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マッドサイエンティストが行く
「んっ・・・・成功したようだな・・・」
何もない荒野を見てわしは・・・じゃなかった俺はそういった。
2XXX年、私は科学者をしていた。
ノーベル賞もすべて取り、私にできないものはなかった。
完璧な設計図なら、ど〇でもドア・ガ〇ダムだろうと作れた。
しかし、わしは救いようのないこの世界に飽きてしまった。
わしの発明が戦争に使われて、多くの人が死んだ・・・
わしは疲れた・・・
だからわしは・・・・いや俺はこの世界を抜け出したんだ・・・
「ふぅ~案外できるもんだな」
俺は、元の世界で若返りの薬と次元移動装置を作り上げた(もちろん特許はとった)
それで別の次元に来てみたんだが・・・・生命がいくつあっても足らなかった
5回目で今いる次元についたんだが・・・
「つか、なんもないな~」
見渡す限りの草原
遠くに見える山々
足元にはなぜか人が倒れていた。
んっ?なんかおかしくないか・・・
いや気のせいだ。気のせいにしておこう。さわらぬ神に何とやら
華麗に(?)かつ速やかに(?)行こうとしたら、足をつかまれて倒れてしまった。