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三日目 新アポロ計画
当初地球ももっとも接近するのが1ヶ月ほどと想定していたNASAであったが
発見から三日目急遽異変が起きた
速度が落ちていると思われていた物体は一気に速度を速め地球から見て月の裏側に停滞していた
月によりその情報を得られず 衛星によってなんとか物体の位置の特定を行っていた
僅か1日で本来なら肉眼でも確認できる位置に近付き
隠れるように月の裏側に5つの物体がいるのが確認できた
急遽NASAは監視衛星の打上げ準備に入る
現在の地球の技術では月までおよそ3日はかかるその打上げ船の製造を考慮すると本来なら1年以上かかる作業であるが
無人探査という形をとり既存の打上げ船を改造する形で急ピッチに製造されていた
それでも感性までに1ヶ月以上を要する計算であった