。


「お、お嬢様! そ、そ、そ、外に!」

「!? え、何であって?」


 血相を変え、メイドが部屋に飛び込んで来たのだ。


 ◆◇


「み、ミリア!」

「あなたたち……警察にいたんじゃなくって?」

「ああ、そやったが……抜け出して来たわ!」

「な……もう……」

「な、何と……」


 果たして、メイドの言う通り外には。

 法機マルタに、キルケ・メーデイア。


 それぞれの法機を着陸させ、立っている赤音とミリア、メアリーの姿が。


「ミリア!」

「法使夏……ま、来てやったわ……」


 法使夏はミリアに呼びかけ。

 ミリアは決まり悪げに、頭を掻き目を逸らす。


「ああ、悪いねえミリアの元お友達……あたしらは、ここでトンズラさ!」

「ああ、そういうことや!」

「あら……ここは天下の魔法塔華院別邸であってよ。そんなことができると思って?」


 高らかに宣言する赤音たちだが。

 マリアナの言葉と共に、警護の者たちが現れて彼女らを取り囲む。


「おやおや……ずいぶんと手荒い歓迎やな!」

「お生憎様だけれど、あなた方は招かれざる客。歓迎ではなくってよ!」

「メアリー姐様!」

「ふん……」


 赤音たちは周りを見渡す。

 しかし。


「メアリーの姉ちゃん!」

「あいさー! ……hccps://circe.wac/、セレクト 変身薬(ビーストライズ) エグゼキュート!」

「!? く、術を!」

「み、ミリア!」


 赤音の言葉に、メアリーは術を発動させ。

 たちまち周囲は、眩く光る。


「法使夏……あんたとの決着はいずれ着けてあげるわ! まあ今は……せいぜいその時を待っていなさい!」

「ああ、そうだね!」

「ほなな〜!」

「ま、待ちなさい!」


 それにマリアナたちが、目を眩ませている間に。

 赤音たちは再び乗機を駆り、飛んで行ったのだった。




「さあ、行こうミリア、騎士団長!」

「は、はい姐様!」

「おやおや……もう騎士団長は」


 飛び立ちながら赤音たちが、談笑していると。


「まったく……呆れたものね。」

「! あ、アラクネ姐様!」


 アラクネが、三人の駆る法機の前に現れる。


「脱獄なんて……」

「これについては目え瞑ってほしいわ! あたしらにはあたしらなりの罪の償い方があるんや……牢屋ん中でできんやり方がな!」

「……はいはい。まあ、私の作戦のせいだものね……」


 赤音の言葉にアラクネは、ため息を吐きながらも。

 彼女たちを、ひいては魔女社会を自分の作戦に巻き込んでしまったことに負い目があることを吐露する。


「姐様……」

「えっと……アラクネさん! その、あたしらを助けてくれて感謝するよ!」

「は、はいメアリー姐様! あ、ありがとうございます!」

「あらあら……どういたしまして♡」


 ミリアとメアリーの言葉に。

 アラクネは、笑顔を見せる。


「お、おお……」

「きれい……」

「こ、こらあ! アラクネ姐様はあたしのやで!」


 見惚れるミリアとメアリーに。

 赤音は嫉妬していた。


 ◆◇


「そうか、そんなことが……」

「あ、はい……ごめんなさい。」

「あ、いや! 魔女木さんが謝ることじゃ!」


 その数時間後、聖マリアナ学園では。

 戦乙女の法騎なる、半人半法機の形態から通常法機の形態に戻ったジャンヌダルクやカーミラの整備に加え、ルサールカにクロウリーの機体再構成作業が行われる中。


 青夢は矢魔道に、先ほどの別邸での一件を話していたのだ。


「あ、ところで魔女木さん。その……アラクネさん、だっけ?」

「あ、はい! 無事復活しましたよ!」

「……よかった……」


 矢魔道は、一番と言っていいほど気がかりだったことを尋ねて。


 その答えを聞き、ほっと胸を撫で下ろす。


 ◆◇


 ―― 魔女木さん。魔女辺赤音まで、まだ助けようとおっしゃって? あの女は、わたくしたちを裏切ってあのアラクネさんまで葬ったのであってよ!


 ――! ええ……そうね。


「く……アラクネさん、そんな……」


 アラクネの一時的な消滅直後。

 マリアナと青夢の言葉を立ち聞きしてしまっていた矢魔道は、その場に崩れ落ちた。


 記憶では幼少期に出会った、あの女性。

 彼女に少しでも近づきたい一心で、整備士になった。


 いわば彼女は、彼の希望そのものだったのだ。


 ◆◇


「(そうか……復活したんだな、アラクネさん。)」

「!? や、矢魔道さん?」

「! あ、いや失礼……」


 しかしアラクネを失った時の絶望から立ち直り、明るい表情を浮かべていた矢魔道だが。


 青夢の言葉に、はっとする。


「さあて、法機の工事を済ませなくてはね! 魔女木さん、お疲れ様!」

「! い、いえそんなあ……や、矢魔道さんこそお疲れ様です!」


 矢魔道の労いの言葉に青夢は、分かりやす過ぎるほど喜び。


 そのままスキップしつつ、整備場を後にする。


「アラクネさん……いつか、あなたの下に到達して見せます!」


 そんな青夢の気持ちとは裏腹に、矢魔道の気持ちはアラクネに向いていた。


「よおし、これからも……できるかどうか分からないけど、全てを救うわ!」


 青夢はそんな矢魔道の気持ちも知らず、空を仰ぐ。


 ◆◇


「ククク……キシダンチョウノ、ムシケラドモ!」

「……はっ、我らが王よ!」


 魔男の円卓にて。

 あたかもシャンデリアのごとく、その円卓に降りかけてストンと空中静止したものは。


 蜘蛛男の騎士王――中途半端に脚のみ実体化し、さながら両手の様になっているダークウェブの王タランチュラだ。


「わたくし魔男の騎士団長、マージン・アルカナと申します。王におかれましては、何卒……これまで不届きにも我らが記憶より抜け落ちておりましたこと、深くお詫びいたします!」

「ははあ!!」


 アルカナは、あくまで他の騎士団長同様に忘れていた記憶を思い出した体を装い深々と頭を下げ。


 その他十一騎士団長たちも、続々と名乗る。


「先代ギリス・バーンに代わり龍男の騎士団長を拝命いたしました、テグル・ベリットと申します。」

狼男(ろうだん)の騎士団長、ウィズ・ウルグル!」

鳥男(ちょうだん)の騎士団長、タンガ・サロ!」

木男(もくだん)の騎士団長、リーフ・アントン!」


 そうして十一騎士団長は、全て名乗った。


「ククク……アア、マアオボエラレヌガナ、ムシケラノキシダンチョウナド!」

「ははあ!」


 タランチュラは騎士団長たちに不敵な笑みを向ける。


「(くっ、ダークウェブの姫君――あの小娘め!)」


 アルカナは頭を下げたまま、苦悶に顔を歪める。

 そう、今の、他の騎士団長までもがタランチュラの記憶を取り戻している状況は。


 他ならぬアリアドネの指示だった。


 ◆◇


「こうなれば仕方はありません……他の騎士団にも、私たちの王にまつわる記憶を復活させましょう。」

「な!? ひ、姫君恐れながら……」

「何ですかアルカナ、私に苦言を?」

「い、いえ! 滅相もございません……」


 争奪聖杯の直後。

 ダークウェブの最深部でアリアドネは、アルカナと話をしていたが。


 その内容は無論、騎士団長では唯一タランチュラの記憶を有していたアルカナにとって受け入れがたいものだった。


 この王の記憶を覚えているか、否か――それぞ、アルカナがこれまでこの円卓において影で優位性を発揮できた最大の所以であるからだ。


「まあこの際ですから単刀直入に言いますが……あなたには失望しましたよ。」

「ひ、姫君!」


 アルカナは屈辱に震える。

 タランチュラの権威を笠に着ているだけのアリアドネに、何故こんな言葉を言われねばならないのか――


「もはや今後のこと、あなた一人には任せておけないということです。であれば、仕方ありません。他の騎士団長にも、協力を仰がねば!」

「は、ははあ……」


 アリアドネの、尤もとはいえ屈辱的な言葉に。

 アルカナは、にべもなく応じる他なし。


 ◆◇


「まあよいですわ私の王。さあて……魔女社会には少なからず打撃を与えたとはいえ、こちらも多く幻獣機スパルトイを損耗しましたね! ……誰かさんのせいで。」

「! はっ……」

「ははあ、ダークウェブの姫君!」


 と、アルカナが屈辱を噛み締めているや。

 噂をすれば影とばかり、アリアドネが現れて遠回しにアルカナを卑下し。


 再びアルカナと他騎士団長たちは平伏する。


「さらに、手立てもなくなりつつある中ですが……どういたしましょうか。」

「! 姫君よ……私に、考えがございます。」

「いえ、私に!」

「私にも!」

「……ほう? 狼男、鳥男、木男の騎士団長たち。その考えとは?」


 アリアドネが策を求めるや。

 やはりというべきか、これまでの戦いでも争奪聖杯でも傍観を決め込んでいた三騎士団が名乗りを上げた。


「(ふん、今に思い知るがいい忌わしき姫君に魔女木青夢! この屈辱、必ず……)」


 アルカナは、そんなアリアドネや青夢に対し雪辱の念を抱きつつ堪えていた。


 ◆◇


「マリアナさん。まあ……今回の凸凹飛行隊の活躍も、見事でしたわ。」

「……恐れ入ります、お母様。」


 魔法塔華院コンツェルン本社、社長室にて。

 母のその労いがあまり自分に向けてのものではないことに不満を感じつつも、マリアナは深々と頭を下げる。


「……さて、今回の一件で法機の信頼は大きく揺らぎつつあります。いよいよ……()()を発動させる時かと。」

「!? お、お母様これは!」


 しかしマリアナは。

 母が徐に取り出した資料の表紙に書かれた内容を見て、目を丸くする。


 空宙都市計画――


「ええ、その名も空宙都市計画(コード・ザ・シティ)です。……当然あなた方凸凹飛行隊が、中心となり進めていただくことになりますわ。」


 マリアナの母アリアは、娘を見つめながら答える。


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